
XEの試乗を終え、ディーラーに戻りました。
外装色が緑のディスカバリースポーツが展示されています。
初めてディスカバリースポーツを見た時はそこまで良いと思いませんでしたが、この展示車はやたらカッコ良く見えます。
新型イヴォークがかなり鋭い顔つきに変わりましたので、ディスカバリースポーツのどことなく優しい顔つきは女性受けが良さそう。
私がとても興味を示していたところ、担当の方に「お次はディスカバリースポーツの試乗はいかがですか」とおっしゃっていただきました。
まずはカタログスペックを紹介します。
全長4610mm×全幅1895mm×全高1725mmで、車重は1920kg。
イヴォークと全幅はほとんど変わりませんが、全長は255mm長い。
直4 2.0Lガソリンターボが240ps/34.7kgmを発揮。
9速ATで、0-100km/h加速が8.2秒・燃費は10.3km/L。
最小回転半径は5.6m。
4WDのみの設定。
価格は
・SE 500万円
・HSE 590万円
・HSE LUXURY 700万円
と3種類ありますが、エンジンスペックなどは同一です。
展示車は真ん中のグレードのHSE。
イヴォークに比べて無骨な内装です。
展示車はオプションの3列シートが備わっていました。
スッポリと入り込む感じで、見た目よりは快適な空間です。
個人的には1時間半なら耐えられます。
試乗車はエントリーグレードのSEでした。
これが一昔前の内装で、500万円の車なのにオートエアコンではありません。
90万円高くてもHSEを選びたいところです。
これまた友人から運転しました。
助手席に乗り慣れたイヴォークと比べてよく動くサスです。
剛性感が高くて安心感があります。
低い迫力あるエンジン音が気持ち良い。
お次は私の番です。
丸っこいデザインの割りには4隅の把握がしやすく、運転環境は悪くないです。
加速力は必要十分で、特にSモードはXEのダイナミックモード程ではないものの、SUVらしからぬ音で迫力がありますね。
ただしSモードではローギアで変速ショックが結構感じられました。
9速なのに。
またステアリングがかなり重いです。
低速時ですと女性ではツラい場面もありそう。
ディスカバリースポーツを見に来て、結局イヴォークにする人が多いそうです。
後席の居住性や荷室はイヴォークよりも遥かに実用的ですが、イヴォークのスタイリッシュな内外装が特に男性の心を捉えるのだとか。
やはり「レンジローバー」と言うブランド力は強いと担当の方はおっしゃっていました。
余談ですが、新型イヴォークはナビやインパネの表示が「レンジローバー」から「ランドローバー」に変わったそうです。
イヴォークも、エントリーグレードであるSEはフロントライトがハロゲンだったりと、細かいコストカットが多く、あまりお勧めできないとのことでした。
Posted at 2016/01/11 16:33:55 | |
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試乗記 | クルマ