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2013年12月18日 イイね!

ジャガー Fタイプ V6 試乗

ジャガー Fタイプ V6 試乗2013年に試乗して記憶に残る車を振り返る、今日はジャガー・Fタイプ V6です。

8月に試乗しました。


ジャガーが久し振りに出した生粋のスポーツカー“Fタイプ”。

2シーターのソフトトップのロードスターで、ポルシェ・ボクスターがライバルでしょうか。

サイズは全長4470mm×全幅1925mm×全高1310mmで、車重はV6モデルで1710kg。

典型的なワイド&ローのスタイルです。

大きさの割りには重い車重がいかがなものかと。

エンジンにより2グレードに分かれ、3.0L V6スーチャが340ps/45.0kgm、4.0L V8スーチャが495ps/62.5kgmを発揮します。

装備などもV6とV8で多少異なりますが、外観上の一番大きな違いは、V6が中央2本出しマフラーであるのに対し、V8が左右2本の4本出しになることです。

ミッションはどちらもトルコン式8速AT。

価格はV6が950万円、V8が1250万円とそれなりに差があります。


フロントは写真で見る限りGT-Rにどことなく似ているようにも感じましたが、実際に見るとかなりシャープで筋肉質のGT-Rとはそもそもの方向性が違います。



アストンマーチン・DB7などのデザインで有名なイアン・カラムが手掛けただけあって、リアは独特の形状をしていて本当に記憶に残ります。



内装はジャガーらしく質感が高い。

ダイヤル式のミッションレバーではなく、BMWのようなシフトレバーになっていました。



ナビは相変わらずのDVDですが、アウディの純正ナビよりはよっぽど綺麗です。

収納スペースはかなり小さく、トランクに1泊2日分の荷物なら何とかと言ったところ。

ミッドシップなのでフロントにも積めるボクスターに負けています。


試乗した日は8月下旬の36℃にもなった日ですが、営業の人が「屋根を開けますか??」と聞いて来たので、「もちろんです!!」と元気良く答えました。

このクソ暑い真昼間に、オヤジ2人がオープンで走っているのですから、周りからは奇異に見えたことでしょう。

屋根の開閉はとても速く、わずか15秒程です。

しかし、他のメーカーに見られるような低走行中の開け閉めは出来なく、きちんとギアをパーキング状態にしなければなりません。


車高が低いため、見切りが良いとは決して言えません。

ステアリングは4.5万円のオプションのレザーステアリングでしたが、グリップ感がとても良く、積極的に選びたくなります。

シートはV6標準のレザーとスエードのコンビですが、見た目も座り心地も良く、わざわざフルレザーにする理由がありません。

英国車ですので右ハンドルの運転環境は全く問題が無く、ジャガーでわざわざ左ハンドルを選ぶのはどういう理由に因るのでしょうか。


動き出して瞬間的に感じるのがジャガーらしい上品さです。

全長が短いのに突き上げ感も少なく、これぞ猫足を感じさせました。

ボクスターは剛性の高さに物を言わせて障害物を跳ね除けるような足捌きを見せますが、Fタイプは滑らかに包み込み、いつの間にか障害物を越えていると言った印象。

何でこんなにジャガーの足回りは私に合うのでしょう。

加速フィールも素晴らしく、V6で全く不満を感じません。

特に試乗車は36万円のスポーツエグゾーストを付けていましたので、気持ち良いエンジン音を美しく奏でていました。

最初は低く、徐々に澄んだ高音に変わって行くこの音は一聴の価値があります。

屋根を開けていたので、風と共に舞い込む音色に酔いしれました。

ステアフィールやブレーキも問題なく、ジャガーが満を持してFタイプを世に送り出して来たのが分かる完成度です。


問題はあまりにも印象に残らないミッションです。

近頃の出来の良い他のミッションに比べると、レスポンスもスムースさもとにかく普通。

エンジンが良いため、却ってミッションの普通さが目立ちます。

また、かなりの高額車なのに、オートエアコンなどもオプションです。

平均的な乗り出し価格がV6で1150万円近いそうですので、ボクスターより911の方がライバルに近いと言えるかな。


ジャガーらしくキチンと煮詰め、ネガを潰したのが分かります。

価格は高いし、下取り価格も悪いでしょうが、それだけの価値はあると思います。

しかし、おそらく山道ではそれほど面白くないでしょう。

安定感や重厚感はありますが、軽快感には乏しいですから。

特に夜の都会を余裕を持ってクルージングするのが似合います。

雑誌の試乗記などを読むと、V8は更に素晴らしいそうですので、機会があれば是非乗って300万円の価格差が妥当かどうか検証したいと思います。

とにかくこの頃のジャガーはどの車種も完成度が高く、本当に私の身体に合っていますので、フランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたジャガー初のSUV「C-X17」が次の愛車候補です!

Posted at 2013/12/18 17:34:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年12月17日 イイね!

アバルト 695エディツィオーネ マセラティ 試乗

アバルト 695エディツィオーネ マセラティ 試乗2013年に試乗して記憶に残る車を振り返る、今日はアバルト・695エディツィオーネ・マセラティです。

8月に試乗しました。


695マセラティは、フィアット500をアバルトチューンしたアバルト595を、更にマセラティとのコラボでチューンし、日本限定100台・世界限定499台の限定モデルです。

