
友人とCX-5を見に行って来ました。
カタログスペックを紹介します。
全長4545mm×全幅1840mm×全高1690mmで、車重は1510kg~1660kg。
2.0Lガソリンエンジン(155ps/25.5kgm)、2.5Lガソリンエンジン(190ps/25.6kgm)、2.2Lディーゼルターボエンジン(175ps/42.8kgm)の3本立て。
全モデル6速ATで、燃費は2.0Lガソリンが16.0km/L、2.5Lガソリンが14.8km/L、2.2Lディーゼルが18.0km/L。
最小回転半径は5.5m。
2.0LガソリンのみFFですが、それ以外のグレードはFFと4WDが選べます。
車両本体価格は、2.0Lガソリンの246万円 ~ ディーゼル Lパッケージ 4WDの352万円。
ソウルレッドのXD(ディーゼル) Lパッケージが展示してありました。
写真で見るよりもスポーティーで、背が低く見えます。
大きなグリルがマセラティ・レヴァンテを彷彿とさせます。
リアは先代からは大きく変えず、ライトがシャープになりました。
とてもカッコ良いですね、心がときめきます。
内装はBMWとアウディを足して2で割った印象。
あまり評判の良くないマツダコネクトはかなり改良されているとのことでした。
Lパッケージなので革シートを纏っていて、見た目の高級感が増しているだけでなく、座り心地も良いものです。
後席はほんの気持ちだけリクライニングしますが、もう少し前後の幅が欲しい。
前席につま先がスッポリと入るので、そこまで狭苦しくは感じないかも知れませんが。
荷室の広さは必要十分で、使いやすそうな形状です。
試乗車はXDのプロアクティブでした。
外にいてもディーゼル特有のカラカラ音はあまり気になりません。
やはりファブリックですと印象が変わりますね。
Lパッケージとプロアクティブとの価格差は約30万円。
悩ましい価格差ですが、リセールも考えるとLパッケージにしたいところです。
いつものように友人から運転し、私は後席に座りました。
座り心地も乗り心地もとても良いのが驚き。
高級セダンの足回りです。
とにかく静粛性に力を入れたのがよく分かりました。
オプションのBoseサウンドシステムは良い音を奏でていましたし、車内での音響にこだわる人でも受け入れられるレベルに近付いたと感じます。
次は私の番です。
トルクフルなディーゼルですから、街乗りでの不足はありません。
ディーゼルはステアリングの反応にダルな印象を受けることが多いのですが、CX-5は素直な反応で文句なし。
逆にアクセルレスポンスにラグがあるように感じました。
ヘッドアップディスプレイはフロントウインドウへの投影式で、ナビと連動し制限速度など様々な情報が表示されます。
しかもかなり遠くに映し出されているように見えますので、視線の移動が少なくてすみます。
ですが、前車のリアライトに被ってしまって見えづらいこともありそう。
肘置きの位置が低いのと、アダプティブクルーズコントロールの制限速度が100km/hなのが難点です。
高速道路の制限速度が引き上げられようとしている今、120km/hにして欲しかった。
不快な音や振動をなるべく排除し、使い勝手を向上させるために真面目につくったのがよく分かります。
マツダが「深化」と呼ぶのがピッタリと来ます。
1840mmの全幅は都市部で不便なく扱えるギリギリのサイズだとも思います。
輸入車のSUVは全幅が1900mmを超えるのが当たり前のようになっていて、私の家の近所の狭い道を考えると二の足を踏んでしまいます。
XD Lパッケージの4WDモデルに後席モニターなど様々なオプションを豪勢に盛り込んでも、乗り出しで450万円を切ります。
しかもCX-5はリセールも良いようですね。
メチャクチャ心惹かれますが、次期フォレスターと比べるまでは買えないなあ。
ちなみにボディカラーは白・赤・グレーが人気とのこと。
私が気になっているソニックシルバーは人気の面では今一つとのことでした。
Posted at 2017/02/06 15:26:54 | |
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