
10日(日)の午前中、有明の特設会場でのJAGUAR RACE ACADEMY LIVEに参加して来ました。
台風の影響で中止かと思われましたが、無事に開催されました。
このイベントのために娘を迎えに行くのを1日遅らせたので、本当に良かったです。
内容は
1、滑りやすい路面での電子デバイス制御を試す
2、加速や旋回性能やブレーキングを試す
3、一般公道でのパフォーマンスを試す
となっています。
これらをグループ毎にそれぞれこなします。
オープニングから修了(アカデミーなので)まで約2時間半。
私のグループは、軽く洗剤を混ぜたウェット路面で、コーナリングの途中でアクセルを全開にし、ESCをオフにした時とオンの時でどう変わるのかを試すものから始まりました。
使う車は、510ps/63.7kgmを誇るXFR!
ESCオフの状態でコーナリング途中でアクセルを全開にすると、ものの見事にスピン。
結構簡単に滑ります。
オンにすれば自動で制御がかかり、多少の横滑りはするものの、シッカリと曲がることができました。
それぞれ2回ずつ試すことができ、2度目は滑り始めの瞬間をつま先で感じられました。
こんなに簡単に滑ることを考えると、公道でESCをオフにするのは考えものですね。
日本車が殆ど横滑りをさせない制御なのに対して、ジャガーはある程度は許容するそうです。
特にRはドライバーの滑らせようとする意思を汲み取っているとのこと。
安全性との絶妙なバランスが取れているのがジャガーなのですね。
お次は、特設コースで加速性能や旋回性能やブレーキングを試すものです。
嬉しいことに、
・3.0L V6スーチャ(380ps/46.9kgm)のSクーペ
・5.0L V8スーチャ(495ps/63.7kgm)のV8Sコンバーチブル
・5.0L V8スーチャ(550ps/69.3kgm)のRクーペ
の3種類のFタイプの乗り比べができます。
最初はV8のコンバチです。
オープン状態なので、エンジン音が気持ち良い。
加速力は言わずもがなですが、ピタッと意図したところに止められる制動力も素晴らしい。
その次はRクーペです。
ベースはV8コンバチと同じエンジンですが、乗り比べれば別物です。
凄まじい加速力と野太いエンジン音。
何よりも違うのがスラロームで感じられる剛性の高さ。
どうせなら屋根が開く方が良いかなと思ってましたが、この走りの違いを感じると俄然クーペが魅力的に感じます。
最後はV6クーペ。
加速力が明確に劣ります。
ただし乾いた高いエンジン音は最も好ましく感じました。
さらにスラロームでは鼻が軽いこともあり、とても綺麗に曲がることができます。
100kgの重量差は本当に大きいと実感しました。
最後は公道試乗です。
XJに乗ります。
Rも用意されていましたが、私はスーパースポーツLWBでした。
510ps/63.7kgmを発揮する5.0LスーチャのV8エンジンを搭載しています。
ミッションは8速AT。
ジャガーの中で一番高い、まさにフラッグシップです。
とにかく内装の質感が高いこと。
シートの座り心地も最高です。
シットリした足回りはさすがジャガー。
加速は粗野なところがなく滑らかですが、Sモードのダイナミックにすると2000kg近い車とは思えない俊敏な動きを見せてくれます。
パドルシフトが遠いことが数少ない欠点でしょうか。
素晴らしい車です。
価格も1887万円と、乗り出し2000万円級なので、そう簡単に手が出せませんが、中古でかなり値が落ちたら欲しいなあ。
お土産はFタイプとの記念写真やカストロールのロゴ入りTシャツなどでした。
ジャガーの最高級車種に乗れる、とっても贅沢なイベントだったなあ。
しかも晴れ男パワーを発揮し、イベント中は全く雨が降りませんでした。
元々好ましく思っていたジャガーが益々好きになりました!

Posted at 2014/08/11 21:15:02 | |
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