王子のひつじのブログ一覧

またまたお手付き。




こちら、セリカGT-FOUR。

執事も山奥勤務の頃にST-185→ST-205と乗り継いだこの車体。当時はF1タービン載せて450HPくらい絞り出してみたけれど、峠では同僚のランエボにまったく追いつけずで腕の違いが身に染みた一台だ。


むかし話はさておき。

とつぜんだけど執事はツールドコルスが好きだ。崖っぷちを走るコースも、ターマックを駆け抜ける車体も。そんなツールドコルスはWRCのフランス大会であり、基本フランス人勝者が多いイベントなんだけれど、中でもアホほど勝ちまくったフランス人が二人いるのだ。

ベルナール・ダルニッシュとディディエ・オリオール。

６回の優勝はあのセバスチャン・ローブをも上回る勝利数。ダルニッシュは主にGr.4時代のストラトスで活躍したが当時を執事はあまり知らない。逆にオリオールはGr.A時代を代表するデルタとセリカで活躍したナイスガイで執事にとってとても印象に残るラリースト。

そんなわけで今回作るのはオリオールが最後にコルシカを絞めた1995年のGT-FOURを作るわけなんだけれど、実はそんなプラモデルは存在しない。このST-205はレギュレーション違反で1995年の選手権ポイントはく奪という呪われた機材だからだろうか。




悩んでもしょうがないので組んでいく。

今回はデカールを社外品から、ホイールはタミヤのカローラWRC、内装はハセガワのST-185から拝借して、エンジン車体裏はオミットの予定。






忘れもしない足回り。

スーパーストラッドにはWRC参戦チームも相当苦労したと聞いたけれど、コンシューマにとっても痛かった。何がってショックアブソーバー交換するだけでもベリーエクスペンシブで、かつスタビのブラケットが良く折れた。






完ぺきだった。

カローラのホイールは、径、オフセットともに完全に合致。問題はこれに使ってしまうとカローラが完成しない事なんだけれど、ちなみにカスタマーサポートからは在庫切れとのご回答。




デスクが手狭になってきた。

デカールのつづき。




ついに登場リキッドデカールフィルム。

前回のタミヤデカールバラバラ事件をうけてコレを探していたんだけれど、地元でいちばん大きなホビー店でやっと見つけた。８００円ちょっと。






さっそく試した。

前回コッパミジンになったリアバンパーのとこ、粉々になることはまったくなくて貼り付けることができた。そもそも３次元曲面なのでぐちゃぐちゃなのはご愛敬ということで。






天井の大判にも試してみる。

まったくもって安心して貼り付けることができた。左右パネルあわせの溝が破けるのはリキッドデカールフィルムの悪さではなく、執事の根気の無さおよびタミヤデカールのそもそもの追従性の悪さなんだろう。


というわけでカローラWRCもなんとかメボシが付き始めたのであった。