2018年03月14日
・剪定C園終了、なんか妙に時間がかかった気がする。剪定枝やゴミ(近所の波板の割れたのやカップ麺の容器などが風で飛んでくる)なども片付けてB園に入る。こっちは昨年植えたパープルの剪定と誘引作業が残っているし、ネットの痛みなども修繕。シャインは今年こそしっかり伸びておくれよ・・・あと、伐採に近い剪定なので、太い枝が転がっているのを片付け、トップジンM塗り。メリット青が終わったので購入。
発芽処理としては、芽傷処理、メリット青塗布が主な所だが、それでも芽飛びは避けられない。大抵の場合「これは出て来ないな」って芽はもう出て来ないんだが、発芽しそうな芽でも眠る事は良くある。効果だが、やはり芽傷処理>メリット青であり、メリット青をそこまでして使う意味ってないのかも知れないが、こういうのって惰性だよね。試験で有意差があったというなら信じるしかないというか。トップジンM塗りはあと一本で終わるので、片付け後でG園剪定かなと思ったら、天気予報が雨なので明日は家仕事かな。ビニール届いたし、屋根移動させて壁貼ってもいいんだけど。B園ももう雪はないから被覆降ろせるようにして雨の日の作業に割り振るか。
・農業のAI化、自動化といいつつ、いまだ電動で使用者を追走するキャリアーすら存在してないんですよこの国・・・と思ったら産学協同プロジェクトでなんか出来てた。でもデザインにリソース割いて、イマイチ使える気がしません。同じ内容でオランダ農業を見るとトマトハウスで温水管をレールにして消毒収穫全部レール、しかも収穫を集めた台車は自動で荷運び、空コンテナ積んで戻るんだそうですよ、すげーな。と思って見てたら労働力は自給500円とかの学生や移民(季節労働者らしい)とかで、どこの国もやってる事腐ってるなぁと。まあ、まだ自国に産業残しているだけマシか。
国連の幸福度ランキングで日本は51位から54位に転落したそうです。2017年のランキングしかまだ全部は掲載されてるのが見つからなかったのですが、まあ先進国だとダントツでドベでしょうな。ただ、上位の国のいくつかは、こういう移民労働力を自国民ではないとして除外しているので、鵜呑みにしてはいけないような。まあアイスランドとかスイスとかは信用してもいいんでしょうが。移民幸福度とか言う尺度もあるみたいですけど、日本は何故か移民幸福度は割と高かった気がする。
・飛行機を見ていると、エルロンなのかフラップなのか迷う現象がある。知っている人には当たり前なんだろうけど、昔はフラップはフラップ、エルロンはエルロンだった(というか、そういう接続をしていた)のだけれど、今はアクチュエーターとフライバイワイヤーが発達しているので、本来”差動”するエルロンを同時に下げてフラップにするとか出来るみたい。そういう使い方を「フラッペロン」と呼ぶそうな。
その解説の中でさらに「エレボン」「テイルロン」という言葉出てきた。先にテイルロンだが、これは水平尾翼のエレベーター(本来は同調)を差動させる事で、テイル主体でロールが出来る機能の事だそうだ。またエレボンというのは無尾翼機(ミラージュ3の例が出ているので、B2みたいな水平尾翼もないタイプではなくデルタ翼なんかも含む)で差動させればエルロン、同調させるとエレベーターみたいな使い方が出来る機構らしい。
何が言いたいのかと言うと、古典的な操縦系って操縦桿とフットレバーがあって、操縦桿左右でエルロン、前後でエレベーター、フットでラダーの3chだった訳だが、今の航空機はそういう制御ではないのだろうか?って話である。仮にCVCCでそういう変態機動が出来るとして、入力デバイスが存在しない訳。同調差動を切り替えたりするときっとパイロットが混乱したり誤操作しちゃうだろうし。まあそれを言うとカナードとかもそうだろうな。旅客機みたいに着陸時だけそうするとかならまだ対応出来るだろうけど、戦闘機みたいに高速で飛びながらその手の機動をするとなるとどうなるんだろ。まあ実際はそういう格闘戦は今はやらないんだろうけど、例えばレーダー源が分かっていれば一番断面積が小さくなる方向のまま機動するとかやれそうだし。やっぱりラジコンのミキシングみたいに補助的に主操作に割り込ませるんかね。
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Posted at 2018/03/15 20:50:44 | |
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2018年03月14日
・今日はZ園の剪定終わらせて、C園の剪定に入るも、若木の誘引作業が多くて終わらなかった。ここは契約変更の話もあるので、難しい所なんっだよな。っても今年はまあ作ることは決まっているので今更どうしようもないけど。トップジンMの50㎜ハケ塗りは良好で、前より効率良く進む感じ。Z園にはゴミが多いので、そっち捨てなくては。今日はうちの猫の親と、その兄弟だと思われる猫に相次いで会った。最初兄弟だと思われるのを見つけた時は、てっきり親猫だと思ったのだが、顔を見るとちょっと不細工。ソーセージ投げるとすぐ食べに来た。ちょっと尻尾のボリュームが足りなくて体格も小さい。その後C園で親を1年以上ぶりに見たのだが、外猫なのに立派なままでちょっと感動。恐らく餌をくれている人がいるのだろうが、少なくとも5年以上も屋外で元気に暮らしていて、おそらく今年も繁殖しているのだろう。自宅でうちの猫に「お前の母ちゃんは立派なままだったぞ」と言ったら、神妙に聞いていた。ま、本当に親があの猫かは分からないんですけどね!(野良状態のを拉致したので)。
