
ドラレコの取り付けを待つ間、レガシィ・アウトバックの試乗をさせてもらいました。
カタログスペックを紹介します。
全長4815mm×全幅1840mm×全高1605mmで、車重は1570kg。
2.5L 水平対向4気筒が175ps/24.0kgmを発揮。
CVTで燃費は14.6km/L。
レギュラーガソリン。
最小回転半径は5.5m。
4WDのみの設定で、価格は313万円~。
とても威風堂々としたエクステリアデザインです。
フロントライトの形状は新旧BMW5シリーズを混ぜた感じ。
リアは今までのアウトバックの名残りを感じます。
驚いたのが内装の質感です。
8インチのナビがとてもスッキリと収まっています。
シルバーとウッドがとても効果的に使われ、VWパサートを更に上質にした印象です。
スバルの内装ではありません(笑)
張り出しは気になりますが、荷室は奥行きがあり使いやすそうです。
なぜ評判の良いDITを積まなかったのかと疑問に思いましたが、走り出して理由が分かります。
上質な乗り心地とNAならではのスムースな加速感がとてもマッチしています。
明らかに他のスバル車との差別化を図っています。
2.5Lエンジンもパワフルとは言いませんが、下のトルクもあって扱いやすい。
特にSモードやS#モードであれば、まず不満を感じることはないと思います。
ターボよりもCVTとの相性が良いと感じました。
背が高めなのにロールが抑えられ、剛性の高さも相俟って安心して乗っていられます。
一方、静粛性は高いですが、回転数が上がるとちょっと雑味を帯びたエンジン音が車内に入って来ます。
ここまで上質を求めたのですから、日本市場にも6気筒を導入して欲しいなあ。
新年1発目の試乗に相応しい、とてもバランスの良い車です。
1840mmの全幅が気になりますが、レガシィを更なる国際モデルとするためにレヴォーグを導入したわけですし。
セダンのB4よりもアウトバックの方が売れているそうですが、B4のたたずまいは個人的にとても好みです。

Posted at 2015/01/12 22:05:02 | |
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試乗記 | クルマ