
馴染みのアウディディーラーから、スーパーボール掬いや人形掬いのイベントを行うとのDMが届き、娘がとても行きたがりました。
そこで、妻と娘と行って来ました。
小さい子連れなどで賑わっています。
娘は早速スーパーボール掬いに挑戦。
残念ながらDMに書いてあったアンパンマン人形はありませんでしたが、スーパーボールやおしりかじり虫の人形をゲットです。
妻はクリスマスリース作りに挑戦し、やたら良い出来栄えでした。
意外な才能。
R8やRS7も展示してあり、目を奪われます。
気になっているS4アバントの話を聞きましたが、まだカタログなどはないそうです。
見積もりを頂いたところ、一般的なオプションを付けて乗り出しで1050万円程でした。
結構高いなあ。
折角なので、ジャガーのディーラーにも寄りました。
F-PACEについて妻や娘の意見を聞きたいからです。
まずはカタログスペックを紹介します。
全長4740mm×全幅1935mm×全高1665mmで、車重は1980kg。
「20d」なる2.0L 直4ディーゼルターボ(180ps/43.9kgm)と、「35t」なる3.0L V6ガソリンスーチャ(340ps/45.9kgm)と、「S」なる3.0L V6ガソリンスーチャ(380ps/45.9kgm)の3本立て。
8速ATで、燃費は20dが15.8km/L、ガソリンモデルが10.1km/L。
最小回転半径は5.6m。
右ハンドルの4WDのみの設定。
価格は、20dが639万円~728万円、35tが849万円、Sが981万円。
Sと同じようなスペックのメルセデスAMG GLE43は1150万円なので一見お買得に思えますが、GLEに標準装備のものがF-PACEではオプションになっていることが多く、装備を揃えると乗り出し価格にさほどの差はなさそうです。
体調と精神がやられていた夏に、友人が気分転換としてF-PACEの試乗に誘ってくれました。
その時は20dの試乗をし、私もハンドルを握ったのですが、あまり記憶にありません。
良くも悪くもディーゼルっぽさが薄かった印象です。
体調が悪かったのもありますが、そこまで心には響きませんでした。
その後、様々な試乗記を読みますと、どうやらF-PACEは「S」が白眉のようです。
とても良い色合いのグレーの20dが展示してありました。
どこからどう見ても近頃のジャガーと分かるデザインをSUVでも実現しているのは流石です。
片側2本出しのしょぼいマフラーがかなり残念。
コックピットをイメージしたかの内装は悪くはないですが、近頃のライバル車の質感向上を考えますと、ダッシュボードが特に物寂しく感じます。
後席や荷室の広さは十分です。
オプションには後席をリクライニングできるものがあるのですが、残念ながら付いてませんでした。
試乗車は赤の35tです。
この色もとてもF-PACEに合っていて素晴らしく綺麗。
ガソリンモデルはマフラーが左右2本出しになりますが、もう少し太いものを採用してもらいたい。
内装も赤黒でスタイリッシュですが、200万円以上のオプションが付いているとのことで、全体的にあまり参考になりません。
早速試乗開始です。
ジャガーに乗っていつも感じるのは、ピタッと決まるシートポジションと座り心地の良さです。
イギリス車ですから当たり前とも言えますが、このところメルセデスに乗ることが多く、どうしてもよじれる感覚が強かったので、何だか新鮮に感じます。
ステアリングホイールも太過ぎず、握りやすい。
全幅1900mm超ですが、見切りが良いため、決して運転しづらい車ではないと思います。
実際に乗ってしまえば、車両感覚が掴みやすいとは言い難いマカンよりも遥かに小型に感じます。
とにかく素直なエンジンで、ちょっと高めの音と共に気持ち良く加速します。
演出過剰なAMGと比べると大人しく感じるかも。
モードを変えると雰囲気が一変して野太い音になりますが、地響きが伝わるようなAMGのS+モードとは音量が違います。
後席の人のことを考えればF-PACEぐらいがちょうど良いですね。
足回りもジャガーらしくしなやかで好感が持てますが、オプションの可変ダンパーを纏っているとのことで、標準がどんなものかは分かりません。
ステアリングの反応も割りとクイックで、アイポイントの高さを除けばSUVを運転している感じが稀薄です。
これはスポーツカーとしても楽しめますね。
妻が言うには後席の広さも乗り心地も良かったとのことです。
しかも電動格納サイドステップが備わるので、女性や子供にも優しい。
是非、もう一度ディーゼルモデルに乗って乗り比べをしたいと思いましたが、娘が限界を迎えたので帰って来ました。
F-PACEは本気で欲しくなったので、今度は友人と試乗に行ってみます。
Posted at 2016/11/12 22:09:01 | |
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試乗記 | クルマ