
A4アバントの試乗を終えると、「Q7はいかがですか」とおっしゃっていただきました。
カタログスペックを紹介します。
全長5070mm×全幅1970mm×全高1705mmで、車重は2000kg。
直4 2.0Lターボが252ps/37.7kgm(V6 3.0Lスーチャは333ps/44.9kgm)を発揮。
8速Sティプトロニックで、燃費は12.6km/L(V6モデルは11.7km/L)
最小回転半径は5.7m。
価格は
・2.0TFSI クワトロ 804万円
・3.0TFSI クアトロ 929万円
となっていて、S lineパッケージは82万円(V6ならば71万円)です。
エアサスと4輪操舵のセットオプションは46万円。
試乗車を見た瞬間に感じるのはとにかく大きい。
日本の道路事情に合わないことこの上ない。
これでも先代よりも少し小さくなっているようですが。
目つきも鋭く、結構威圧感があるデザインです。
内装は重厚感があってとても落ち着いた雰囲気です。
オプションで3列シートだったのですが、3列にしてもそれなりの荷室スペースが確保されています。
3列目を収納すればフラットで広大な荷室スペースが出現します。
後部座席もユッタリとしていて、シートは肉厚でとても座り心地が良かったです。
営業の方は「この大きさですが、結構俊敏な動きを見せます」とおっしゃっていましたが、明らかに2.0Lでは力不足のように思えます。
一方乗り心地は素晴らしく、エアサス非装着でしたが、しっとりとした味付けでした。
それでいてロールは抑えられています。
静粛性も高く、アイポイントの高さを除けばラージセダンを運転している印象です。
これは後部座席に座るべき車なのでしょう。
そんなに飛ばしていなくても、瞬間燃費計は8km/Lを上回ることは殆どなく、カタログ燃費の12.6km/Lが出るとはとても思えませんでした。
例えばマトリクスLEDヘッドライトのオプションが、V6モデルであれば直4モデルの半額以下であることを考えれば、オプションをたくさん付ける人ならV6モデルの方が良いと思います。
どうしても直4ですと踏んでしまいますので、燃費もさほど変わらないと思えますし。
S4に積まれていたV6スーチャならストレスなく結構楽しい車になるのではないでしょうか。
アウディSUVのフラッグシップだけあって、オプション金額もかなり高額なため、直4モデルでも乗り出し価格は4桁万円になるのが一般的だと思います。
私が1人で試乗でしている最中、娘は妻と一緒にずっとキッズスペースで遊んでいました。
退屈せずにすんで良かった。
娘に「どの車がいい?」と聞くと、たくさんある展示車の中からS1を選びました。
おっ、通だなあ。
アウディのお隣りのメルセデスではAMGフェアをやっていて、S63だのGLS63だのGLE43などの試乗に遭遇しました。
覗いてみたかったのですが、娘が「お腹が空いた」と怒るので、仕方なく諦め、ラーメン屋に寄って帰りました。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2016/05/17 22:37:58