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暇人ぶぅのブログ一覧

2018年01月16日 イイね!

Z園剪定終了

 ・今日は予報通り10度を超える気温で風があっても暖かかった。Z園の荒剪定を終わらせたが、作業自体は出来そうだけど肩が痛くなって割と限界かな。明日からH園あたりの荒剪定が出来そうだが、天気が悪ければ駄目だ。

 ・先日ラジオ聞いてたら、NHKのAMで犯罪の生中継やってた。生放送で電話を掛けるという企画で事前に何の連絡も取らないため、アナウンサーが「運転中は取らないでくださいね!」って何度も言ってたけど、まさに運転中の奴にかかって本人ラジオなど聴いてないので1分以上運転してた。飲食店のオーナーという話だったけど、平気で電話して運転するかと思うと名前が出なくて良かったねと言った感じ。というか、これ例えば警察がNHKに電話番号聞いて特定して訴追なりするんだろうか?しないとおかしいよなぁ?

 ・料理は先日大量に作ってオリーブオイル絡めておいたパスタの残りでペペ論チーノをまた作って、ほうれん草やニラ、モヤシやキノコのスープを卵とじにして、やや中華風に。コーヒー飲むとお菓子食べたくなるから、こういうスープでも飲んでようかと思う。料理ではオリーブオイルはあちこちにコッテリ付くのでお湯で洗う前にキッチンペーパーで拭き取ってストーブに入れると勢いよく燃えてくれた。無駄がなくていいなと思うけど、多分本当は紙やゴミを燃やす事は法令上良く無い。それにしても卵とじって発明だ、いつもこらえ性がなくてすぐかき回してへんな黄色スープになってしまっていたが、卵とじにすると味がそれぞれ残っていて見た目もいい。

 ・ソムリエ読本読み出したが、めんどくせえ・・・講習方式じゃ駄目だたんかね。
Posted at 2018/01/16 21:19:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月15日 イイね!

やっと寒さ一休み・猫かわゆい

 ・今日は暖かくて作業がはかどる日だった。ちょっと書類提出したりしながら作業、近いと便利だ。カイロ2個で汗が出るので、オーバーパンツははかずに作業。ちょっと切り口の色が怪しくて悩んだが、両手ハサミは切り口が白くなるだけっぽいので大丈夫大丈夫(と言い聞かせるが、巨峰に比べてパープルが心許ないのは事実である)。猫はものすごい人懐っこくなってて、寄ってきては丸くなって絡んでくる。コタツに座ったとたんにぴょーんと膝の上に飛び乗ってくる。

 ・仕事、剪定運び出し。先に大まかに両手ハサミで切っておいてから集めると以前の2倍ぐらいの速度で進む。枝が割と多い印象だが、弱い枝も多い。蛾もちょいちょい入っている。短梢なので基本畑の中のは全滅しているはずなのに入ってくるのは外部からであろう、周辺部に被害が多い。消毒がかけられないという事情もあるので絶対ではないが。いっそ都市部ど真ん中の方が病気でなかったりしてね。
  剪定していて思ったのだが、今はブドウの苗の供給が足りない状況である。幸い作り方に関しては量産しろと言われたら一晩で100やそこらは作れるし、いっそ苗屋でもやった方が儲かるかもなぁとかへんな事を考える。水田も片方は今年作付けやめたいが、空いた所でトマトってのも結構面倒そうである。いっそブドウ苗専業で作れば消毒もどうせ道すがらだし、下手にブドウ園内部で作ると他の育ちが悪かったり掘り出しが手間だったりするし。でも支柱がないから駄目か。下手に垣根作るとまた問題だろうし、全部支柱立てたらえらい金額になるだろうし。長イモの支柱程度があればいいんだが、どうせ残ってまた無駄になるよな。