・昼間作業していたら軽トラ周辺がガソリン臭い。多少は揮発するだろうけど・・・と思って見たらキャップからガソリンが滴ってました。調べると、パッキン単品で100円ぐらいであるそうですが、農協にはもう頼みたくないし三菱Dは存在しないし町工場も車検時期にこういうの頼むのは気が引ける。MR271409ってそのサイトのパーツ袋には書いてあったけど、どうなんかな。日産と統合したなら日産Dで取ってくれるのかしらん、日産D自体どこにあるんか分からんけど。
・近所の農家さんから別の元農家さんの園のヘルプを頼まれる。高齢者の話なので自宅に寄って話を聞くも、イマイチ要領を得ないのを、せかさないように誘導しながら本題を聞くと、どうやらさらに別の親類の園の伐採をして欲しいという事らしい。忙しい時期ではあるが、顔見知りの話なので「大きいナイア1,2本」という言葉を信じるなら2時間ぐらいで済む話しかなーと思って見て見たら4畝に6本ぐらいグチャグチャを植えてあって、棚もダランダランの酷い有様。さらに、その親類のオバチャンは明かに不愉快そうに依頼元と自分は違う考えだからみたいな慇懃無礼な態度なので話は差し戻しで基本お断りに。有償になるけどって言って置いたけど、具体的にあれ壊すといくらぐらいなんだろ?伐採3日に棚壊し2日で処分運搬1日ぐらいか?依頼元は一桁だと思ってるだろうし、別の所に頼めるなら頼めばいいと思うので、業者2件に軽く問い合わせ。ユンボ使って3日で処分入れて10~15万だったら安いんじゃないかなぁ。
・農家長男教のお話。近所の爺様が大手術の後畑に出ていたのだが、剪定が遅れている。立って動いている事自体すごいのだけれど、家族や親族は誰も手伝っていない。以前から引き継ぎが上手く行ってないとは思っていたけれど、爺様にそれとなく息子の嫁さん手伝ってくれないのと聞いても使い倒す事しか考えて無くて経営委譲に関してもグズグズと渋って進んでない。後で嫁さんに聞いたら実家で大変だったそうで、なんでそんな中剪定終わらせてくれてると思っていたのかと思う。そして、結局ガンだったのは爺様の息子、旦那がちゃんと爺さんと話しをせず、放置状態で嫁さんに言われてもそこらへんを切りだしてなかった事だった。根底には爺様の農家長男教信仰があって、息子は自分が死ねば自動的に農業を引き継ぐから難しい事はしないでもいいし、嫁は息子の言う事を聞いて従ってればいいという感覚だった。逆に甘やかされてた息子さんは自営業で農業なんか継ぐ気は全くなさそうだけどね、相続したらすぐ売り払う気マンマンだろ。同じような高齢農家の長男教信仰は、判断力が低下すればするほど強くなり、無言で伝わっていると勘違いしているケースが増えている。果たして専業の相続農家が消え果てた先でそれは解消されるのだろうか。
念の為補足、農家長男教(命名者は知り合いのオバサン)は現時点で農家でない人を多く含みます。実家が農家マインドで、そこの長男という意味です。また農家含め、現実にどの程度の割合がそうなのかを断言する事は出来ず、反例も沢山知っています(つまりまともな農家長男さんも沢山いる)。
・もう一つ近所での裏話。ここらへんでは割と大規模経営で知られていて、少し前に大規模宅地化でマンション経営にシフトして農家としてはさほど重要じゃないけど発言力だけはある人がいた。まあ、高齢なので最近はあまり見ないけど、総会とかで絡まれるとウザいよね、という話を隣接地域の人ともした覚えがある。大規模農家はまあ嫌われる事も増えるんだけど、周辺でも「やり手だけど・・・・」「お世話になったけど・・・・」というモヤモヤっとした評価を聞いてなんかあったんだろうな?と思っていたら、先日とある人から聞いた話でちょっと分かった。その人が悪いという話とはちょっと違った。
農家だと長男の嫁を遠方から迎えているケースがかなり目立つ(今の80代ぐらいからそうだから、60年前からそうなんだろう)。もちろん近親での結婚を避けた、貧困地域で都会に出ない所の娘をもらいうけた、地域内では色々しがらみや評判があって婚姻を避けた、相続の面倒な問題を持たないクリーンな結婚を好んだ等々考えられるが、ともかく嫁に入って貰ってくるわけ、ちょっと帰りづらい遠方から。で、彼女達は家族労働力として期待されているのだが、一方で農家長男教長男は農家ではなくなる時代であり、また親の世代が現役だとなおさら出番がない。かと言って社会進出は今以上に厳しかったので、親が労働力として大規模農家で手がかかる作物に嫁を貸し出す訳だ。しかし労働協定なんてないので、親が大規模農家と勝手に決めて当然のように働きに出されて労賃は自分には入らない、どうなっているかも分からない、人材派遣みたいな状況だったみたい。その時の屈折した感情を義両親にも出せない、配偶者も頼りない、雇用者にも明確に責任がない事は分かっている、そういう言葉にしづらいモヤモヤがあるのね。同じような事が本家新宅にもあって、分家するまえの居候の居心地の悪さなんかが次男三男にあるので、本家長男と折り合いが悪いなんて話は良くある。同姓でも親族関係を否定するのでそうなんかと思ったら、仲が悪かったとかね。ま、これは農家に限った話ではないか。
Posted at 2018/03/14 20:28:54 | |
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