
最後の3泊はヒルトン系列のエンバシースイートです。
割りと安く取れたアウラニディズニーリゾートと悩みまくり、出発直前まで両方とも押さえていました。
しかし、アウラニディズニーは子連れに評判が良いですが、娘はまだディズニーにあまり興味がありません。
安く取れたとは言ってもエンバシースイートとは価格にかなり差がありますし、最終日は10時にはホテルを後にしなければならないので、ちょっともったいない。
お金も無いので、アウラニディズニーは次回に回すことにしました。
ヒルトンのシルバーステータスなので、ヒルトン尽くしも良いかなと。
ヒルトンハワイアンビレッジからエンバシーまで、どのように移動するかが問題です。
タクシーを使っても5ドル位なので、お金は問題ではないのですが、それなりの時間を客待ちしたタクシーに対して申し訳ないし。
かと言って、アラモアナセンターではしゃいだ娘は寝てしまっているし。
私がスーツケース2つにリュック2つにボストンバッグ1つ持って、妻が娘を抱っこして、歩いてエンバシーまで行くことにしました。
荷物はスーツケースに載せて運ぶので大して問題ではないのですが、何せ段差が多くて一苦労。
15分程でエンバシーに着いた時は汗だくです。
ウエルカムドリンクが喉に心地良い。
ヒルトンハワイアンビレッジに比べると格段に落ち着いた雰囲気です。
このホテルは全室スイートなので、リビングダイニングと寝室が分かれています。
私の部屋は20階のオーシャンビューで、見晴らしも良かったです。
立地も良く、食事や買い物に困りません。
プールは広いとは言えませんが、キッズプールにジャグジーもあります。
娘はキッズプールでひたすらジャンプを繰り返していました。
エンバシーの売りは5時半から7時半までのカクテルタイムです。
アルコールが飲み放題で、軽いスナック菓子も提供されます。
外からピザなどを買って持ち込んでいる人も多数いました。
金曜土曜は生演奏付き。
かなりの盛り上がりを見せています。
エンバシー初日の夕食は、カクテルタイムで酔っ払いながら、パンケーキが評判なエッグンシングスに行きました。
タイミング良く、ヒルトンから打ち上がる花火が見られます。
パンケーキは生クリームがゴテゴテで、とにかく甘い。
1回食べれば十分です。
何でそんなに人気だったのでしょうか。
2日目、朝食ビュッフェでは納豆もありました。
この日はハワイ初めての妻のためにダイヤモンドヘッド、娘のためにホノルル動物園に行くことにします。
ダイヤモンドヘッドまでのタクシーをホテルにお願いしたら、何とリムジンを用意してくれました。
普通のタクシーと同じ値段。
中は広くて快適ですが、振動が伝わるため、乗り心地はそんなに良くないですね。
とても紳士的だった運転手さんと記念撮影。
良い経験ができました。
ダイヤモンドヘッドの入場料は1人1ドル。
土曜日で人がとても多く、娘を歩かせるのも迷惑なので、基本は抱っこして行きました。
暑い日で本当にキツかったですが、何とか頂上まで行けました。
ワイキキビーチが見下ろせ、眺望が最高です。
下りでは娘は完全に寝てしまいました。
声を掛けて来たタクシーを使ってホノルル動物園に移動です。
大人1人14ドル、娘は6ドルと結構高い。
肝心の動物は暑くてグタ~としているか、どこにいるか全く見当たらないか、です。
娘が大好きなカバは「ただ今準備中」でした。
あまり動物が観られないので、娘はキッズスペースの方が楽しかったようです。
ホノルル動物園からホテルまでワイキキビーチを眺めながら歩いて帰りました。
2km弱ですが、またしても娘が寝てしまい、これまたキツい。
土曜だけあってワイキキビーチは黒山の人だかり。
周囲には高級ブティックが立ち並び、江ノ島と表参道が合体したような雰囲気ですね。
妻が韓国ウォンをドルに両替したいと言うのでDFSに寄りました。
何とマカダミアナッツが安くても1箱16ドルもします。
時計ゾーンは充実していて、オメガやブライトリングはともかく、ヴァシュロンコンスタンタンの店舗もありました。
時計好きには堪りません。
暑い中をかなり歩いたので、ホテルのプールが気持ち良い。
プールで同い年くらいの子供にライバル意識を持つ娘の負けず嫌いな性格が垣間見えました。
夕食はカクテルタイムに外から買って来た惣菜と日本から持って来たサトウのご飯。
やはり白米は落ち着くなあ。
3日目は元々タクシーかレンタカーを借りてアウラニディズニーに行くつもりでした。
西側にも行ってみたかったので。
ところがアラモアナセンターのインフォメーションで道案内をしてもらった時に、マリオットのタイムシェアの説明会の勧誘をされました。
