もう2ヶ月近く前の話
突然、スモールライトを切ってもフォグが点いたままになってる事に気づいた。フォグのスイッチを切ればフォグも切れるが、本来スモール連動だからスモールを切ればフォグも切れなければいけないはず。
「あれ?いつから?…なんで?」
そういえば、気のせいかちょっと前からセンターパネルのスモール連動の照明が、スモールを切っててもうっすらほのかに点いてるようで、気にはなっていた。
「フォグのリレーの故障だろう。。。」
と、ディーラーに持って行った。
1時間近くすると、後輩でもある整備士のH氏が首をかしげながら整備場から戻ってきた。
「リレーじゃないですね。
でも、原因が特定できないんです。
多分、どこからか『回り込ん』でますね」
「え?そっか」
「メーターの照明って自分で付けたんですよね?」
「そうだよ」
「スモールと連動させて、ディマーにしてますよね?
どうやってます?」
「リレー入れてる」
「そこが怪しいですね。
多分、イグニッションからスモールに回り込んでますね」
「リレーがいかれたのかな。整流ダイオード入れなかったからな…」
「他にもスモールに回り込んでる可能性のあるところはありますか?」
「あるある。自分でLED付けたところで、スモール連動させてる所は他にもある」
「1個1個、つぶしていかないと原因は特定出来ませんね」
「あー、じゃあ、まあ、取りあえず そんなに不便じゃないから、いいや。そのままで。」
そう言って、帰宅した。
実はこの2ヶ月。
車弄りのテンションを相当下げていたのが、この「原因不明・我流の弄りによる不具合」だった。
内心思ってた。
「あああ。とーしろが 調子こいて いじって 駄目にしてりゃ世話ないな」と。
自分で付けたLEDを一つ一つ点検して、どこから逆流してるのかを調べるなんて、気が遠くなる…。
とね。
「まあいいや。そのままで」
と思っても、どこか気になっていた。
「やっぱ、すっきりしないなー。
ちっくしょー。
直してやるぜ!」
やっと重い腰を上げて、メーターに入れたLEDをディマー化するために入れたリレーを点検した。
ダッシュボード右のスピーカーの下のところに仕込んでいる。
リレーに取り込んでるスモールからのラインを外して、フォグが正常に作動するかを試した。
が。
フォグの作動は異常なままだった。
つまり、
このリレーのラインが原因ではなかった。
じゃあ、いったいどこが原因だ?
(・・? わからない。。。
ふと、オートゲージの電圧計・バキューム計のディマー用につないでいるスモールからのラインを外してみることにした。
ビンゴ!
原因は、オートゲージの後付けメーターだった。
イグニッションONからの電流が、ディマー用につないだスモールのラインを逆流し、微弱ながらも他のスモールのラインに入り込んでしまったため、あたかもスモールが点灯しているかのような誤作動を起こしていたのだ。
解決策は、簡単。「整流ダイオード」を入れればいい…はず。
これまでLEDを仕込むのに、整流ダイオードは一度も入れたことがなかった。
LED自体がダイオードだから、整流ダイオードはLED保護の目的以外に必要ない。
だが、今回はオートゲージのメーターの中の問題。
照明のディマー用にスモールのラインと繋げる時に、逆流してスモールのラインに電流が流れるのを防ぐために、整流ダイオードを入れる人は少ないと思う。
もちろん説明書にもそんな事は書いていない。
というよりも、本来これは不具合だし(;´Д`)
整流ダイオードを入れたら、フォグやその他のスモール連動はすべて正常になりました。
もちろん、オートゲージのメーターすべてがそうなる訳ではありませんが、オートゲージのメーターを入れていて、同じような症状が出ている方がいらしたら参考にされて下さい。
整流ダイオードは一個10円くらいなので、症状が出てからとかじゃなく、初めから入れるようにしようと思いました。
ちなみに、リレーはOMRON製なので、信頼のおける商品です。
「OMRONさん、疑ってすみませんでした」m(__)m
Posted at 2009/03/25 01:20:35 | |
bB | クルマ