2008年01月20日
ステラとミラ試乗
このパソコンも不安定だ・・・XPのIE7は使いづらすぎる。ともかく試乗れぽ
・ステラ:CVTのLX、ともかくエンジンを回さないと走らない。車体重量がライバルのムーブやワゴンRより40kgぐらい重い860kgもあるのと、エンジンが4発なので、全然低速トルクが無く、母親がラフにアクセル操作するとCVTばかりうなっている。ちなみに待ってても車速も乗らない(CVT特有の後から速度が付いてくる実感が無い)。CVTが加速シフトに入らない場合はエブリィ並の動力性能だ(つかエブリィより回ってる感じ)。余談だか私は以前から3発より4発の方が低速トルクが薄いと言う表現を不可解に思っていたのだが、昨日風呂入って考えたのだが、「同じ排気量を多数の気筒で割ると必然的にストロークが短く高回転型エンジンになるので、その中でトルクが出る回転数が上にシフトするからじゃなかろうか?無論熱効率とかあるんだろうけど、4発が8000回って3発が6000回れば正味のピストンスピードは同じだ(同じボア・ストローク比で)。何が言いたいかと言えば4発はすげー回らないと意味が無いのだが、ステラは特に高回転型ではないのでバルブのロスとかSV比的に別によくもないと言う話。静粛性も結局回してしまうとライバルよりはるかにうるさいし、アイドルもミラの方が静かだった。
車体剛性はさすがと言うか4独は建前だろうけど、乗り心地や安定性は図抜けている。タイヤがライバルよりインチアップででかいのが大きいだろう。逆に小回りはなんと4.7mもある。これデミオよりでかい。母親も駐車場から出すのに戸惑うほどだ。あとフロントの見切りが悪い。ファイヤーウォールが高いからで、これも剛性と見切りを天秤にかけた結果だろうがダイハツのに比べると視界は小さい(開放感自体は悪くない。グラスエリアはどれもでかいが)。挙動もハイトワゴンでは一番好みだが、それでも絶対的には重くて腰高。ブレーキはタッチが掴めないが強力。色は淡い系統でR2?R1系より若干パールを抜いてすっきりした感じにしてあるみたい(マイナーチェンジで色をいじったそうな)。デザイン的にラウンドが強いR系はパールが強くても綺麗に見えるが、エッジが強調されたステラはもう少しスカシがくっきり出ないとと思ったのだろうが、クリーンでいい。あと操作系が重いのが気になった。ドアとかほかのスバルもそうだが無用に重い(実際ドアは厚いので重いのだろうが、ダイハツの頼りない軽さが女性には好まれそうな気がする)。
ミラ;カスタムR CVT 動きが軽くダイハツCVTの下のかったるさはかなり軽減されるが、それでも自社CVTの甲高いメカニカルノイズはいかんしがたい。セールスは遮音材とコストで妥協したとあるが、どう見ても素性が新設計の3軸タイプはユーザーをなめてたとしか思えない。高周波が非常につらい。変速が多いムーブだとさらに辛いだろうな。エンジン自体はアイドル静かなのでなおさら。
挙動はアルト(チューン済み)にもっとも近く運転自体はなかなか好印象だった。ただ前のミラの軽い感じに比べると、やっぱりややもっさりしてエンジンも回らない印象がある。前の58馬力のはもっとパンチがあった気がするけどなぁ。あとダイハツはオーディオや操作系などインテリアの機能が分かりづらかったり質が良くない。ウィンカーも聞き辛い。。
ちなみにノーマルミラは乗って見ると質感が恐ろしくチープに感じられる。インパネの絞りもハンドルも内装も、エッセと変わらない感じだ。パッソもぺらぺらに感じたけれど、さすがブーンの開発元。
そんなんで、ミラは候補から脱落した。ステラは実燃費はかなり悪そうなのが予想できるが、CVT以外が無く(ムーブには4ATがあって、こっちはCVTよりはるかにまともに走る。カタログ燃費は悪いけど)、5MTはベンチシートが犠牲に。プレオはバンタイプしか無い。値段を考えるとステラはCVT積んでも100万切るので魅力的だが、これでは燃費で後悔したデミオの二の轍を踏むような(ついでに言えば取り回しが下手ですぐにべっこべこにする点でもデミオとかぶる)。それにしても母親はこんなアクセルをバカバカ煽って乗ってるんだといままで気が付かなかった。状況判断的には下手だが、良くこれでアルトは平気だったんだと。エコランやったら18kmとか走りそうな気がする。あと瞬間燃費計は面白いけど意味ないなぁ。ミラカスタムに付いていたが、私がやった限りだと5km以下の加速時間と40km以上の空走が多くて、実際の20km程度の走行ってのはなかなか再現されないし予測も出来ない。
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Posted at
2008/01/20 14:52:13
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