
職場の友人の強い希望があり、今更ながらレクサスLCの試乗に行きました。
LCには3.5L+モーターの500hと、今時珍しい5.0L NA(477ps/55.1kgm)の500の2種類があります。
500hはCVT、500は10速ATで、燃費はそれぞれ15.8km/hと7.8km/L。
価格は500hは1350万円~1450万円、500が1300万円~1400万円です。
青がとても綺麗なディープブルーマイカの500hが展示してありました。
レクサスは本当に外装色にお金を掛けていると感じます。
リアデザインはどことなくアストンっぽくて好きです。
前に見た時と同じ感想ですが、やはり内装はちょっとゴテゴテしてますね。
後席は一応座れますが、私は1時間が限界です。
TT以上6シリーズ以下といった感じ。
予想以上にトランクが狭く、これでは2人での旅行も2泊3日が限界です。
試乗車は500hも500もあったのですが、友人が500を希望したのでそちらにしました。
私も500の方が良かったので好都合。
カーボンルーフなどを装備した黒のSパッケージでした。
いつものように友人からハンドルを握り、私は助手席です。
こういう車はシートが硬いことが多いですが、座面がアルカンターラで座り心地は悪くありません。
何よりも乗り心地が良いことに驚きました。
スポーツ+モードにすれば確かに足回りは引き締まりますが、全く不快に感じません。
21インチを纏っているとは思えません。
営業の方の話では「LCはラグジュアリークーペなので、乗り心地などを損なわないようにしています」とのことでした。
内装もスポーツカーだと思えば余分な出っ張りやスイッチが多過ぎるように思いますが、ラグジュアリーカーだと言われれば納得ができます。
カーボンセラミックブレーキがオプションでも設定がないことも理解できました。
お次は私の番です。
さすが日本車、右ハンドルでのシートポジションがバッチリ決まります。
思ったよりもアイポイントは低くなく、1920mmの車幅の割りには車両感覚も掴みやすい。
このNAならではのスムースな加速感は良いですね。
気持ち良く響くエギゾーストと合わせてスポーツカーに乗っている醍醐味が味わえます。
猫も杓子もターボ化したこの時代に大排気量NAを選べるのは幸せなことですね。
一方ミッションは何速が適切なのかよく分からないため、積極的にパドルを使う気にはなりませんでした。
ステアフィールは自然で好感が持てます。
ワインディングもキビキビ走るのではないかと予想できました。
後席はともかく、助手席の人を不快にさせないレクサスらしいスポーツカーだと思います。
見た目と乗り味が一致していないと言うべきか。
ラグジュアリークーペならもう少し実用性は欲しいですが。
1300万円~と言う価格は中々手が出しにくいと思いますが、1000万円オーバーのスポーツクーペの多くがいかにも分かりやすい(ある意味では単純な)速さや音を見せて来ることに対して、LCの自然さは唯一無二とも言えると感じます。
次期LSについても軽く聞きました。
500hは3.5L+モーターですが、500は3.5Lツインターボ(422ps/61.2kgm)とのことです。
とにかく安全性能が高いそうなので、早く試乗してみたいです。
ブログ一覧 |
試乗記 | クルマ
Posted at
2017/07/03 23:37:56