 ・Ju87の迷彩塗装にやっと入れた。懸案だったキャノピーだが仮止めで塗って1度外して組み直す方向で塗る事にした。翼が厚いのでマスキングの境界作りは困ったがセンターで分けようにもマスキングする技術がないので諦めて適当に。色だが、ずっと当たり前のように「ダークグリーン」だと思っていた色が「ディープグリーン」であった。これが明るい方で、暗い方はブラックグリーンという色になる。しかし箱絵はこのディープグリーンでやっとブラックグリーンぐらいの色、ダークグリーンとされる色はもっと黄緑である。もちろん箱絵は印刷物だし考証も環境も変色も違うのであんまり参考にしてはいけないのだが、多くのモデラーが「ドイツ機を説明書通りに塗ったらえらく暗くなった」というのがある。あんまり重い色は嫌なので、モデルとして許される嘘の範囲でここらへんの色はいじっていいんじゃないかと思う。でも、グリーン系はほんと沢山の色(タミヤなりクレオスのラインナップって意味で)があって驚く。この色で塗るとJu87というより零戦のなんかみたいであるが、その話はまた後ほど。
  さて、本当はドイツのRLM71という色は何色だったのか?再び先日のRLM65(ライトブルー)で参考になったサイトさんが検証していたのだが、クレオスのRLM71とされる色は結論から言うとかなり黄色でくすんだ色になっているらしい。劣化した現存機の色をそのままコピーしたのではないかというのがそのサイトの考察だが、実際新しいモデルでは指定色が変更されている事が増えているそうだ。で、そこはクレオスのC129(中島系濃緑色)が一番近いであろうという事になった。そして今度はタミヤカラーとの互換表を調べると、近似色はディープグリーンであった。つまり、この色は「正しかった」のである、結果論だけどね。

 ・さて、上で零戦に似ていると言ったのもこれまた”正解”だった・・・かどうかについて。中島系の海軍機カラーって指示だから正しいんだろ?と言いたいが、きっと色々あるだろうからとりあえず措く。むしろ、「中島系」と書いてある事に注目したい。零戦の総生産数は中島の方が多かった事は知られているが、塗装パタンが違う事までは常識かと思う(底の色が尾翼側に斜めなのが中島)。ところが、色見自体も中島と三菱では違った訳だ。考察をざっと見た範囲だと、緑に関してはまあそこまで酷くは違わないのだが、腹の色は「これ同じ色か?」と思うほど違う。
  明灰色というのが零戦などの腹の色(であり21型などは全体がこれ)なのだが、三菱はそう読んで差し支えないニュートラルグレーなのに対し、中島のはウォームグレーというか黄色がかなり入った色である。これは恐らく他の機体に関しても同じはずで、中島の飛行機の腹を明灰色で塗ると実は間違いなのでは?と思ってしまう。ま、ここまでも次の発見に比べればジャブである。
  実は5式戦闘機に次、入ろうかな?と思っていて発見したのだが、昔のモデルだと零戦などと似た濃い緑色に塗られている箱絵である(オオタキ・アリイのはその色)(ちなみに下面は無塗装のアルミである)。良く調べると、5式戦が活躍している頃の陸軍機の色はもっと黄色みが強い色であり、近似色はなんとオリーブドラブであった。ああ、作例でやけに茶けた物が多いのはソレかぁ。さらに終戦間際で塗料の質も悪く、すぐに褐変したとかあるので、もう訳分からんな。当然ながら他の陸軍機も同じはずで、疾風も今調べるとオリーブドラブに塗られている作例が多い。ただ、模型映えって意味だとOD色は結構微妙な色だと個人的には思う。彩度が低い上に陸上兵器っぽくて、戦闘機の華やかさが無い。と言ってもスピットとかコブラあたりは割とそんな色使っていた気もするので、迷彩効果はあるのかも知れない。ただ、形や色が日本軍機っぽくないと味方から誤射される恐れがある訳で、実際当時の機体の日の丸マーキングはわざわざ白地作ってまで目立たせているのまである。とすると、この色にしたのは案外「地上駐機中に空襲で破壊されないため」だったりして(笑)。

 ・明日も剪定とか部屋片付けとか模型作りとか。
Posted at 2018/01/15 23:55:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月14日 イイね!

