
レクサス・NXがマイナーチェンジしたので見に行って来ました。
2.0Lターボの「300」が440万円~532万円、ハイブリッドの「300h」が504万円~596万円と、マイチェン前に比べて14万円程度値上がりしていますが、予防安全パッケージが標準装備になったので、総合的に考えれば値下げとも言えるとのことでした。
全長4640mm×全幅1845m×全高1645mmで、車重は1800kg前後です。
情報が出回った時に賛否あったブロンズホイールはversion L専用のオプションです。
展示車はまだ用意が無いですが、「I パッケージ」の300hの試乗車がありました。
「スパークリングメテオメタリック」なる鮮やかな青が印象的。
どこが変わったのかは中々分かりづらいですが、腰高感が薄れ、ドッシリとした印象になりました。
流れるウインカーを採用するなど、全体的によりRXに近くなったと言うべきでしょうか。
内装の質感も向上し、特にナビ画面が大きくなったのが好印象。
リアシートの前後幅はそこまでではないですが、それなりにリクライニングするので、全長の割りにはゆったりと乗ることができます。
荷室も奥行きは今一つながら、トノボードを外した床下の収納スペースもあるので、使い勝手は良さそうです。
試乗を勧めていただいたので乗ってみました。
マイチェン前モデルの時にも思いましたが、I パッケージの合皮シート「L tex」は座り心地が良く、とても疲れにくいです。
このシートのためにFスポーツではなくI パッケージを選ぶ人もいるとのこと。
走らせると、剛性感が高く、落ち着いた乗り味になったように感じます。
CVT特有の滑る感じは薄く、スポーツモードにするとアクセルの反応と速度上昇が自然で楽しい。
もう少し音が楽しめると良いのですが。
シートはあまり下げられないにも関わらず、左フロントの死角が多い気がします。
近頃の輸入車は全幅が拡大し過ぎて、日常使用では不自由に感じることも多い。
そう言った意味で1850mmを切った全幅は日本の道路事情に合っていますよね。
更にBMWやアウディなどのシートは腰痛持ちには硬過ぎることが多いです。
レクサスは遊び心が少ないですが、逆に考えれば真面目な車作りとも言えますし、それは5年保証が無料で付いて来ることなどからも窺えます。
特にNXはレクサスの中でも最もリセールが良いそうなので、先のことを考えても安心ですね。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2017/09/15 21:55:34