
クラウンが誕生70周年を迎え、まずはクロスオーバーに特別仕様車が設定されました。
特別装備としては以下の通りです。
▽エクステリア
特別設定色
・プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール
・プレシャスメタル×ブラック[メーカーオプション]
225/45R21タイヤ&21×7½Jアルミホイール(マットブラック塗装)&センターオーナメント
サイドデカール(特別仕様車用)[メーカーオプション]
ドアウインドゥフレームモールディング(SUS/ブラック)
ドアベルトモールディング(SUS/ブラック)
トヨタエンブレム(リヤ/ブラック)
車名エンブレム(リヤ/漆黒メッキ)
▽インテリア
特別設定内装色 ブラックラスター
プレミアムシフトノブ(70th ロゴ入り)
専用レーザー加飾(THE 70th ロゴ入り/インストルメントパネル)
クラウン専用キー(2個/THE 70th ロゴ入り)
プロジェクションカーテシイルミ(THE 70th ロゴ入り/フロントドア左右)
マニュアルケース(THE 70th ロゴ入り)
▽「RS」グレード専用
スポーツシート(スポーツレザー[本革]/レッドステッチ付)
本革巻き3本スポークステアリングホイール(ステアリングスイッチ周辺[ウォームスティール]+スポーク[ダークグレーメタル]+ステッチ[ライトグレー/かがり縫い]+ディンプル加工/ステアリングヒーター+タッチセンサー付)
アルミペダル
車両本体価格はZが600万円、RSが680万円。
個人的に白とメタルの2トーンカラーが絶妙に格好良く感じ、話を聞きに行って来ました。
2023年式のRSの試乗車があったので、まずは乗らせていただきます。
2.4L 4気筒ターボを基本に、6段AT内蔵のモーターと多板クラッチを組み合わせたワンモーター2クラッチハイブリッドで、349PSのシステム最高出力を誇ります。
出足が鋭く、4気筒にしては悪くないサウンドを響かせます。
ですが、1950kgの車重のためか、ブレーキの利きが明らかに不足している印象です。
街乗り試乗ではFFベースということは全く感じませんでした。
重厚感がある乗り心地は、クラウンの伝統を受け継いでいると感じます。
若い購買層を狙っていることもあってか、ゴチャゴチャした内装の色遣いは気になりました(70周年モデルなら色合いも変わりますが)。
また、トランクは奥行きがありますが天地はありませんので、ゴルフバッグならいいけれどスーツケースには適していません。
そもそも入れづらい。
トランクスルーもスキー板などの長尺物のために中央部が開くだけで、リアシートは倒れません。
ホイールベースが2850㎜もある上に後席リクライニングも付いているので、後席の快適性は素晴らしい。
この辺りはさすがクラウンです。
全長4930mmに対して全幅1830mm と割りと抑えられているので、使い勝手は意外といいかもです。
良いところと悪いところがハッキリしたモデルのように感じました。
クラウンだけで4種類もあるのですから(クロスオーバーが1弾目とは言え)、それぞれの個性を際立たせたのでしょうね。
今、トヨタはレクサスのように値引きを基本的にしない販売方式に切り替えつつあるそうです。
特に東京はその方針を4月から徹底しているとのこと。
「決算期特別!」などの文言をそのうちに見ることはなくなるのでしょうか。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2025/04/17 20:16:28