小物ビネット・ケルビンが色のすべてではない



 ・昨日はアルコールが抜けてから少しだけ料理とプラモデル。まずJu87の翼端の塗り直しだが、調べるとクレオスのGXのホワイトは遮蔽力がサフ並にあっていいらしい。サフはもちろん遮蔽力はあるが、同時に穴も埋めてしまってモールドが甘くなるし、吹きづらい事が分かったので、GXカラーのスーパーホワイトで吹いてみたんだが、すっごい詰まる。調子良く吹けている時はそこそこいいんだが、詰まって溶剤で薄くすると流れてしまい、濃くすると詰まる。それにラッカー系なので頭痛がするほど臭い。うーん、ラッカーはサフだけにしておいた方が良さそうだなと反省。でもMrカラーの水性アクリルも妙にシャバくて明るいと遮蔽力が無いんだよな。タミヤのアクリルは色もあるのだろうが結構いい感じ。これは私の相性だけど。
  やっとホワイトを吹いてまっさらな所にエナメルでイエローを吹いたのだが、発色はすっごい良い。しかしムラが気になる。重ねるほど塗膜の厚さで色見が変わるのでムラ消しに吹きすぎると再びぼてっとしてしまう。また色見は鮮やかだが「軍用機やスケールでこの黄色ってあるのか?」ってぐらい鮮やかというか軽い色になってしまった。下地をピンクで塗って少しオレンジっぽく仕上げるとか、もう少し勉強が必要そう。ま、どうせウェザリングで汚すんですけどね。

  もう一つ、P51Dの方は白立ち上げからフラットアルミを塗って軽そうな色に仕上げてみた。これはこれでアリだと思うが、これまたアルミが塗れているかどうか分かりづらい。その後マスキングしてレッドテイル(タスキギーエアマンの部隊色)部分を塗っていった。レッドもイエローほどではないが明るい色なので色見に苦労すると思ったのだが、そこは割と平気だった。だがしかし、色見自体はあまり鮮やかでなくて、実機っぽいというか、もう少し模型っぽい鮮やかな色が良かったかなと。またマスキングからの吹き込みがあったので修正が面倒そう。防眩のOD塗ってペラ組み立ててから初めて気がついたのだが、尾輪も格納式なため、飛行姿勢を作るにはハッチを切って閉じないといけないのであった。うーん、面倒。

 ・朝から薪ストーブ運転、今朝はマイナス9度まで冷えるという話であったが、
  猫が朝から飯の催促でうるさいし、妙に暖かいので起きて暖房。1時間もすると15度ぐらいで安定してきたので餅を焼いたりイモを焼いたり栗を炒ったり。
  あと先に仕上げたP51Dのビネットは、やっと度台の粘土が乾いたっぽいので塗装。紙粘土なので絵画用の絵の具で塗れる。まだらにしようかと思ったが、仕上げで凹凸をつけておいたので、エアブラシで塗装すると自然にある程度の抑揚が付く。あとは自作の木を刺して、草を生やしてボンドで止めた。そのままだと、どこか物足りないので、ケースの透明部分にステッカーでなんとなくオシャレな物を貼って完成。良く見ればアラだらけだが、結構気に入っている。もう少し小物(ドラム缶とか)があると良かったかもな。

 ・暖かかったので少し車関係のメンテ、エアキャリー出して全てのタイヤのエアを補充、エアキャリーのゲージが凍ったのか動かないので別のゲージ出して行うが、APのが出来が悪くてげんなり。あとはステラのエンジンオイルが煮汁になっていたので交換。量や粘度はそこそこだったのでまあ大丈夫でしょ。そしてLED化もしたけれど、あまり明るくなく、老人からクレーム必須なので元に戻した。LEDは色温度が6500Kとかとんでもなく高いのと3000Kなどの車検に通らない極端なラインナップで困る。純正HID程度の4300Kか、ハロゲンのような3000Kが欲しい所。というかライトの色ってケルビンで測るというのが常識になっているが、実際はケルビンだけで色見が決まる訳ではないのだそうで、純正ハロゲンは3000K程度で色見は「白」とされ車検に通るのに、同じ3000KでもLEDだと「黄色」にされて車検不適合になる事があるのだそうだ。という事で、メーカーさんは車検に通る黄色を目指して頂きたい所。
Posted at 2018/01/14 20:53:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月12日 イイね!