全長3655mm×全幅1625mm×全高1505mmで、車重は1160kg。

1.4L直4ターボが180ps/25.5kgmを発揮し、5速のシングルクラッチの2ペダルMTが組み合わさります。

左ハンドルのみの設定。

価格は、同じようにフェラーリとコラボしたアバルト695トリビュート・フェラーリよりも100万円以上も安い499万円。

しかもこちらは屋根が開きますので、何となくお買い得な感じさえします。


実車は、専用のパープルの外装色を纏い、高そうな皮シートが標準です。





ホイールもマセラティのエンブレムのトライデントをモチーフとした専用の17インチです。



ベースのフィアット500とは比べ物にならない質感の高さですが、車両価格500万円にはとても見えません。

しかもシートは手動で、ステアリングにテレスコも付いていない。

勿論、ナビもETCもオプションです。

いくら趣味性の高いイタ車とは言え、もうちょっと装備を充実させて欲しい。


私は今年のフェラーリレーシングデイズの時に、アバルト595コンペティツォーネの試乗をしました。

その時に感じたことが、とにかく足回りが固いことです。

車の素性云々の前に、あまりの乗り心地の悪さに辟易したのです。

695マセラティも基本的に同じ足回りとのことで、乗る前はさぞかし固いと想像していました。

しかし、シートが良いからか、595コンペティツォーネとは比較にならないほど乗り心地が改善されています。

決してソフトとは言えませんが、これなら実用使いに何とか耐えられそうです。


エンジンをかけた直後は、1.4Lとは思えないほど野太い音が響きます。

営業の人が「全開で踏んで下さい」と言うので、5000回転以上まで回したところ、かなりの加速感と共に澄んだ高い音に包まれます。

中々官能的なエンジンですね。

シングルクラッチも段付き感がさほど無く、ATモードであまり意識せずに走らせてもそんなに不快感を感じずに済みそうです。

車重が軽く小さい車なので、とてもキビキビと走らせることが出来ます。

ステアリングや足下からの情報量も豊富で、人馬一体感を味わえるでしょう。


難点はストップ時からの加速のもたつきです。

高回転型にチューンしたエンジンのため下がスカスカで、ホンダS2000を彷彿とさせます。

信号グランプリではうまく回転数を合わせないと軽ターボにも置いて行かれるのでは。

この車は意識して2500回転以上を維持するようにしなければならないのです。

また、オープンとは言ってもキャンバストップで、サイドのフレームは残ってしまい、解放感には欠けます。

大きなサンルーフ程度の位置付けです。

そのため60km/h位までであれば走行中に開け閉めできるのは良いことですが。


大きさや見た目で街乗り用の車として買うと後悔しかねません。

そのような用途で乗り出しで550万円も出せる人はそうはいないでしょうが。

うまく操るにはそれなりのコツが要りますし、結構気を張ります。

慣れて来ると、鋭い加速が病みつきになる魅力を持っています。

アストンマーチン・シグネットと同じく、マセラティなどを乗り慣れている人が足車に買う車と思われます。

