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2016年10月18日 イイね!

マセラティ レヴァンテS 試乗

マセラティ レヴァンテS 試乗職場の友人と念願のマセラティ・レヴァンテの試乗をして来ました。

カタログスペックを紹介します。

全長5004mm×全幅1968mm×全高1679mmで、車重は2110kg。

3.0L V6ツインターボで、ベースグレードは350ps/51.0kgm、Sは430ps/59.1kgmを発揮。

8速ATで、0-100km/h加速はベースグレードが6.0秒、Sが5.2秒。

左ハンドルの4WDのみの設定です。

価格はベースグレードが1080万円、Sが1279万円。

オプション価格は、装備充実のSであれば250万円以内で主要なものは付くそうです。

納期はおよそ半年。

右ハンドルのみで車両本体価格が1000万円を切っているディーゼルの受注も開始したとのことでした。


試乗車はSで、ブラウンとワインレッドの中間のようなとても味わい深い外装色。





迫力ある外観をうまく中和させています。

マセラティのブランドにマッチしているように思いますが、リセールを考えると勇気の要る色です。

内装は近頃のマセラティのイメージを更に磨き上げた印象で、大きなナビ画面が特徴的です。



ドイツ車の機能的な内装とはまた違った世界観。

荷室にはゴルフバッグが2個置かれていました。



十分な広さです。


最初は友人から試乗し、私は後席に座りました。



座面が短く硬めなため、快適な環境とは言い難いです。

これだけの全長があるのですから、もう少しゆったりした後席になりそうなものですが、あくまでドライバー優先なのでしょう。

一方、硬過ぎず柔らか過ぎずの足回りはフラットな乗り心地を実現していて、とても好感が持てます。

オプションのエアサスのお蔭の可能性もあります。

ノーマルモードでも迫力あるエギゾーストノートが響きますが、スポーツモードにすると振動を伴った重低音が腹に伝わって来ます。

後席に家族を乗せることが多ければ、必ず一緒に試乗をして、意見を聞くべきだと感じました。

きしみ音やビビリ音も結構聞こえ、この辺りもイタリア車です(笑)


お次は私がステアリングを握りました。

とてもワイドな空間で、左足の置き場にちょっと困ります。

2m近い全幅で左ハンドルですので、最初は気を遣いました。

思ったよりも見切りは良く、車幅感覚は掴みやすいです。

それでもこの大きさですので、様々な制約は受けることになるでしょうが。


アクセルを踏めばノーマルモードでも十分な加速感。

反応が速いので、一度減速してからの再加速もとてもスムース。

スポーツモードにすれば2トン超のラージSUVとは思えない素早い身のこなしです。

気持ち良い音を奏でながらの加速は病み付きになりそう。

ジャンルに関わらず1000万円オーバーの車は、演出も重要な要素ですよね。

ATは全く段付きを感じさせませんし、大きなパドルは扱いやすく、しかも固定式です。

ブレーキの効きも、Sは性能の良い6ポットブレーキキャリパーを採用しているとのことで、悪くはありません。

加減速はドライバーの意のままに素直な反応を見せるのに対し、ステアリングの反応はちょっとダルです。

上半身と下半身がチグハグな印象を受けました。

また、足回りを硬くできたのですが、街乗りでは違いがよく分かりませんでした。


細かい煮詰め不足は散見されるものの、SUVでもマセラティらしさは感じられました。

ドイツ車に乗り飽きた人のための車というのがよく分かります。

今一つリセールバリューが読めない不安はありますが、今なら注目度も高いでしょうし。

営業の方は「よくジャガーのF-PACEと比較されますが、車格が違います!」とおっしゃっていました。

確かにそれは感じますか、レヴァンテと比較されるようなF-PACEが実は結構お買い得なんでは…なんて感想も抱きました。

どちらにしても日常使いでは大き過ぎですよね。
Posted at 2016/10/18 21:34:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2016年09月19日 イイね!

