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2013年11月30日 イイね!

テスラ モデルS 試乗

テスラ モデルS 試乗2013年に試乗して記憶に残る車を振り返る、今日はテスラ・モデルSです。

7月に試乗しました。


テスラモーターズとはアメリカの電気自動車を専門に製造しているベンチャー企業です。

2008年にロータスベースの「テスラ・ロードスター」を発表しましたが、重い車重と短い航続距離などが災いし、決して評判は良くありませんでした。

その後2009年にフルオリジナルの「モデルS」を発表し、バッテリーなどを改良し、日本でも2014年春に納車開始になる予定です。


カタログスペックは全長4978mm×全幅1964mm×全高1435mm、車重が2108kg。

85kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する「シグネチャーパフォーマンス」と言うフラッグシップモデルなら、416ps/61.2kgmを発揮し、0-100km/h加速は4.6秒。

満タンに充電すれば最大500kmは巡航できるとのこと。

500kmまでは行かなくても350kmは楽に走行できるそうです。

満タンにするのに電気代が約800円。

それで350km走れると言うことは、1km当たり2円ちょっとの計算です。

レギュラーガソリンの1Lを140円と計算すると、ランニングコストの面では60km/L走れる車と同等と言うことになります。

これはスゴイ!!

駆動輪はリアでバッテリーもリアに積んでありますので、一応RRと言えます。


ディーラーは高級車ディーラーが軒を連ねる青山通りにあります。

つい先日、大阪にもショールームが出来ました。

外観はさほど大きな特徴が無く、シトロエンっぽいフロントマスクとアストンっぽいリアデザインを持つ車で、これが新世代の車とはとても感じられません。





遠目からは日産車のようにも見えます。

電気自動車なのでマフラーが無いのが特徴でしょうか。

しかし内装は他のどの車とも似ていません。

最初に目を奪われるのは、中央部分にドカッと鎮座しているiPadの親分みたいな液晶パネルです。



大きさはipadで2個分とのことでした。

ここにはナビの代わりになるGoogle Mapや、バックカメラモニター、車の走行状況を伝えたり変えたりするモニターなどが表示できます。



と言うよりも、このタッチパネルのモニターですべての車の調節が出来るのです。

車高を上げたり、パノラミックルーフを開ける量を変えたり、オーディオの音質を変えたり、回生ブレーキの効き具合の調整をしたり、ステアリングレスポンスを変えたり、足回りの固さを調整したりと、一般的に想定できる調整ならば何でも出来ると感じました。

