PCX e:HEVオイル交換

走行距離が500kmを越えたので、DIYでオイル交換をしました。


製造工場出荷時に入っているオイルはホンダのウルトラE1ですが、昨年で生産終了したモデルの在庫車を購入していますので、新車購入といえど、どんなオイルが入っているか分かったもんじゃありません。

MTのバイクはエンジンオイルがミッションオイルも兼ねていますが、スクーターはエンジンオイルとしてしか機能しないので、フリクションロスの低減を重視したMBという規格のオイルが奨励されます。


つまり、MB規格はスクーター専用規格といって良いようなものなのでラインナップは多くありません。


さらに、ホンダのスクーターだけは高温側粘度指数が30のものを指定しています。


ヤマハやスズキは高温側粘度指数が40を指定しているのに。


ホンダのスクーターにしか使わないMB規格で高温側粘度指数が30のオイルを、わざわざ他メーカーも扱うバイク屋がリザーブして交換してくれているとは考え難い。

バイク屋なんて「スクーターのオイルは安モンで十分。バイク用で粘度に問題が無ければ何入れても問題ない。」と考えている、というか実際そう答える人ばかりですからね。


実際そうなんだろうけど、純正オイルより低性能なオイルが入っている可能性があるのは嫌なので、早々にオイル交換。


JF81用に買ったものの、交換する前に乗り換えたためストックされていたレプソルのスマーター10W-30です。


ホンダのスクーターにドンピシャな規格で、純正オイルは好物油ですが、こちらはグループⅢかもしれませんが化学合成油です。



また、早々のオイル交換にはもう1つの目的があります。

それは、マグネットドレーンボルトの装着。



小排気量のバイクって、オイルフィルターが付いてないものが多いんですよね。

もちろん、ホンダの小型スクーターにも付いていません。


粗めの茶漉しみたいなストレーナーが付いているだけです。



ですので、僕は自分が乗るバイクは必ずマグネット付きドレーンボルトに交換します。


オイル交換の際、マグネット部分を拭き取ると、結構鉄粉が付きますしね。



この鉄粉、見るからにストレーナーの網目より小さいですよ！


ということは、マグネットボルトなしだと鉄粉が普通にオイルに混じってエンジンオイル経路を動いているということになります。



前車JF81では、良いオイル、マグネットドレーンボルトのおかげで3000〜4000km毎のオイル交換で３万km以上走っても絶好調で冬以外は常にカタログ燃費を超えていました。


PCX e:HEVでも気持ちよく駆け抜けるために、今回は納車されて早々にオイル交換をしました。


レプソルのSMARTER、よい感じなら今後も使い続けようと思います♪