マリオットはアウラニディズニー近くで、1時間に2本のシャトルバスも通っていますし、歩ける距離でもあります。
無料送迎付きで100ドルのアメックスギフトカードもいただける上に、ホテルのプールも使えるとのことです。
条件は良いですが、説明会は2時間前後とのこと。
私はオアフの西部に行ければ良かったので、参加することにしました。
エンバシースイート近くからそれなりに寛げるバスに揺られること45分。
マリオットコオリナビーチクラブに到着しました。
ワイキキの喧騒が嘘のような落ち着いた感じのリゾートです。
実際の部屋も2ベッドルームでゆとりがあり、オーシャン側なら眺望も最高。
雰囲気もとても良いものでした。
入会金や年会費はヒルトンの同レベルの部屋とほぼ同じです。
後から調べたところ、このリゾートにはゲストルームもあり、2ベッドルームですと1泊10万円位します。
年会費が上昇しないと仮定すると、大体10年ちょっとで元が取れます。
ヒルトンですと元を取るのに20年位掛かるので、マリオットの方が良心的だと感じます。
まあ年会費が上昇しないことはあり得ないと思いますが。
しかもヒルトンの場合、ハワイ島のリゾートならともかく、ヒルトンハワイアンビレッジのあの騒がしさに数百万円なんてとても払えません。
いくら他のホテルにも泊まれるとは言っても手数料が掛かりますし。
それにしても、マリオットもヒルトンも勧誘の内容が全く同じなのは笑ってしまいました。
2時間の予定なのに3時間も掛かり、娘は退屈で寝ていました。
他の人もみんな3時間ぐらいは掛かったようですので、あまり時間が無い人は参加しない方が良いですね。
説明会を聞いたり、調べたりで随分とタイムシェアに詳しくなりました。
この商品は買う人を選びますね。
100ドルギフトカードでとても美味しい昼食を食べ、ようやくプールで遊びます。
砂があるラグーンや滝の流れ落ちるプールもあり、娘も大喜び。
3箇所あるビーチも大きな波が来ないように工夫されていました。
シュノーケリングをしたところ、水の透明度は高かったですが、殆ど魚は見られず。
ウミガメがいたようなのに、タイミング悪く逃してしまいました。
娘に「ミッキーさんに会いに行こうよ」と言いましたが、「イヤ、プールがいい!」と言うので、結局アウラニディズニーには行けず。
私も妻も特にディズニーに興味が無いので、まあ別に良いのですが。
このホテルは本当に良かったので、一度ゲストルームに泊まろうと思います。
体験宿泊もあるようです。
エンバシーに戻り、カクテルタイム。
娘はオーストラリア人の2歳の女の子と仲良くなり、ずっと遊んでいました。
「パパも髪が黒い、ママも髪が黒い、○○ちゃんも髪が黒い。なんでお友達は違うの?」と何度も聞いて来ました。
こういう経験が娘の国際感覚を磨いてくれると信じます。
空港までも日本で定額制のチャーリーズタクシーを頼んでおいたのですが、指定の時刻にいません。
電話をすると予約が入っていないとのこと。
空港からホテルまでと一緒に取ったのに、帰りだけ予約が消えてしまっています。
チャーリーズタクシーからの予約受付のメールもあるので、それを告げ、直ぐにホテルまで来てもらいました。
機内持ち込み荷物検査は長蛇の列。
あまりの長さに窓口を増やして対応していました。
ビジネスクラスはGOLD LANEと言う優先レーンを使えますのでまだ良かったですが、それでも結構待ちました。
ホノルル空港にはANAラウンジが無いので、UAラウンジを使います。
アルコール類はありましたが、食事はスナック類があるくらい。
座席はビジネスクラスの一番後ろを指定しました。
せめてコンセントは欲しいものです。
食事は美味しく、うどんやアイスなどの軽食も好きな時に頼むことが出来ます。
娘が寝ている隙にディカプリオ主演のレヴェナントを観終えました。
予定よりも30分遅れて成田空港に到着。
まだまだ花粉が激しいのが機内から降りて直ぐに分かりました。
成田空港の外国人用の入国審査は今まで見たことがないような長蛇の列でした。
あれを見ると他の国の文句は言えません。
特にこの時期は留学生や花見客で入国者が多いそうです。
11泊13日の旅もあっという間に終わり。
雨もレンタカーを運転している時に降ったぐらいで、とても天気に恵まれました。
ワイキキはちょっと騒がしかったですが、ハワイ島やオアフ西部は良かったなあ。
結構テスラが走っているのが驚きでした。
娘はハワイを気に入ったようなので、近々また訪れたいと思います。
来年の3月の旅行先は既に決めているので、早くても再来年以降ですが。
さあ気持ちを切り替えて仕事に励みます!