
奈良・京都に5日間の出張をして来ました。
ちょうど紅葉が綺麗な時期なので、とても楽しみにしていました。
久し振りに新幹線に乗車です。
顔も性格も良い後輩と一緒に見たいところを見て廻って来ました。
彼はやたら外国人に道を聞かれたり写真を撮るのを頼まれたりしていました。
奈良の飛鳥地方では原チャリをレンタルして散策。
石舞台古墳や高松塚古墳、飛鳥寺などを見学。
飛鳥寺の日本最古の大仏である釈迦如来様は、見る角度によって表情が変わります。
悠久の時の流れを感じ、厳かな気持ちになりました。
薬師寺でのお坊さんの法話はユーモアありでとてもためになるものでした。
残念ながら国宝の東塔は改修中で、2020年頃に完了予定とのことです。
さすが薬師寺周辺には病院も多く、結構住みやすい地域なのではないかと感じられました。
奈良公園では鹿にせんべいをあげます。
人懐っこいと言うか図々しいと言うか、やたらオネダリしてくる鹿たちでした。
東大寺の大仏様はどのように造られたのかが分からないほどの大きさ。
多くの外国人観光客も感嘆の言葉を口にしていました(おそらく)。
京都に移動して、お土産を買いがてら祇園散策。
着物を着た外国人観光客もとても多く、かなりの賑わいです。
オヤツのきなこアイスが美味しい。
和風なエルメスのショップもあります。
寧々が秀吉の菩提を弔うために建立した高台寺は、徐々に葉が色づき始めていました。
圓徳院には初めて入りましたが、こじんまりとした良いお寺ですね。
昔、祇園には何回か泊まったことがあり、その時の風情ある旅館も残っていて懐かしくなりました。
私は京都に来ると必ず行く鞍馬を訪れます。
多少紅葉になっていて綺麗。
鞍馬寺を通り貴船神社に抜けるのですが、前に来た時よりも明らかに体力が衰えているのが悲しい。
若い後輩は余裕のようですが。
鞍馬寺を参詣し、休み休みでようやく貴船神社に。
今時のおみくじはQRコードが付いているようです。
奥宮に行く途中では川床料理屋が多く、心惹かれます。
どうやら牡丹鍋が名物のようですね。
貴船口駅から再び叡山電車に乗り、ラーメン激戦区の一乗寺へ。
お目当の鳥ベースのお店は長蛇の列で諦めました。
近くにある天下一品の本店はまさかの定休日。
仕方なく適当に入ったお店は空腹過ぎたからかとても美味しい。
結果オーライです。
その後は西の雄、京都大学へ。
学生寮問題への抗議の看板が多く、リベラルな雰囲気を感じます。
ふざけた看板も京都大学ならウイットに富んだものとして好意的に受け取られそう。
何を言ったかではなく、誰が言ったかで判断してしまう悲しい小市民です。
京都では純和風なお宿に連泊し、1泊目が懐石料理、2泊目がすき焼き。
京都ですとこういう組み合わせが多いですよね。
「さがの路」というデザートが不思議な食感でとても美味しかったです。
法隆寺参拝や祇園で親子丼を食べることなど、予定していたのに仕事上の問題でこなせなかったイベントはありますが、天気にも恵まれ良い出張になりました。
木曜日に六本木のグランドハイアットで行われたベントレーの展示会に行けなかったことは残念ですが。
ですが京都は本当に外国人観光客が増え、特に中国人のマナーの悪さは深刻ですね。
ここ数年間で急激に外国人観光客が増えて至る所で問題を起こしていますが、東京オリンピックまでに更に観光客を倍にする目論見だそうですよね。
受け皿をしっかりと作ってからにすべきだと思います。

Posted at 2016/11/18 23:06:18 | |
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