ホテルでワイン会・大戦機あれこれ

 ・今日は滅茶苦茶冷えた。普段は羽毛布団二枚掛けで寒く感じる事はまずないんだが、ちょっと肌寒かったぐらい。長野県民は統計で「もっとも室温が低い部屋で寝ている」んだそうだが、それでも13度ちょっと。その分電気毛布とかを活用するそうだが、私はあまり好きではなくて使ってない。逆に言うと寒い地域なのに家の断熱性能が他の所より劣るという住宅の後進性が如実に表れているだけだが。
  そんな中、ワイン会に出てきた。幸い晴れて風もなく外出ハードルは比較的マシだったとは思うが、それでも辛い。場所は有名な老舗ホテルで、昨年か一昨年に身売りして改装されたと聞いていた。ホールは前と微妙に違うパーテーションになっているとは思うが、まあ普通。そして広いホールを贅沢に使ってくつろぎの空間でのワイン会だった。普段は密集して飲んでいるので、こういう余裕がいいなと。準備する方は大変かも知れないけどね。
  ワインは五一(林)のナイアガラのスパークリング、マンズの龍眼の泡、山辺のシャルドネ樽発酵2015,山辺のメルロー2007樽熟成、ボルドー・メドックのシャトー・ラバディ(ブルジョア級)、安曇野ワイナリーの花木花2014というリンゴのアイスワイン。最後におまけで”まじょあかね”という蕪の焼酎が出た。今回はレストランのシェフが地元食材とのコラボという事で部分部分でそういうのを使った料理を出してくれて、ほぼ1品1ワインぐらいの対応で進める事が出来る企画だった。どちらかと言うとワインより料理がメインぐらいのバランスだったと思う(会はソムリエが解説するのでワインメインではあるけどね)。今回の白ワイン比率はナイア4,龍眼14,シャルドネ16で、平均値からすると龍眼タイプの人気が高かった。シャルドネはほぼ平均で、ナイア比率がやはり低いが、前のワイン会の1人よりは多いか。
  私が感心したのはやはり山辺のシャルドネで「こんなよかったっけ?}と思うほど香りが華やかかつ新鮮で、丸さと鋭さのバランスがちょうど良かった。また料理の蟹味噌のムースは白ワインの味を逆に何度でもフレッシュに感じさせてくれて飲み飽きなくなる。ただ、蟹味噌の生臭さも表れてしまうので、焼酎などで食べ慣れている人からは不評でもあった。もっと無難な素材のムースだったら万人に受けるかと思う。龍眼はスティルワインだと線が細くて余韻も足りない物になりやすいのだが、マンズのは泡にする事で残糖や酵母臭っぽさも足して、ものすごい美味かったから、これに人気が出るのも分かる。ナイアガラは地元民だとあの香りは食用として知っているのでワインにすると違和感が出てくるし、かと言って青果のように甘口ワインにするとダダ甘いという難しい所だね。だからアイスワインにしてしまった時は地元民でも評価が高い。
  山辺のメルローはソムリエはボルドーのメドックのワインと比肩すると誉めていた訳だが、一つはセレクト自体がそうなる方向性のを合わせたのだろうと思う。ちょっとボルドーっぽくない、少し繊細な感じのシャトー・ラバディだから完全に負ける事はなかったが、カベソーがある分アタックからしばらくは不利な印象があった。料理は牛首肉のワイン煮込みで、ホロッホロになるまで甘辛に煮込み、付け合わせなどもすき焼きを強く意識した作りであった。ただ、かなり味が強くて、大和煮に近くなっており、素材とか分かりづらいよね。付け合わせはさすがだったが、要はフレンチですき焼きを作った感。
  デザートは蕎麦粉使った林檎ケーキとババロアっぽいの。紅木花がみずみずしい林檎の味であって、ケーキはそれに勝たないようにあえて一歩引いたと言っていたが、それはいらん心配だったのではないかと思う。調子を合わせるんじゃなくて、勝って被せていくぐらいの方がスリリングで面白いと思う。クルミのキャラメルは良かった。
  メインとなる料理に関しては、前半の部分があまりに奇をてらいすぎていて技巧的、味も色々混ぜてまとまりがなく、連れの人とも困惑してしまった。料理方法が横文字だらけってのも私はあんまり好きじゃないというか、焼いて別々に出してくれた方が良かった。地元食材とかもどうなんだろ。たとえばイチゴと貝の煮付けがパテで包まれていて美味しいと思う?
  
