
友人と新型フォレスターの試乗をして来ました。
カタログスペックを紹介します。
全長4625mm×全幅1815mm×全高1715mmで、車重は1530kg。
2.5L直4ガソリンNA(184ps/24.4kgm)と、2.0L直4+モーター(145ps+13.6ps/19.2kgm+6.6kgm)の2本立て。
ハイブリッドは9月14日発売です。
AWDで、トランスミッションはCVT。
燃費は、2.5L NAが14.4km/Lで、ハイブリッドが18.6km/L。
最小回転半径は5.4m。
車両本体価格は、2.5L NAが280.8万円~、ハイブリッドは「Advance」というグレードのみで310万円。
ただしナビは付いていません。
パナソニックか三菱を選ぶことが多いようです。
私の愛するパイオニアはナビの分野でも遅れてしまいつつあるようです。
試乗車は外装色が独特の緑色のプレミアム。
先代モデルと並ぶと顔つきが精悍になっていることが分かります。
リアは明らかに先代とは違い、コの字型のテールランプが特徴。
マフラー1本出しなのが残念な限り。
内装はピアノブラックが効果的に用いられるなど、本当に質感が向上しました。
オプションの8インチナビも使いやすそうです。
驚いたのが後席の広さ。
明らかに広くなっています。
30mm延びたホイールベースはリアシートの足元に使われているそうです。
エアコン吹き出し口も備わり、同乗者に更に優しい車になりました。
荷室の開口部も拡大し、荷物の出し入れが楽になりそう。
試乗車には付いていませんでしたが、電動パワーテールゲートの動きも速くなったそうです。
走り出すと乗り味がとても上質になっていることに驚きます。
新しいプラットフォーム(SGP)による剛性の高まりが、安定した走りに繋がっていると思えます。
以前にレガシィアウトバックに試乗した時も2.5L NAの自然なフィールに好感が持てましたが、直噴になったことでより出力が増し、予想以上に活発なエンジンだと感じます。
勿論先代2.0Lターボのような目覚ましい加速感はありませんが、SモードですとNAらしく気持ち良く上まで回ってくれます。
S♯モードがないのが残念な限り。
ブレーキのフィールも自然。
高速道路の制限速度引き上げに合わせてか、ACCの設定上限速度も140km/hになり実用性が増しています。
友人の運転で後席にも乗ってみましたが、上下の揺さぶれが減り、快適な乗り心地になっています。
リクライニング機能も備わっていますし。
今までフォレスターのターボに乗っている身からすると、オンロードSUVとしての要素が増しているように感じます。
乗り味も含めて高級志向を目指していると言うべきか。
ターボの設定が無いのは残念ですが、比率の高い日本でも10%以下だったそうで、仕方ないのかも知れません。
ハイブリッドにも乗り比べてみたいですね。
今回から標準となったXブレイクが展示車としてありました。
内装もポップで、撥水シートは座り心地も良い。
リアのブラックも今時の流行りがして、先代との差別化をはかっています。
ただしちょっとオレンジが子供っぽい感じ。
特にサイドのオレンジは要らなかったのでは。
また黒のホイールもオモチャっぽい。
Xブレイクを選ぶなら、STIのホイールを買い、こちらをスタッドレス用にするのが良いのではないかと思います。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2018/07/22 21:24:30