質感も高く、削り出しのアルミが近未来的な印象を強く与えます。

メーター類も液晶で視認性が高く美しい。



後部座席も広々としており、体格の良い人でもユッタリと座れます。

特筆すべきは収納スペースで、エンジンが無いためフロントにトランクスペース(「フランク」と呼ぶそうです)があります。

後ろのトランクも広く、後ろ向きにはなりますが、2座の子供用のリアシートを置くことも出来るのです。

つまり乗車可能人数は5+2と言うことになります。

この発想には驚かされました。

車と呼ぶよりもアイデアが詰まった走るPCと呼びたくなります。

昔はこういうのは日本が出していたような気がするのですが…。


キーは車の形をしており、持って近付くとドアノブがせり出して来ます。

右ハンドルの設定もあるそうですが、試乗車は左ハンドルでした。

エンジンスタートボタンを押しても全く何の音もしません。

当たり前と言えば当たり前ですが、慣れないと違和感を感じます。

ギアは無く、ドライブに入れれば発進準備完了です。

クリープの有無さえも選べるのですが、有りの設定にしたので、ブレーキを離すとソロソロとこれまた音も無く発進します。


営業の人が「踏んでみて下さい」と言うのでちょっと踏んだところ、今まで味わったことが無い異次元の加速に包まれます。

0-100km/h加速は4.6秒で、これよりも速い車に乗ったことは何度もありますが、この車は踏んだ瞬間に最大トルクを発揮するので、全くラグが無いのです。

ギアが無いのでシームレスに加速しますし。

ガソリン車の場合アクセルを踏んだ信号を伝達するのに0.85秒掛かりますが、この車の場合は0.25秒だそうですので、それもこの加速感の一因でしょう。

「ヒューン」と言うわずかな音と共に、あっという間に人様に言えない速度まで加速して行く様子は、まさにリニアモーターカー(乗ったことが無いけど)。

試乗でシートに身体がへばり付く感じを久し振りに味わいました。

ブレーキの効きも良く、回生ブレーキの効きを「強」にすればブレーキペダルを踏む必要が無いほどシッカリと減速します。


さらにこの車は乗り心地が素晴らしく良いのです。

エアサスが雲の上の乗り心地を体感させてくれます。

この乗り心地はジャガーかクライスラーの大型サルーンのものです。

それなのに路面の状況はキチンと伝えてくれます。

しかも音が殆ど無いのですから、ショーファーとしても優れています。

余分な音が無いのでスピーカーにもこだわっているそうで、クラシックのCDを流してもらったところ、臨場感溢れるコンサートホールのような音色でした。

パノラミックルーフを開けば解放感はあるし、ステアフィールも潤沢だし、シートの座り心地は良いし、見切りもまあまあだし。

欠点らしい欠点を見付けることが出来ませんでした。


今まで私が抱いていた車の概念を変えるトンデモナイ車です。

日本での発売価格はまだ発表になっていませんが、フラッグシップモデルで1100万円程度ではないかとのことでした。

ランニングコストが極端に安いことと、異次元の加速を味わえること、他の人にエコぶれることを考えれば、かなりのお値打ち価格だと思います。

因みに普通のカタログは紙を使うのでエコではないとの理由で無いそうです。

Webカタログで見て欲しいとのことでした。

この辺りのすました感じもAppleっぽいですね。


一番の懸念材料は充電できるスタンドの少なさと充電時間でしょう。

スタンドは全国で7000ヶ所以上あり、さらに少しずつ増えているそうです。

充電時間は45分掛かりますので、「高速道路で食事をしている間に充電」などの使い方が考えられます。

私のようなエンジン音好きの人間でも、この車の静粛性には感動しました。

いつまでも化石燃料を燃やして走る時代でもないのでしょう。

もう少しインフラ整備が行われたら、私も買う日がきっと来ると思います。

10年後には電気自動車に乗っている自分が想像できました!!
Posted at 2013/11/30 20:37:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年11月29日 イイね!

フェラーリ F12ベルリネッタ 試乗

フェラーリ F12ベルリネッタ 試乗昨日に続き、今年の記憶に残っている車の試乗記です。

9月にフェラーリのフラッグシップモデル「F12ベルリネッタ」を試乗することが出来ました。


F12は「512BB」「テスタロッサ」「550」「575」「599」の流れに連なる伝統的なV12モデル(「550」以前はMR、以後はFR)で、「F40」「エンツォ」などのスペシャルカーを除けば、フェラーリ最速の車種になります。