  ホテルのサービスとしては、ちょっとホスト側が肩に力が入りすぎている感じを受けた。滅多にそういう所に行けない身分なので気疲れする貧乏人なのがいけないんだが、もう少し鷹揚でいいんじゃないかと。スタッフの緊張に反比例して、暖房のエアコンの当たりがきつかったり、スプーンが毛羽立っていたりもあったし、準備はしているけど格式は上げていく途中って感じかなぁ。

 ・その後は飴市の街を少し歩いて帰宅。寒いのでそこまで混雑はしていなかったし、本番は明日なんだろう。そしてJAのアンテナショップに寄ったが、また鍋やってない。イオンのテナントと重複したけど、観光客の通路で客足が伸びたと幹部連中は言っていたが、売り子さんはそれを言下に否定。スルーですよと。そりゃ目玉もないしスルーするだろうよ。またアンテナショップも価格設定が狂ったように高くて、ラジオとかで宣伝もしているけど苦戦していたように先日は見受けられた。経営戦略部門は仕事してないんだろうね。まあ俺の金じゃないからいいんだけど。

 ・航空機モデルの左翼によくあるライトは着陸灯だそうだ。まあタキシングとかにも使えただろう。これ、日本だと陸軍機にはついているが海軍機にはついてない、という記述が見つかった。確かにゼロ戦にはついてない気がする。その人は海軍は空母運用では灯火があるし、逆に陸軍はあちこちに降りる可能性があるからかと推測されていた。実際はゼロ戦も陸上で運用されていたし、全部の機体を調べてないのでアレだが、一応の説得力はある。

 ・Ju87は黄色の発色や厚塗りが気に入らなかったので翼端と胴体は1度取ってからサフを塗ってやってみる事に。とりあえず胴体は簡単に取れたのでサフを筆塗りしたんだが、滅茶苦茶べとつくのでムラが出てしまった。結構薄めないといけないらしいな。ただ遮蔽力や発色は桁違いだ。また食いつきも当然いい。翼端はエナメル厚塗りしたら下地からパリパリと剥げてしまったぐらい食いつきが悪かった。というか私の認識だと「水性アクリル」の方が「エナメル」より若干溶剤が濃いと思っていたのだが、どうもエナメルと水性アクリルは溶剤の性質が全く違うだけで、むしろ水性アクリルの方が溶剤が弱い感じがしてきた。つまり、エナメルでウェザリングやる時の下地に水性アクリルが使えるからと言って、溶剤に強い感じではないというか。実際パレット上で乾いた部分を溶剤で溶かしてみたが、エナメルはエナメル溶剤で良く溶けるが水性アクリル溶剤では溶けてくれない。
  とりあえず明日サフから黄色の部分をやりなおす事にして、機首などだけマスキング。胴体ももう1度調色しないといけないのが面倒だ。そんなんでJu87は待ちになったので、プラッツのP51Dのもう一機を組む事に。機内色などは同時に塗ってあったので、前の反省を生かしてちゃっちゃと組んでいくが、ちょっと胴体の合いが悪かったり同じ金型なのに修正に手間取る。以前の反省からシートだけは後から入れた。ここは何故かセンターに合わせ印がないんだよね。あとはマスキングでおおよその下準備は出来た。今回のタスキギーエアメンは黒立ち上げではなく白立ち上げのシルバーで塗ってみる予定なので、ベースホワイト塗ってから赤い部分を塗ってマスキングしてシルバーかな。シルバーだときっと赤は隠せないからマスキング2度手間になりそう。幸いタスキギーエアメンはレプリカ画像があって分かるのだが、色は塗った銀色というか、ほぼ灰色であった。D型ではパテで段差埋めをするから塗装仕上げというのに合ってる。あと、黄色ラインも出来れば塗装でやりたい。このサイズのステッカー貼りはもう嫌じゃぁ。

