
今年に入ってから、金曜日は車でお出かけ、土日は自転車で近くの公園に行ったりと、家族サービスに勤しんでいます。
車への関心もかなり薄らいでいるのですが、アルファロメオのディーラーからジュリエッタ・クワドリフォリオヴェルデの試乗車があるとの連絡を受け、我慢できずに見て来ました。
カタログスペックを紹介します。
全長4350mm×全幅1800mm×全高1460mmで、車重は1440kg。
直4 1.75Lターボ(240ps/30.6kgm)に、6速DCTを組み合わせ、燃費は10.8km/L。
FFのみの設定で、最小回転半径は5.5m。
価格は417万円(3月2日から値上がりとのこと)。
日本での発売から3年が経過していますが、外観は個性的で古臭さを感じません。
四葉のエンブレムが良いアクセントになっています。
一方、内装は3年前でさえどことなくチープに感じましたので、さすがに今では厳しい。
全長の割りには後部座席も狭く、荷室スペースも同クラスと比べても広いとは言えません。
クワドリフォリオヴェルデはナビが標準ですが、パイオニアの後付けのものです。
使い勝手の悪い純正を付けられるくらいならこの方が良いですが、綺麗に収まっているとは言い難い。
メーター類は味気ないほどシンプルですが、見やすくて好感が持てます。
バケットシートは意外と硬くなくホールド感も座り心地も良好です。
エンジンをかけると低い音が響きますが、すぐに落ち着いた音に。
サウンドジェネレーターが標準ですが、ノーマルモードでは走行中も結構静かです。
スペックの割りにはどことなく重ったるく鈍い加速感です。
私はジュリエッタが出たばかりの頃にスプリントの試乗をしたことがありますが、ブレーキフィールに違和感を強く感じました。
同じ踏み代なのにある瞬間に突然ブレーキが効くのです。
その頃に比べれば違和感は少なくなりましたが、独特のフィールであることは間違いありません。
ダイナミックモードにするとエンジン音が太くなり、アクセルレスポンスも俊敏になります。
ようやくアルファのスポーツモデルに乗っている気分になれました。
ステアリングの反応と車の動きが気持ち良く一致します。
この車はダイナミックモードで乗ることを前提に仕上げて来ているのでしょうか。
難点は、折角クワドリフォリオヴェルデにもDCTを採用したのに、パドルシフトが小さ過ぎて使いづらいことです。
またアイドリングストップも備わりません。
3年前の記憶ではお世辞にも出来が良いとは言えなかったので、あってもオフにしっ放しの気がしなくもありませんが。
また衝突軽減ブレーキなどの先進的な安全装備は備わりません。
良くも悪くもシンプルなスポーツカーです。
必要なオプションはETCぐらいですから、乗り出しで460万円程度でしょうか。
例えばゴルフRと比べれば100万円以上も安く買えます。
下取り価格はゴルフの圧勝でしょうが。
夜は弟一家と実家に集まっての1ヶ月に一度の寿司の会。
甥っ子がますます活発になって遊ぶのがとても楽しい(*^_^*)
遊び過ぎて背中と腰が痛いです(-_-;)
Posted at 2015/02/22 21:19:52 | |
トラックバック(0) |
試乗記 | クルマ