全長4618mm×全幅1942mm×全高1273mmで、先代の「599」より全長47mm、全幅20mm、全高63mmそれぞれ小さくなっています。

この大きさなのに車重はわずか1525kg。

6.3L V12エンジンを搭載し、740ps/70.3kgmを発揮。

7速DCTが組み合わさり、0-100km/h加速は3.1秒。

0-200km/h加速も8.5秒ですので、信号GPでまず負けることはないでしょう。

お値段も超弩級の3590万円となっています。


F12は実車を何度か見たことがありましたが、改めて眺めてみると鬼瓦のようなフロントマスクが威圧感タップリです。



リアは599の流れでそこまで独特ではありません。



リアフォグを点けると、F1マシンのように中央下部が赤く輝きます。

誰が見ても速そうで高そうな車でしょうが、トンデモナイ車オーラはランボルギーニ・アヴェンタドールの方が上だと思います。

内装は質感が高く、メーター類の横に設置されたナビの画面も多少は綺麗に見えます。



しかし画面が小さ過ぎて、実用性はかなり低いでしょうが。

2シーターですが、シートの後ろにかなり広めな荷物を置けるスペースがあり、アヴェンタドールに比べれば収納面では上回っています。


最初は営業の方に細かい注意点を教えてもらいながら助手席に座りました。

とてつもない爆音と共に信じられない加速をし、凄まじい減速力で止まります。

営業の方も「F12は街中では中々全開に出来ません」なんて言ってました。


レッスン後、「30分位好きに乗って来て下さい」なんて言われ、1人で楽しくドライブです。

操作方法は「FF」と同じなので、違和感なく運転できます。

近頃の私は左ハンドルにも慣れていますし。

こんなスペックの車なのに、コンフォートモードではそこらのサルーンよりも乗り心地が良く、ハンドルもペダル類も軽く、ミッションもスムースです。

FFと同じような懐の深さを感じる足回りです。

パドルを使ってのギアの変速スピードの速さは他に類を見ません。

スポーツモードにすると、明らかに足が固くなり、ステアリングも重くなります。

その分だけクイックネスさが増し、コーナーの進入角度や出口の加速力が変わりました。

5000回転以上回すとF1もかくやと思われるV12独特の甲高い咆哮に包まれ、歩いている人々の視線が一気に注がれます。

私が今までに乗ったことがある車の中で間違いなく最速の1台ですが、NAですのでスピードの上昇がとても自然で、全く恐怖心などを感じません。

ブレーキも信じられないくらい良く効きますし、剛性の高さがとてつもないので、安心して車に身を委ねることが出来るのです。

30分間の試乗でしたが、身も心もとろけそうでした。


結局スポーツモードよりも更に激しいレースモードは試しませんでした。

試乗後に営業の方が「レースモードを体験されますか??」と聞いて来たので、営業の方の運転でお願いしました。

すると、先程よりも更に3倍位スリリングな体験が待っていました。

F12は間違いなく宙を舞っていました。

すげ~車だ。

手がビッショリ濡れてしまいました。

火照った身体を冷やすように、試乗が終わるとイタリアから直輸入のジェラートが振る舞われました。

至れり尽くせりだ。


V12はV8とは違った重厚感があります。

うまく言えませんが、速いのに上品さを失わないと言うか。

個人的にはV8の尖った速さの方が好きですが、もう少し年をとったら変わるのかもしれませんね。
Posted at 2013/11/29 22:16:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年11月28日 イイね!

フェラーリ 458スパイダー 試乗

フェラーリ 458スパイダー 試乗2013年はとても魅力的な車がたくさん発売になり、多くの車に試乗する機会がありました。

そろそろ今年も終わりが見えて来たので、備忘も兼ねて印象に残った車の試乗記を残したいと思います。

最初はフェラーリ・458スパイダーで、今年の8月に試乗しました。


458スパイダーは458イタリアのオープンバージョンで、屋根が開く以外には大きな違いはありません。

全長4527mm×全幅1937mm×全高1211mmで、車重は1430kg。

自然吸気の4.5L V8のミッドシップエンジンを搭載し、570ps/55.1kgmを叩き出します。

7速DCTと組み合わさることで、最高速は320km/h以上、0-100km/h加速は3.4秒以下とバケモノじみた動力性能を見せてくれます。

値段もスーパーで車両本体価格は3060万円。

V8エンジン搭載車としては破格の金額です。


対面した瞬間からスゴイ車なのが分かります。





オーラが半端ない。

試乗車は左ハンドルで、外装赤で内装赤黒のとてもオシャレな1台でした。



収納スペースが限られているとか、ナビが相変わらずリモコンとか、そういった些細なことはどうでも良い気にさせてくれるから不思議です。


折角なのでオープンで試乗しました。

わずか14秒で開くので、ちょっとした信号待ちで気軽に開け閉めできます。

カリフォルニアよりもAピラーが立っている分、解放感が素晴らしい。

私は以前にクーペを何回か試乗したことがありますが、V8ミッドのフェラーリサウンドを心ゆくまで堪能できる点においては当たり前ですが比較になりません。


近頃、すっかり左ハンドルのフェラーリの運転に慣れた私は、違和感なく最初からアクティブに試乗することが出来ました。

「レース」モードで6000回転位まで引っ張っると、脳天が蕩けそうなほど甘美なエンジン音に身も心も包まれます。

カリフォルニアよりも高く迫力がある音が後ろから聞こえてくる訳ですから、興奮しないわけがありません。

加速感もカリフォルニアとは別物です。

こんなに速いのに、この上なく良く効くブレーキがあるし、ハンドリングは最高だし、タイヤからのインフォメーション量がとても多いし、と、恐怖感を感じることがありません。