スバル レヴォーグ 2.0STI 試乗

スバル レヴォーグ 2.0STI 試乗フォレスターを3年半点検に持って行きました。

待っている間、面白い試乗車はありませんかとお願いしたところ、レヴォーグSTIがあるとのことです。

喜んで乗らせていただくことにしました。

まずはカタログスペックを紹介します。

全長4690mm×全幅1780mm×全高1490mmで、車重は1590kg。

直4 1.6Lターボ(170ps/25.5kgm)と直4 2.0Lターボ(300ps/40.8kgm)の二本立て。

CVTで、燃費は1.6Lが16.0km/L、2.0Lが13.2km/L。

1.6Lはレギュラーガソリンですが、2.0Lはハイオクです。

最小回転半径は5.5m。

車両本体価格は、1.6Lが349万円、2.0Lが394万円。

ただしナビはオプションです。

限定モデルではなく、カタログモデルとのことでした。


試乗車はカタログカラーのグレーの2.0STIで、とても綺麗な色です。



専用ホイールや専用マフラーなどが、ノーマルレヴォーグとの違いを生み出しています。





写真で見るよりも迫力ある外観だと思います。

内装はさらに挑戦的で、ボルドーのみの設定。





黒に赤の組み合わせが私の心に刺さります。

本当にカッコ良いなあ。


早速試乗開始です。

最初はIモードでしたが、反応がとても速く、フォレスターのSモードに匹敵します。

フォレスターはアクセルの踏み感が軽いですが、レヴォーグSTIは程良い踏み応えで、スポーツカーに近いものです。

Sモードであれば、街乗りであれば過剰な加速感。

S♯モードですと、わざと段付きを感じさせ、気持ちを昂ぶらせます。

特筆すべきは足回りで、路面を捉えますが硬過ぎず、角が取れています。

このしなやかな乗り心地はとても好感が持てました。

さすが専用チューニングのビル足。

しかも静粛性がとても高い。

ブレーキの効きがもう少し欲しいのと、ステアフィールがちょっと人工的なところが難点でしょうか。


総合的な完成度の高さにとても感心しました。

荷室は広くて実用的だし。

後席はリクライニングしますが、後席用のエアコン吹き出し口が無いのが残念です。

ナビや後席モニターなどのオプションを入れて見積もりを出してもらったところ、乗り出し490万円。

心が動くのは私が快方に向かっている証拠でしょうか。


このディーラーには新型インプレッサが展示されていました。





見た目もスポーティですが、内装に気合いを入れているのが分かります。



スバル車も本当に質感が高くなりましたね。
Posted at 2016/09/19 21:44:11 | コメント(8) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2016年06月26日 イイね!

