7/17の海の日(祭日)はこの地区の御田頭祭というお祭りです。農作物の豊穣と害虫除けを祈るお祭りです。コロナ過で神輿巡幸は4年ぶりです。
お神輿はトラックに載せてやってきます。昔は皆でかついで巡幸していたと聞きます。
農業人口の減少と高齢化で参加者も少なくなったからでしょう。交通事情もあるのでしょう。
狭い田舎道で「お神輿わっしょい」やってたら通行車両とケンカになります。
今年はどこのかしらのテレビ局が取材に来てました。
インタビューを受ける宮司
インタビューが終わり うちの地区のスタートだけど今年 うちの地区の集まりがメチャ悪いの!
久しぶりの開催からか、開催連絡のマズさか、集まったのは5人!神輿巡幸に参加は3人!
百姓のお祭りだけど、主催は自治会です。自治会役員は12人居るのに来たのは祭り担当の農業委員の2人だけって、、、、(皆で来いよォ)
太鼓に2人、神具を持つのに2人、お賽銭の籠2つを2人で持って、通常 8人必要です。
とりあえずボキが1人で太鼓を叩きます。他の2人で神具を持ってもらいます。(って、なんでボキ主導なん!)お賽銭の籠はトラックで運びます。
太鼓の叩き方を前の地区の人に教わります。「5~6歩歩いて1回 ドン」とのこと。
もちろん子供が寄ってくるとトントコトントコと連打したりして、チャラけてましたが。。。。
そんなうちの地区だけ(多分)寂しい行列です。と、だれかが自転車で追いかけてくる。うちの地区の人でした。何事かと思ったら「太鼓の叩き方が違う」と言う。「正しくは3回打つ」と。
分からないのでやってもらった「ドン、ドンドン」だそうです。「分かりました」と言ってやってみるも、1人で太鼓持って3回打つのは非常に腕が辛いのよね!(しかし、太鼓の打ち方のチェックに来ただけ?! 神輿巡幸への参加・・・・以下自粛)
ということで次の地区にバトンタッチしてうちの地区の役目は終わりです。帰る時、宮司さんから「太鼓の叩き方に決まりはない」と言われ「そーなん!(呆気)」です。
さらに「おたくの地区、来年はもっと参加人数を増やして下さい」と釘を刺されました。「分かりました」と言ったけどボキは地区の代表ではないし、今回の責任者でもない。
そんな楽しいお祭りもバタバタと終わり、7/20 のことです。庭のシマトネリコの木は蝉さんの誕生ラッシュです。現在 11コの抜け殻がぶら下がっています。(数えたのかよ!)
17時頃のことです。
地面に蝉の幼虫の出て来た2センチくらいの穴がいくつも開いているけど、その1つの穴にもがいている幼虫を見つけました。
細い根が邪魔をして出れないようです。
どーすればいいのか?とりあえず邪魔をしている根をハサミで切ってあげました。(穴は少し崩れましたが)
その後はどーして良いか分らん。後は本人(蝉だけど)に任せることにして用事で出掛けました。
18時頃。帰って来ると穴に幼虫君が居ない。探すと2mくらい離れた門の横のブロックに居ました。抜け殻順でヨウチュウ12号です。
でも、場所的にちょっと低くない?それも道路側。外から丸見えじゃん!落ち着いて変身出来なかろうに!蝉敵に悪さをされなきゃいいけど。
19時頃。様子を見に出てみた。
幼虫君はブロックの内側に移動してた。
そして、背中が膨れて割れかかっている。変身が始まっているみたい。
22時頃。様子を見に出てみた。
幼虫君が地面に落っこちてた。
これは非常にマズい状況ではなかろうか?!
指先でツンツンとゆすってみた。動かない。変身具合も 19時の時と変わっていないようだ。
死んじゃったの、、、、か???
何度か「ヨウチュウ12号、大丈夫か?」「しっかりしろ!」と声を掛けてみたけど反応がない。
となりの木では変身の終わって蝉になったクマゼミ君が羽根を乾かしていた。
翌日(7/21) 6時。様子を見に出てみる。
昨日のまんまの姿と姿勢で地面にいた。
死んじゃったみたいです。
落ちていたところへ埋めてあげました。
墓標は高知県・桂浜の五色石です(五色石に深い意味はありません)
蝉君、安らかに眠ってください(涙) 蝉君がまた蝉で生まれて来たらまたボキんちの庭に出て来てね。
思うに、穴の中でもがいているのを見つけた時、もがいていたのは随分前からで、それで体力を使い切ってしまい、変身の体力が残っていなかったのかもしれない。
だから、羽化の場所もあんなに低かったのかも、ボキがもう少し早く見つけてあげていたら立派な蝉君になって大空を自由に飛べていたのかも。です。
「蝉君、すまんね」 根を切る時、蝉君のこっちを見つめるクリッとした目が忘れられない(涙)
Posted at 2023/07/22 14:13:03 | |
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