ところで、完売した695フェラーリの中古車が売っていましたが、新車価格とさほど変りませんでした(試乗当時)。



695マセラティにもそれほどの神通力があると良いのですが。
Posted at 2013/12/17 22:27:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年12月16日 イイね!

腰痛対策

2年程前から腰痛に悩まされ、病院に通ったりしていました。

1年半前にマッサージチェアを買う決意をし、毎日仕事帰りに家電量販店に通って一番自分の身体に合うものを探しました。

そこで出会ったのがFAMILYのメディカルチェア3Sです。

大きさ的に邪魔ですが、これのお蔭でだいぶ腰痛からは解放されました。


しかし、運転ではどうしても腰の負担が避けられません。

特に今の愛車であるカリフォルニアはシートが硬いのか、それとも私の身体に合わないのかは分かりませんが、1時間ほどの運転でかなりのダメージを負ってしまいます。

低反発クッションなどを試したのですが、目立った効果はありませんでした。

友人に相談したところ「モニートツーリング」なる商品を紹介されました。

シートとバッククッションのセットで2万円近くするのですが、効果があるなら安いものです。

早速カリフォルニアに取り付けるとかなりの効果を感じました。

一方、元々腰の負担が少ないフォレスターに取り付けてみると、邪魔に感じるだけで逆効果にしかなりませんでした。

良かった、2つも買わなくて。

こういう商品は実際に自分の車に取り付けて試してみるのが最良なのに、そういう店が少ないのが残念です。
Posted at 2013/12/16 21:52:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2013年12月15日 イイね!

北茨城旅行

北茨城旅行毎年この時期はあんこうを食べに北茨城に行くと決めています。

今年も1泊2日で行って来ました。

宿はうぐいす谷温泉竹の葉。



中々風情があり、露天風呂から竹林と月と川が見えます。




夕食は魚づくしで、刺身も鰈の煮付けもアンコウの煮こごりも全部美味しい。

アンコウ鍋は少し味付けが濃かったですが、全般的にとても満足で、食べ過ぎで動けなくなるほど。



娘も機嫌良く食事に加わりたがっています。



ところが家族風呂に入れようとしたら、火がついたように泣きました。

赤ちゃんの機嫌は難しいですね。


次の日、娘の機嫌が良いので、一緒に温泉に。

対応などが良い宿でした。

那珂湊お魚市場に行き、買い物したり昼食をとったり。



妻が買い物をしたいと言うので、牛久大仏を変更して阿見アウトレットに行きました。



娘をキッズスペースで私が遊ばせている間、妻が色々と買い物です。



妻は娘の服ばかり買って来ました。

充実した旅行でした。
Posted at 2018/01/29 22:50:58 | コメント(0) | 国内旅行 | 旅行/地域
2013年12月14日 イイね!

