
フォレスターを1年半点検に出しがてらWRX S4の試乗をして来ました。
カタログスペックを紹介します。
全長4595mm×全幅1795mm×全高1475mmで、車重は1540kg。
2.0L直噴ターボが300ps/40.8kgmを発揮します。
ミッションはCVTで、燃費は13.2km/L。
GTが334.8万円、シートがアルカンターラと本革になり、ビルシュタイン製ダンパーになるGT-Sが356.4万円です。
ナビはオプションになります。
試乗車はGTでした。
外装色が黒で引き締まって見えるため、見るからに速そう。
4本出しマフラーも迫力満点です。
内装はシートに赤ステッチが施され、カーボン調パネルが嵌められているなど、質感でも勝負できるようになって来ました。
ただし、次の画像にある、とてもカッコ良い赤黒のバケットシートはSTIのみで、S4はオプションでも選べません。
因みにこのシートはレカロではないとのこと。
後ろからぶつけられた時に割れることで乗客の安全を確保する技術がレカロにはないからだそうです。
乗って直ぐに感じる剛性の高さ。
ドイツメーカーのハイスペックモデルと真っ向から戦うとスバルが言うだけのことはあります。
GT-Sではないので、ビルシュタインではなくカヤバ製のダンパーですが、結構な硬さを感じます。
速度が上がると硬さを感じずにしなやかさを感じられる良い足回りでした。
エンジンやミッションはレヴォーグの2.0Lと同じですが、感覚的にはより一層の加速力を感じます。
SやS♯モードは街乗りでは必要ないと思えます。
ミッションがスムースなため盛り上がりに欠け、官能性が薄いのが難点です。
ワインディングのような道を走りましたが、ハンドリングマシンと呼ぶに相応しい応答性の良さ。
ブレーキの効きも申し分ありません。
MTを運転する機会が妻の実家に行った時ぐらいしかないので、STIの試乗は遠慮しました。
S4でも速さを感じることは出来ますが、CVTが多少味気ないことを考えると、やはりSTIの方が良いのかな。
しかし、アイサイトを考えるとS4しかありません。
個人的にはS4で十分楽しめました。
Posted at 2014/09/18 21:19:27 | |
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