
昨日、イヴォーク乗りの友人が新型を検討しているとのことで、試乗に行って来ました。
全長4380mm×全幅1905mm×全高1650mmで、車重は1900kg。
180ps/43.8kgmを発揮する2.0Lディーゼルターボと、2.0Lガソリンターボが用意されています。
ガソリンは200ps/32.6kgm・249ps/37.2kgm・300ps/40.8kgmの3種類。
燃費はディーゼルが12.8km/Lで、ガソリンが8.9km/L。
今一つですね。
車両本体価格は470万円~815万円。
白のR-DYNAMICが展示してありました。
私は写真で見るよりも寸詰まり感はなくよく纏め上げたと感じましたが、友人は特に後ろからのデザインに伸びやかさが足りないと評していました。
ヴェラールと並べてみますと、車幅は2.5cmしか変わらないのに、2回り以上小さく感じます。
先代と比べますとフロントのボリューム感が増し、かなりの迫力があります。
内装はスイッチを極力廃してスッキリ。
筒型のシフトレバーが一般的なものに変わったのが個人的にはちょっと残念。
シートが硬過ぎず最高の座り心地。
荷室のスペースは可も無し不可も無し。
試乗車は黒のP250のR-DYNAMIC。
白の外装色よりもカッパーが黒と合っていると感じます。
まずは友人がハンドルを握り、私は後席に。
先代よりもホイールベースが2cm拡大していますが、私は友人のイヴォークの後席に殆ど座ったことがないので、違いはよく分かりません。
前後幅はそれほどキツくはありませんが、ルーフが低く圧迫感があります。
サンルーフは付けた方が良いかも。
座面が短く、後席の快適性には妥協が必要です。
デザイン優先なのか、アシストグリップが後席にも無いのは賛否ありそう。
ロールは少なく、酔いづらさそうなのは好印象。
お次は私の番。
逞しい音を奏でながら、9速ATもあって至ってスムースと言うのが第一印象。
特にSモードでパドルを使うと本当に勇ましい走りを見せてくれます。
車格的にも6気筒は必要ないですね。
ブレーキのタッチがかなりソフトで違和感がありました。
またステアリングホイールに路面の凹凸に伴う微振動が伝わって来たのもちょっと気になります。
デジタルルームミラーはあまりにもクリアに見えるので感動。
ただし後車がかなり近くに感じるので、ある程度の慣れは必要です。
あの衝撃の先代を内外装共にうまくチェンジした、というのが総合的な感想です。
ですが、レンジローバーは結構なオプション商法なので、一番売れ筋と思われるP250のR-DYNAMIC Sでも、ちょっと油断するとあっという間に乗り出し800万円オーバーです。
ヴェラールが見えて来ますので、イヴォークを買うなら割り切りも大切だと思います。
Posted at 2019/10/25 14:54:26 | |
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