さらに、サスの固さを柔らかくすると、今までのV8ミッドフェラーリではあり得ないぐらい乗り心地が良くなります。

カリフォルニアよりも乗りやすいほどです。

首都高の繋ぎ目で吹き飛びそうになった360モデナとは隔世の感があります。


唯一気になったのが、ギアを一気に2段落とすと、かなりギクシャクした挙動を見せることです。

ダブルクラッチなので、スタンバイしているギアと違うために起きる現象です。

2段落としたい時は1段落として一瞬間を開けてもう1段落とした方が良いでしょう。

不思議なことに2段上げではこういった症状は起きませんでした。


長時間の運転で長年連れ添った愛車のように感じ始めました。

最後は高速道路の試乗までさせてもらえ、料金所を通過した後に前が完全に空くと、営業の人が「アクセルを全開にして下さい」と悪魔のささやきをします。

それなりに踏んでみました。

ぶっ飛んだエンジン音と共に、ぶっ飛んだ加速力を見せつけます。

信じられない速度まで一瞬(のように感じた)で到達しました。

本当に忘れられない至福の一時でした。


すっかり458に魅せられてしまいましたが、ちょっとしたマンションを買えるような金額ですので現実感に乏しい。

私は基本的に2シーターは買わないようにすると自制しているので、宝くじが当たっても買えません。

けどやっぱりフェラーリのV8ミッドは脳天が蕩けるなあ。

いつの日か欲しいなあ。
Posted at 2013/11/28 21:35:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年11月27日 イイね!

ブライトリング

ブライトリング多くの車好きの人と同じように、私も腕時計が大好きです。

あまりメカニズム的なことは分からないので、デザインと大きさ重視で選んでいます。

何本か持っていますが、時計に3ケタ万円を払う勇気と財力を持っていないので、100万円以内と言うのが絶対的な条件です。

その中でのお気に入りがブライトリングのクロノギャラクティック。

39mmと私の腕にジャストフィットしている上に、文字盤がブラウンで落ち着いた雰囲気なのがたまりません。

新たに欲しいのが、同じブライトリングのスーパーオーシャン・クロノグラフの2012年発売2000本限定モデルです。



毎年行われるブライトリングの新作発表会で見て以来、常に心のどこかをこの時計が占めています。

銀座のブライトリングブティックに点検に出しに行ったところ、困ったことにまだこのモデルの在庫がありました。

ストラップをステンレスではなく表が黒・裏が赤の革ベルトにしたいなあ。

円安のため発売直後よりも随分と値上げしましたが、革ベルトならそれでも61万円ちょっとで買えるのです。

しかし、娘の幼児教材、電動自転車、新しいスキー板とウェア、フォレスター用のスタッドレスタイヤ、カリフォルニア用のナビ、カリフォルニアの1年点検費用など、10万円以上の出費が目白押しで、新たな時計を買っている場合ではありません。

これ以上時計は要らないと言う現実的な意見も散々聞かされましたし。

ですが、ブライトリングは見た目のカッコ良さだけでなく、アフターサービスも充実しているんですよね。

値段もそこまでではなく、つい手が出てしまいそうな金額なのが罪なところです。
Posted at 2013/11/27 21:04:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時計 | 趣味
2013年11月25日 イイね!

イヴォーク納車!

イヴォーク納車!同僚のレンジローバー・イヴォークが納車されるとのことで、ディーラーまで付いて来て欲しそうだったので行って来ました。

やたら客が多く待たされそうだったので、ジャガー・Fタイプの試乗を願い出たところ、お二人でご自由にどうぞと言われました。

1000万円級の車を勝手に試乗できるなんて、さすがオーナーになると対応が変わります。

私はこの車の試乗はしたことがあるので、同僚がハンドルを握りました。

オープンにして男二人のドライブは中々注目を浴びます。

スポーツマフラーのオプションを装備していたので、エンジン音がとても気持ち良い。

乗り心地が良くて尚且つ運転していて楽しい。

収納スペースの無さを除けば本当に良い車です。

是非V8にも乗ってみたいですが、試乗車の予定はないとのことでした。


試乗が終わり、いよいよ納車開始。

お花が用意されているなど、中々憎い演出です。

やっぱりイヴォークはカッコ良いなあ。

宇宙船のようなフォルムがたまりません。

営業の方の長~い説明が終わり、ようやく家路につきました。

JLRはどの車も足回りが私にとっても合います。

快適過ぎて眠くなる。

これから1週間に1回は乗れるのかと思うと、まるで自分の車の納車のような興奮を覚えた次第です。
Posted at 2013/11/25 20:37:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 展示会・イベント | クルマ

プロフィール

「代わり映えのない日常 http://cvw.jp/b/1971282/43983792/
何シテル?   05/09 15:17
よろしくお願いします。 試乗記や旅行記が中心だったのですが、このところは娘関連のネタばかりです…
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