20万キロタイミングベルト交換~後編~
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今回は、ウォーターポンプはタイベル、テンショナーと一緒に、オークション購入しました。ウォーターポンプは、パロート製の物が届きました。ガスケット類ももちろんすべてついてきたのですが、最初、中央にある小さなOリングが、いったいどこに使うのか、分かりませんでした。しかし、ばらしているうちに、ポンプの出口のガスケットには、方向があり、ポンプだけを外して組み付けるとなると、斜め下を向いたポンプの出口に、事前にガスケットをくっつけておかないと、うまく取り付けられないことに、気がつきました。Oリングの件とともに、不審に思って見回してみると、ポンプ出口のつながるL字型パイプを、取り外してみると、ヒーターコアにつながる配管の出口に、Oリングを発見。ここまで外して作業すれば、ポンプ出口もキチンと組付けられると、納得がいきました。
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ポンプと、L字パイプを組み立てて、ポンプAssyを組み立てた写真です。ヒーターパイプも差し込んでいますが、このままだとエキマニに引っかかるので、実際にポンプをつけるときは、パイプは抜いて、後で差し込みます。
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組み立てたポンプAssyをエンジンに取り付けます。シリンダーブロックとの間のガスケットを忘れずに。
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カムホルダーを、周囲かららせん状に2,3回に分けて緩めていき、カムシャフトを取り外します。今回は油圧ラッシュアジャスター(HLA)の分解清掃を行いたかったので、タイベル交換だけが目的であれば、ここまでする必要はありません。カムホルダーを外すと、カムシャフトシールがポロリと外れてきます。
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大体の位置をマーキングした後、インテークカムシャフトの端についているクランク角センサーを取り外します。この部分からのオイル漏れがひどかったので、Oリングを交換したかったからです。Oリングはひどく硬化していて、外そうとすると、割れてしまいました。
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HLAの分解清掃をやった後、もとどうりに装着してカムホルダーを今度は中央かららせん状に2,3回に分けて締めこんでいき、最後はトルクレンチで締め付けて、取り付けました。その後、カムシャフトシールにグリスを塗ってはめ込みました。用意していた塩ビパイプが合わなかったのですが、灯油のポリ缶の中央が抜けるフタの周りを使うと、ちょうどうまく当てることができました。ラッキーです(笑)。これもSST?
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いよいよタイミングベルトを張ります。古いベルトから、マーキングの位置を写し取り、プーリーのマーキングの位置と合わせて、ベルトを組み付けます。カムシャフトがバルブスプリングの反力で、少し回転してしまうので、カムシャフトにそれぞれレンチを付けて、位置を合わせながら、ベルトを入れるのですが…。DOHCでカムスプロケットが2つあるので、メガネレンチ2本で両手がふさがり、誰かベルトをはめてくれ~と言いたくなります。まさに手が3本必要になります。そういえば、2つのスプロケットの間に橋渡しして、カムスプロケットをロックしてくれる工具が売られていましたが、こういう状態になるからなんですね。歯付きのベルトで、滑らせることができないので、えらい苦労しました。苦戦しているうちに、非調整式の右側のタイミングベルトテンショナーをはずすと、長さに余裕が出て、タイベルをマークに合わせて、たるませて組むことができることに気がつきました。左側の調整式の方を、最大のゆとりにしても、結構ぎりぎりですが、右をはずせば、コマを合わせてベルトを入れる余裕ができます。右のテンショナーは左を張らなければ、余裕で後から装着できました。しかし、V6や水平対向のDOHCでは、単純計算手が5本必要で、千手観音状態になってしまうので、SSTは必須ですね(笑)。
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タイベルのテンションを調節後、テンショナーをロックし、カバーを下から順に装着します。最終的に、タペットカバーを装着して、エンジン本体は終了です。液体ガスケットを少々塗りすぎですが、見なかったことにしてください。タペットカバーのパッキンは新品を使い、カバーのボルトを何度かに分けて中央から、らせん状に締めていき、エンジン本体は終了です。補機類などを元に戻して、運命のキーをひねる瞬間になります。
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