 ・五式戦闘機の文献を読んでいたら日本のエンジンオイルの話が出てきた。戦中の日本のオイルの品質が悪かったという事は擄獲日本軍機が米国のガソリン・オイル・点火プラグで驚くべき高性能を発揮したという話で聞いた気がする。米軍はペンゾイルに代表されるペンシルバニア産のパラフィン系原油を使えたので、単純な精製でも高粘度指数の純度が高いオイルが使えたのだそうだ。他はスノコ・モービル・アマリー・クエーカーステート・バルボリンなどが工場を構えていたそうな。
  一方日本はインドネシアの原油地帯を一時的に占拠していたりしたが、基本的にワックス成分が多くてオイルには向かない地域であった。では日本の軍用機はどうやってオイルを調達していたかと言うと・・・・備蓄である。驚くべき事に、戦前にアメリカ産のオイルをストックしておいて、それを切り崩して使っていたそうだ。しかも廃油を回収して再び精製する再生油とかとんでもない物まで。なので良いオイルストックを持っている部隊は良かったが、そうでない所も出てくる。もちろん国産で良いオイルを精製する方法も研究はしていたようだが、そもそもの技術レベルや規格はアメリカが当時から策定していた(今のSAEみたいなもんか)。やっぱり日本の工業力は底が浅かったと言わざるを得ないが、化学合成油が出てくるのはもっと後だし、高度精製や異性化が一般化しだしたのはここ10年ぐらいのように思う(軍用だと知らんが)。まあインドネシアの原油はオイル原料として見るとペンシルバニアには及ばないが中東よりは良いし、それゆえヨーロッパでは化学合成油の研究が進みアメリカではそれほどでもなかったという話も聞くが。
  そして、油と言うと思いつくのは「植物性の油を潤滑油として使ってはどうか?」という事。燃料としては松根油が使われていた事が知られていますが、菜種油なんかはエンジンオイルとして実際売られていました。酸化性能に問題はあるんですが、航空機のエンジンなんざメンテは頻繁に受けるのが当たり前ですし、下手すれば特攻用なので耐久性なんか構わない。再生油で性能を発揮出来ないより、植物油で一時的に高性能を得る方がいいのではないかと。

  そして、そういう仮定で調べたらやっぱりあったよ!一部でひまし油をエンジンオイルとして使ったという記録か!というか、昭和13年頃に従来のひまし油と鉱物油のどちらを使うべきかという議論があり鉱物油になったので、それ以前はひまし油が普通にエンジンオイルだったみたいです。で、大戦初期の記録でも軍需品のひまし油が部隊に支給されていたのを食用したとか言う話がありました(実際は下剤に使われるそうで、結果は・・・・)。しかし、当時は鉱物油が飛行機用のオイルであり、おそらくそれ以外の機械用途で使われていた物と思われます。そして、大戦末期には普通にエンジンオイルの代用品としてひまし油を増産していた事が分かっているらしいので、戦闘機用かまでは分かりませんが「使っていた」のではないかと。
Posted at 2018/01/14 00:22:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月12日 イイね!

