2018年09月23日
フェライトコアとロッカーフィン
・うちのサンバーはドラレコとLEDヘッドライトからのノイズでラジオがほとんど聞こえなくなっていた。調べたら電源系に乗るノイズではないかという事だった。LEDヘッドライトは高速スイッチングしているかも知れないので分かるのだが、ただ5Vに落としているコネクターがなぜそんなノイズを出すのか分からない。でもノイズ対策で良くなったという話も聞くのでフェライトコアを買ってみた。これ、普通はラインに噛ませるだけだが、実は太いのに何周か巻いてやるとトロイダルコアのようになるらしいので、少し太目なのを買ってみたが、車での効果はちょっとまだ判断しかねる部分がある。
10個もあるので、以前から気になっていたオーディオアンプの電源にも使ってみた。これは2024というカーオーディオチップを応用したデジタルアンプで、価格や消費電力からは信じられないほどいい音が出るのが、一方で絶賛する(それこそ30万40万クラスのアンプと同等以上という人達)ほどの音は感じなかった。でも、全くガセと思っている訳ではなく、レビュアーの人達の耳は確かにも感じて、製品のバラツキか他の条件があるのだろうと思っていた。で、一部で言われていたのが電源の問題で、これカーオーディオ用回路で組まれているのでDC12Vを使っている。AC駆動の場合アダプターを使っているのだが、ACで作るDCがフラットな訳ない。これは他のアンプでも同じで、わざわざ電源部で1度バッテリーに蓄電してフラットにしてから使う製品もあった(昔ですら50万コースだった)。そういう意味だとカーオーディオはエンジン止めてる時は電源的にはすごい理想的と言える。かと言ってこいつをわざわざバッテリーから電気引いて使うほど音質を追求する気はなかった、PCの外部スピーカー駆動程度の使い方だし。
しかし、安いフェライトコアのノイズキャンセラーで音質が改善されればめっけもんだなぁー程度のつもりでトロイダル巻きしてみてびっくり!なんだこの音!実は付けようとして気が付いたのだが、純正ですでに一つ小さいフェライトコアは付けられており、メーカーも対策の重要性は分かっていたのだろう。だから、これはあくまで追加フィルターな訳だが、それでもこんな音変わるもんかと。1度こういう経験すると、今度は車の電源ラインでも使ってみたくなるよねぇ。でもみんからで車の電子機器の設計をしている人が安易にフェライトコアを付ける危険性を指摘されているので、読むと危険性や逆に害になる可能性も感じないではない。
さて、車のドラレコで試した結果だが、確かに電源ラインでも効果はある。ちゃんと電波が入っている時のざわざわしたノイズは減った。しかし、電波状態が悪い時は酷いノイズがドラレコ本体から放射されているようで、これはフェライトコアでは対策出来なかった模様。物によってはアルミテープで遮蔽したりして対策している情報もあるのだけれど、うちのは分解するの無理っぽい。外側に貼ってみて改善するなら黒いテープで仕上げてみるか。
・サンバーのタイヤは結局13インチがマイナーすぎて情報が全然出て来ないのと、重量的には14インチとホイールはほっとんど変わらないという結果にがっくり。じゃあ素直にうちのブラックレーシングにすりゃよかったじゃんとも。これ14インチだけど、13インチとそんな重量変わらないし。調べると付けている人もいた。またタイヤ重量も5kg内外とトータルで10kg程度でそんなに変わらない事も分かった。ここからが本題、使ってみたいのはTOYOのSD7だったのだが、TEO+の後継だけれど燃費性能を格段に上げてきてウェットグリップもそこそこあって、価格はかなりお安いという不思議な位置づけになっていた。だが、TEO+は当初国産だったはずだが、SD7は最初から中国製になっているみたい。TEO+も中国製があるらしく、おそらく生産途中で生産拠点を中国にも持って技術移転をして、SD7で最初から作っているのだろう。うーん、TOYOは好きなメーカーだが、母体の東洋ゴムは偽装の常習犯な上、安さで中国製になったんだと思うと複雑だな。まあ同じ事をフランスのミシュランも思っているだろうし、どうせヘタに追い上げられるぐらいなら、生産拠点を中国に作ってしまって現地生産した方がいいというのもあるんだろうけど。SD7は普通車用とSD7Kという軽自動車用があって、サイズも違ったりするのだけれど、Kの方が恐らく積載しないサンバーには合っている。でも165/70R14はSD7にしかなくて155/65R14はSD7Kにあるという感じ。とりまオフセットを当ててみて不都合がないか見ないと安心出来ないな。
・サンバーの空力モディファイ、本にある事を一つとオリジナルを一つ試して見た。まずロッカーフィンだが、アルミでサイドシルにフィンを一本生やすだけなんだが、ちゃんと効果が感じられた。フィンを生やす向きでもそれぞれ微妙に効果が違うらしいのだが今回は中間的な角度にした。考察としてはサイドの整流ではあるのだが、体感的にそれは結果的にフロア下と横との空気の流れの遮断、サイドスカートに割と似た感じなのではないかと言う気がする。テストでは50kmあたりで差を感じるようになり、60kmから体感速度が5kmばかし遅くなったような安定感を感じる。また以前は気にならなかったフロントスクリーン周辺での空気の音が気になりだした。おそらく以前サイドやフロアで出ていた音がマスクしていたのが目立つようになったのかと思われる。
もう一つはルーフエンドでボルテックスジェネレーターより積極的に気流を後ろに送ってやるスポイラーの接置だったのだが、これは角度的にもう少し付けないと低い速度では体感出来るほどの効果は無い感じがする。もっとも現状でもサンバーバンの走行抵抗はかなり低くて、ちょっと緩い下りの坂でクラッチ切っても速度が全然落ちずに走っていくので、低いなりに効果があるか充分なのかと言った所。角度付けると取り付け強度にもう少し保険が欲しいな。
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Posted at
2018/09/23 19:33:21
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