VW ゴルフ・オールトラック 試乗

VW ゴルフ・オールトラック 試乗次に試乗させていただいたのはゴルフ・オールトラック。

ゴルフ・ヴァリアントの車高をちょっと上げて4WD化したモデルです。

最初にカタログスペックを紹介します。

全長4585mm×全幅1800mm×全高1510mmで、車重は1540kg。

直4 1.8Lターボが180ps/28.6kgmを発揮。

6速DSGで、燃費は14.9km/L。

4WDで、最小回転半径は5.2m。

車両本体価格は、347万円と装備がちょっと良くなった367万円の2本立て。


外装色青のモデルが展示してありました。





ポイントとして使われるシルバーが今風のクロスオーバーを感じさせ、見た目は悪くありません。

内装もグレー中心のスポーティーな感じで、このクラスとしてはナビの画面が大きいのに好感が持てます。





パサート同様、位置はちょっと低いと思いますが。

後席の居住性は全長に応じてで、可も無く不可も無し。



荷室の広さをアピールするかのような展示のされ方で、ここがセールスポイントなのでしょう。




試乗車はボディカラーが赤で、これはこのモデルにとても合っているように思います。







シートはファブリックでしたが、座り心地が良く、それなりのホールド感もあります。

アイポイントはSUVモデルと言うよりも明らかにゴルフに近いものです。

実用性高いゴルフらしく、メーターの視認性も良く、四隅の把握もしやすい。


エンジンはポロGTIに積まれているものと同様ですが、あちらが7速DSGに対して、こちらは6速DSG。

「GTI」を名乗るモデルに積まれているだけあり、動力性能に文句はありません。

アウディほどSモードにした時の変化は感じられませんでしたが、アクセルの踏み代と加速が合っていて気持ちが良い。

もう少し演出があっても良いとは思いますが、その分、静粛性は高いです。

乗り心地も良いですが、ハンドリングはちょっと曖昧な印象。

カックンブレーキになりやすいになりやすいのでちょっと慣れが必要です。

いつもVWに感じますが、もう少しパドルシフトが大きければ良いのに。


峠を楽しく攻めると言うよりは、グランドツーリング的な使い方がキャラクターに合っていると感じます。

FFで140psの1.4Lを積んだゴルフ・ヴァリアントのハイラインが340万円ですから、オールトラックの347万円はとても戦略的ですね。

パサートと違いナビは18万円強のオプションなので、アップグレードパッケージで乗り出し価格は430万円前後。

このモデルもそれなりの値引きがありそうな雰囲気です。

パサート・ヴァリアントとの比較ですと、個人的には価格が安いこちらを選ぶかなあ。

どちらも違った魅力がありますね。
Posted at 2016/06/26 21:26:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2016年06月25日 イイね!

VW パサート・ヴァリアント 試乗

VW パサート・ヴァリアント 試乗ディーゼル排ガス偽装問題があってからVWへの興味を失っていましたが、以前にシロッコRを購入したディーラーから「そろそろ遊びに来ませんか」と誘われましたので、行って来ました。

フォレスターの買い替え候補としてパサート・ヴァリアントとゴルフ・オールトラックが気にもなっていましたので。

どちらも試乗車があるとのことで、まずはパサート・ヴァリアントに試乗させていただきました。

ガソリンエンジン車のカタログスペックを紹介します。

全長4775mm×全幅1830mm×全高1485mmで、車重は1510kg。

直4 1.4Lターボが150ps/25.5kgmを発揮。

7速DSGで、燃費は20.4km/L!

FFで、最小回転半径は5.4m。

車両本体価格は、トレンドラインの349万円~R-Lineの481万円。


展示車にハイラインのセダンがありました。



VWの伝統的な内装なのに、とても質感が高く、高級感があります。



後席の居住性も十分。



試乗車はヴァリアントのR-Line。







エアロを纏うことで、見た目はワゴンらしからぬスポーティーさです。

内装もシルバーと黒の組み合わせで、外観に合っています。



荷室は十分過ぎるほどのスペースでした。




この車格に1.4Lエンジンはどうかと思ったのですが、キビキビとした加速で、少なくとも街乗りではまず不満は無いと思います。

VWは実用トルクの出し方が上手ですよね。

大きさの割りに軽いこともあり、軽快感さえあります。

それもそのはずで、この間試乗したメルセデスSLC180スポーツとトルクも車重も殆ど一緒なのです。

パドルを使ってのシフトチェンジ速度もまあまあ速く、熟成された魅力を感じます。

一方、乗り心地はヒョコヒョコしており、大型ワゴンらしい落ち着きには欠けます。

これはR-Lineだからかも知れませんが。

見切りも良いとは言えず、左フロントが鬼門になりそう。

一番の難点は高級感ある内装にそぐわないチープなナビ画面だと思います。

私が乗っていたシロッコRに比べて進歩が感じられません。

画面は大きくて良いですが、位置もちょっと低いし。


総合的に見れば、見た目が良く、実用性もあり、安全装備も備わり、走りも特に不満なし。

R-Lineですと500万円超えになる乗り出し価格が気になりますが、結構値引きもあるようです。

リセールは良くないでしょうから、値引きで頑張りたいところですね。

またコンフォートラインなら新古車がかなり溢れていますので、それを狙うのも良いかも。


  ゴルフ・オールトラック試乗につづく
Posted at 2016/06/25 21:02:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2016年06月18日 イイね!