昼も冷える・専用の道具はいい

 ・剪定バシバシ、フル装備でこの冬でもトップクラスの寒さなのに汗が出る。しかし、そんなのは11時から4時30分までの短い間だ。普通は死ぬほど寒い。剪定枝は基本焼いてるが、あれすらも燃料にして暖まりたい。ワイナリーもガラッガラだった、人が出歩いてない。
  農家の組合で配布物があって、くっだらないアンケなので回収たるいなぁ、今の上役何もやってないじゃんと思いつつ回ってたら、一人が大病して今年作付け大丈夫かやみたいな話を聞く。昨年も一人手術しているし、このままどんどん作付けする人もいなくなるわね。

 ・Ju87B2もあと一息!という所で、次どれにすっかなーと積みプラを眺めている。そろそろ現用機という思いもあったが、改めて飛行機プラモの難易度の高さに少し引いてる。まあ現用機は逆に迷彩とか識別帯とか控え目なので、塗装は楽じゃないかとも思うが。で、同じ1/72のアカデミーのFW190をつらつらと眺め、このサイズなら楽かなぁと思いつつも「箱絵作例は腹が青いなぁ」などと思っていた。昨日のユンカースも腹の色はライトブルー指定ではなく、白を混ぜた独自調色指定だったのだが、良く見るRLM65ライトブルーって一体なんなんだろうな?と思って調べたら、びっくりする事実が分かった。
  まずRLM○○というカラーコードは、ナチス航空省(RLM)のカラー番号の事だった。日本が○○色って読んでいるのがちゃんと規定されているんだからすごいよなぁと。例えば軍艦色と言っても呉と横須賀で違うじゃん。そういう基礎的な産業規格化の力がすごい。で、ライトブルーはRLM65というコードが与えられている訳だから、本質的には一つの色のはずである。実際はスケールカラーと言って視覚効果を考慮してそのものの色でない事もあるが、それでも結構違うもんだなと思ったら「同じRLM65というコードでも色が違った」という記述を発見。大戦前の色と大戦後半は同じ色だが、大戦初期の40年からしばらくの色は明らかに濃いとの事。やっぱり駄目じゃん(笑)。やっぱり色調というのは難しい物であるが、軍用機なんて色は退色しやすいし現地改修も頻繁に行われていたらしいので、あってないような物だったのかもね。生産工場も沢山あったわけだし。さらにRLMの中では別になっているRLM76というコードも名称は「ライトブルー」であり、もしかしたらそれとの混同も見られるのかも。
  結構参考というか勉強になったサイトでは、残存モノクロ写真の感度特性で他の色と比較したり、多数の資料を使って、かなり幅があるRLM65の特定をされているが、画面上で見ても「こんな違うんか」と思う事間違いなしである。またJu87のフジミの指定はMrカラーのRLM65とされる色(研究に従うなら、かなり暗くて緑より)に結構白を加えるのだが、それでやっと本来のRLM65の明るさに近づくという事になる。と言っても緑よりなのは間違いなく、正しいのはアカデミーの製作例の色だと言わざるを得ない。が、アカデミーの製作例の色は後期のFW190A6なので、今度はRLM76っぽい色なんじゃないの?(あるいは76が指定されていたのではないの?)という疑いもある。こっちは塗装例にライトブルーって指示なので、RLMのコードは記載されてないからだ。