ランボルギーニ アヴェンタドール 試乗

ランボルギーニ アヴェンタドール 試乗2013年に試乗して記憶に残る車を振り返る、今日はランボルギーニ・アヴェンタドールです。

7月に試乗しました。


アヴェンタドールは、「ミウラ」「カウンタック」「ディアブロ」「ムルシエラゴ」と続く、V12モデルの後継車です。

車名を正確に言うと、「アヴェンタドール LP700-4」となります。

「LP」とは「ミッドシップ縦置き(Longitudinale Posteriore)」を意味し、「700」は馬力、最後の「4」は4WDであることを表します。

その名の通り、6.5L V12エンジンをミッドに積み、700ps/70.3kgmを発揮。

ミッションはシングルクラッチの7速セミAT(e-gear)。

全長4780mm×全幅2030mm×全高1136mmで、車重は1575kg。

大きさの割りにはかなり軽い。

0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は350km/h以上と、最も速い市販車の1台です。

クーペとロードスターがあり、クーペは4197万円、ロードスターは4660万円。

試乗車はクーペでしたが、おそらく一般的に試乗させてもらえる車として、最高額になるのではないかと思います。


実車を目の当たりにすると、トンデモナイ感じが半端ない。



しかもガルウイングなので、メチャクチャ注目を浴びます。

リアの形状は、戦隊ヒーローもので悪者が乗っているマシンのような出で立ち。



ミッドシップはエンジンルームを覗けるから良いですよね。




内装はかなりハイテクで、メーター類も液晶になっています。



スイッチ類が所狭しと並んでいる様子は飛行機のコクピットや宇宙船のようでした。

一番驚いたのはナビです。

さすがアウディと同じグループなだけあり、MMIシステムで画面も中々綺麗。



操作もしやすく、ナビはフェラーリに対して圧勝です。

シートは座りやすく、スポーツよりもラグジュアリーに振った造りです。


エンジンを掛けると車体が揺れます。

ミッドシップですので音も凄いですが、今にも襲い掛からんばかりに震える車の中にいると、結構興奮します。

左ハンドルで車幅が2mを超えますので、最初はちょっと緊張しました。

しかし、色々な操作方法がフェラーリと似ているので、さほどの違和感は感じません。

アクセルが重く、踏みしめてもスタート時にはラグがある感じ。

シングルクラッチなのに段付き感がかなり少ないです。

パドルは大きくて使いやすく、ある程度回転数を上げて繋いで行くと、電光石火にギアが変わって行きます。

ここまで出来が良いシングルクラッチは初めてです。

営業の方も「一つの完成形です」と言っていました。

しかも想像以上に乗り心地が良く、「まるでフェラーリになってしまった」とランボマニアの人が嘆いたと言うのも分かる気がします。


「ストリート」「スポーツ」「レース」と3段階に切り替えられ、スポーツにするとステアリングもアクセルもブレーキも全てが重くなります。

その重さに負けずにアクセルを踏み込むと、爆音と共に異次元の加速を見せました。

これは街乗りで使うには心の準備が必要です。

とても「レース」を試す気にはなりませんでした。

慣れて来ると車の大きさは気にならなくなり、意外と扱えます。

昔のランボに比べてはるかに後ろは見やすいですし、今はバックカメラもありますし。

マクラーレンMP4-12Cを試乗した時にも思いましたが、今のスーパーカーは街乗りをこなせる懐の深さがありますね。


とまあ、あまりにもスゴイ車で港区を激走しましたが、この車の真価を掴むには、高速道路どころかサーキットに持って行かなければダメでしょう。

とにかく見た目も音も凄まじいので、信号待ちなどでやたら見られました。

ましてやオープンモデルだったら、フェラーリF12ベルリネッタが比較にならない程目立つと思います。

しかし、当たり前ですが、収納スペースはフロント部分にわずかしかありません。

1泊2日の旅行が限度でしょう。

この車を所有している人は他に何台も持っているでしょうが、ランボルギーニと長期間旅したいのならば、2017年に出ると噂されているランボルギーニのSUV「ウルス」を買うしかないですね。

Posted at 2013/12/14 21:09:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

プロフィール

「代わり映えのない日常 http://cvw.jp/b/1971282/43983792/
何シテル?   05/09 15:17
よろしくお願いします。 試乗記や旅行記が中心だったのですが、このところは娘関連のネタばかりです…
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