メルセデス SLC180スポーツ 試乗

メルセデス SLC180スポーツ 試乗ロッソスクーデリアで代金を支払った後、歩いてメルセデスコネクションに向かいました。

かなり入れ替わった展示車を見るのが目的です。

最初に目に入ったのはAMG GTS 130th. Anniversary Edition。



ダイヤモンドホワイトのボディカラーがとても綺麗でしたが、2140万円もします。

SUVに代わりオープンカーに力を入れているようで、2台展示してありました。

1265万円のSL400は青のボディカラーが鮮やかで、遠目にもメルセデスと分かるフロントマスク。





一方内装はボタン類が多く、一昔前の感じが否めません。



もう1台はS550カブリオレ。

これが見たいからメルコネを訪れたのです。

エクステリアもインテリアも質感がとても高く、どこから見ても高級車。







ですが全長が5mを超える割りには、後席は狭く、背もたれの角度も急です。



贅沢に2人で乗るのが合っているのでしょう。

価格は2145万円です。


折角なのでオープンモデルの試乗をさせていただくことに。

SLC180スポーツがありました。

最初にカタログスペックを紹介します。

全長4145mm×全幅1845mm×全高1305mmで、車重は1520kg。

直4 1.6Lターボが156ps/25.5kgmを発揮。

それ以外に、直4 2.0Lターボ(184ps/30.6kgm)の200スポーツと、V6 3.0Lターボ(367ps/53.0kgm)のAMG43があります。

全てのモデルが9速ATで、180スポーツの燃費は14.9km/L。

FRで、最小回転半径は4.8m。

車両本体価格は、
 ・180 530万円
 ・180スポーツ 590万円
 ・200スポーツ 685万円
 ・AMG43 970万円
となっています。


試乗車の外装色はファイアオパール。







迫力あるエクステリアで、結構カッコ良い。

インテリアも昔ながらのメルセデスですが、質感は低くありません。



と言いますか、SL400に内外装共に似ていて、倍以上の価格のSLが売れるのか心配になりました。


思ったよりも座席位置が低く、2シーターならではのタイトな空間は、スポーツカーに乗っているという気分を高めます。

座席の後ろにわずかですが、手荷物を置くスペースがありました。

近頃のメルセデスはギアセレクターレバーを採用していますが、SLCはセンターにミッションレバーがあります。

雨が降っていたため、屋根が開けられないのが残念。


エンジンをかけると予想以上に野太く迫力ある音が響きます。

この辺りの演出はとても上手になりました。

以前にメルセデスの1.6Lターボに乗った時は、発進時にかなりもたつく印象があったのですが、全くそんなことはありません。

特にスポーツ+モードでは演出もより派手になり、体感的には1クラス上のスポーツカーに乗っている印象を受けました。


MTモードもあり、パドルも備わっていますが、9速もあるため、実用的とは言えません。

この9速ATはATモード時に減速からの加速でギクシャクした挙動を見せました。

個体差か熟成不足か。

またスポーティーな足回りは良いのですが、振動がそれなりに伝わり、しなやかさに欠けます。


粗削りな点が散見され、大人のスポーツカーとは言えませんが、価格を考えれば十分な魅力があると思います。

街乗りでは十分な動力性能ですし、屋根も開きますし。

SLCが良い車であるだけ、SLの存在意義を考えてしまいます。

そのような疑問を抱かせないほど、完成度が高いのか。

メルコネに試乗車が用意されないかな。


その後、新しく設置されたレースゲームでも遊ばせていただきました。



車種選択でカリフォルニアがあったので選ぼうとしたら、お姉さんに「メルセデスにして下さい~」と言われたので、AMG GTSを選びました。

AMGのエンジン音をヘッドホンで聴けたり、本当に楽しめる施設です。
Posted at 2016/06/18 22:40:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

プロフィール

「代わり映えのない日常 http://cvw.jp/b/1971282/43983792/
何シテル?   05/09 15:17
よろしくお願いします。 試乗記や旅行記が中心だったのですが、このところは娘関連のネタばかりです…
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