稲作は春の大祭 「田植え祭」 の開催です。 ・・・・ハイ、「春の大祭」 です。
昔は「田植え」「稲刈り」「稲こぎ」を三大祭りとチャラけて言ってたんだけど、最近は 稲刈りと 稲こぎをコンバイン君が一度にやっちまうので、さて どーしたものか?だったんです。
とは言うものお米を作る作業はやっぱり「祭り」とか言わなきゃ 力が入りません。そして少しでも楽しくやろうと 「お祭り」と呼ぶのです。
春の大祭 「田植え祭」、秋の大祭 「収穫祭」です。 どーでしょう?某静○県知事様?!

6/8 田植え祭のスタートです。
主役は「クボタ農機出身のキュート君」です。
後ろの大きな 2コのホッパーは肥料用です。最後部の小さいのホッパーは除草剤用です。
2019年にキュート君が来るまでの田植え機は 2条植えで歩行型でした。
肥料も除草剤も田植えとは別のタイミングでまいていました。

キュート君は苗を植えながら肥料と除草剤をまいてくれるので、田んぼに 3度入らなければならなかった作業が 1度で済むようになりました。
でも、良いことばかりではありません。機械が大きくなった分角とか出入り口とか植え残しが多くなりました"(-""-)"⇒
広い田んぼだと 角の 4つくらい植えてなくても大して変らないでしょうが、弱小農家なボキんちは「植え継ぎ」します。
と言ってみたもの今年のこの時期のこの暑さは何ですか?
嫌だな~っと田んぼを眺めていると、近所の稲作名人が 「植え継ぎはドロが落ち着いた 1週間後くらいにするのが良いんじゃ!」とおっしゃる。
早くカタを付けたいけど、(暑さに勝てず)名人の言う通りにいたします。 ということで植え継ぎは放置です。
6/13 放置ついでで、野暮用の帰りに周南市は中須地区の棚田を見に行ってみました。田植えの済んだ棚田の景色はどんなものか、ちょっと見てみたかったんです。
「棚田と清流の里」 だそーです。 苗が棚田一面に植えられた風景はさぞ見事でしょう!と行ってみたのですが、、、、道が狭いの!!
随分前にRAV4で来たときは何とも思わなかったけど、歳を取ったからでしょうか?この前 Fスポを修理したばかりでまた何かやっちまうと息子に叱られるので奥まで行くのを諦めました。
道の狭くなったとこでしばらく考えて向きを変えて退散しました。 (弱い!)
6/16 ほぼほぼ一週間経って 植え継ぎをしました。
もちろん暑い日の田んぼ仕事は 昔話:笠地蔵 で有名な地蔵笠です。
地蔵傘、正式には菅笠と言うらしい。けど、やっぱり地蔵笠と呼ぶのが楽しい。
ベトナム笠とも言うらしい。けど、やっぱり竹槍をもたせたらベト○ンにしか見えないのも楽しい。
もちろん Uvカットサングラスは必需です。
田靴は言うに及ばずドロの中には何が潜んでいるかもなのでビニール手袋も必需です。
そんな田んぼ作業の正装な(?)恰好だけど、うかつに声をかけちゃいけないヤバい人のよう!
恰好はともかく、中腰でやらなきゃならないこの作業はなかなかキツいです。
祭りの終わった夕方、ドロと戯れていた田んぼを夕陽が優しく照らしています。
「やれやれ、今年も無事終わったか」と缶コーヒーを飲みながら シミジミ です。
・・・・後はウンカ野郎な害虫が来ないように御田頭祭で花岡八幡宮に祈ります。
・・・・後は台風が来ないようにお天気尾根遺産に祈ります。
Posted at 2024/06/20 19:36:17 | |
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