 ・そんな訳で(?)、プラモデル屋でサフと足りない色、そしてマーキングテープを買ってきた。マーキングテープは二トムズの一般的な物を細かい場所で使っていたが、接着剤が厚くて切りづらく、塗装を剥がしてしまう事もあった。そこでタミヤのマスキングテープを使って見たのだが、薄くて切りやすい。粘着力はこちらも充分にある感じではあるが、少なくとも一般的な奴より模型に特化しているのを感じる。模型はじめて思ったのは、結局いい道具を揃えて道具の使い方を上手くなるのが素組レベルの上達余所な気がする。もんのすごい改造とか抜かせば、手先の器用さでなんとかなる物じゃないし。
  あと、注文していた紫電改のマキは限定品が品切れだそうだ。じゃあなんか別の買うか・・・って事で、またしてもアリイの五式戦を買ってしまった。もうアリイのは買ってないのを数えた方が早いな、F4F,隼、スピット、赤とんぼ、紫電、ムスタング、零、雷電、コルセアか。買ったのがフォッケ、メッサー、P47,飛燕、5式、疾風、鍾馗・・・まだまだか。零やコルセアはタミヤで買ってあるんだよなぁ。またスピットは別に嫌いじゃないんだけど、すごい欲しくもならない。綺麗すぎて兵器っぽさがないとでも言うのかな。この後の英国面の酷さの中で、ほんと例外すぎて英国っぽさもないし、正直ルフトバッフェ大好き人間からすると”敵”なんだよな。
  さて、アリイの5式は1型(乙)だそうだ。ファストバックの好き嫌いは前も書いたが、カッコ良さだとバルブキャノピーより断然水滴型だと思う。そして見続けると段々そのカッコ良さに引き込まれてくる。フォッケウルフを手本とした排気管配置は別体型カウルフラップからしっかりと見られて勉強になるし、力強い。どこか女性的な飛燕と、マッシブな雷電のちょうど中間な感じだ。ガンダムで言うとマーク2的な所、ティターンズカラーにでも塗るか?デカールは244部隊が箱絵、飛行第五戦隊のが付属、59戦隊のは説明書にないけどついてはいる。ただ、小隊毎で色違いであると書いてあるだけで、どれがどう・・・とは書いてない。244部隊は先日の鍾馗などで勉強したのですぐ分かる、派手なマークだ。あと、日本軍機は色は単調で寂しい分、細かいコーションラベルは充実している。しかし、メーカーの製造のマークがないのが少し残念だし、もっと残念なのはコックピットデカールがアリイのはついてこない事だ。モールドは浅くてあっさりなので、塗っても難しいと思われる。5式の資料は割とすぐ見つかったので、そこは困らない。
  ちょっと嬉しいのは、付属パイロットがかなり出来がいいので、そのまま使えそうな事。ちょっと量産しておいて日本軍機に乗せるか。またエンジンも細かい反面、スペース的にモーターライズが楽そうだ。ところで翼端灯は分かりやすいのだが、尾灯がどこにあるのか分かりづらいのと、主翼にあるライトがなんなのか分からない。大抵の機体に片側についているんだか、タキシング灯?

 ・日本に教習揚陸艦ワスプが来ていると聞いて軽く調べて見た。ワスプって言うと第二次大戦で伊19に沈められたのが空母の名前なので、違う艦種に命名する事あるんだと思ったら、強襲揚陸艦って全通甲板あって空母みたいなもんなんだね。さらにワスプの同型艦を見てたらIWO JIMAというのがあった。ん?アイオワ・・・じゃないよな?と思ったら硫黄島の事だった。サルファーアイランドとかじゃないのね。
  
 ・大企業がバブル期採用世代の解雇を急速に進めつつあるという記事が出ていた。賃金制度問題とか世代バランスとか退職金とか色々あったけど、「ああ、これが内部留保の正体か」と言う話題でもあった。今、急速に解雇が進められているのは、退職金の上積み金が出しやすいからなんだそうだ。つまり景気が良くてキャッシュがあって企業に余力があるうちに被雇用人を切ろうという、かなり矛盾した感じになっている。まだまだ日本はひえっひえになるぞー。

 ・夕食はストーブでお湯湧かしてポットのお湯と交換するので、残り湯でスパゲッティー茹でて久々にペペロンチーノにして食べる。他にもおでんとか色々作って、かなり食べる物はあるのがいいような悪いような。

 ・明日は昼にワイン会なので、その後ずっと酔っぱらってお休みだろうな。寒さはさらに厳しくなる感じだし、正直外出たくない。

 

  
Posted at 2018/01/12 22:48:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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