今こそ買いの1台 - 86

マイカー

今こそ買いの1台

moonSPL
トヨタ / 86
GT“リミテッド”(AT_2.0) (2012年)
- レビュー日：2023年5月6日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：4
積載性：2
燃費：3
価格：3

満足している点: 中古パーツも社外パーツも恐ろしいほど豊富にある。
前期型車両価格が80万前後の恐らく底値付近に達しており、且つ、まだ普通に乗られた車両が数多くある為、何かあっても箱替えが余裕。

4輪独立してインフォメーションが凄くあるのでタイヤを使いやすく事故を起こしにくい。

かなり大きめのタイヤが加工無しで入る。
この点においては現行のGR86よりかなり有利。
FT86は265までイケるけどGR86は245辺りが無加工の限界。

ドライビングポジションが運転に特化されており非常に良い。国産で１番イイと思う。
コレに慣れると普通のスポーツカーはオフィスチェアにでも座ってる様な感覚になる。

FA20が水平対向エンジンとしては壊れにくく、ポート噴射もある為、馬力も出しやすい。
400馬力以降はEJ20より全然安定してパワーが出せる。

密かにBNR32に乗ってる雰囲気が近い。
不満な点: ATの許容トルク・馬力が低い。
40kg位でギリギリ。
エンジンチューンまでしてハイパワー化を狙うなら絶対にMTを選ぶべき。
350馬力程度までで乗るなら逆にATは凄く良い。

兎に角、乗降性が悪い。
ドアはほぼ全開にしないとダメな上にドアが長いからかなりのスペースが必要。
ドラポジは非常に良いのだけれど、反面なにかあったら絶対に逃げられないなと感じる。

純正状態だと前後とも操舵の初期にグニャグニャしたフィールがあり不安で不快。
リアのストロークが少なく落ち着かない。
どんな脚を入れようが早期にリア周りは異音が出る。

ハーネスを起因とするトラブルが多い。
あらゆる場所がコスト削減の為かキャパギリギリになっている(SUBARU全般に言える)
総評: 絶対的な速さこそないものの、勝負できない車ではなくポテンシャルは結構高い。
ともかくインフォメーションがメチャクチャあるのでソレが結果的に楽しい。
フルチューンを通勤に使ってもう5年だけど、トルク・パワーによるATブロー以外は、知ってさえいれば素人でも安価に対処できるモノばかりだったので、壊れにくい車と言えるかもしれない。

デザイン: 5; 外見はフツウにカッコイイと思う。
内装も悪くないけど、
センターコンソールはどうにかならなかったのか？
GR８６の様に何故しなかったのか・・・
走行性能: 5; 2リッターのままの強化エンジンで400馬力オーバーでも十分下から使えて上までキッチリ回る。
高回転型の出力特性。
ただ、どんなに弄り倒しても7500rpm辺りからは急激に落ち込む。

旋回性能は高いけど、自分が買った時の仕様だと凄いピーキーでかなりオーバー気味で安定せず怖くてブレーキ踏むのがしんどかった。
リアウィング超大事。
乗り心地: 4; 静粛性は部分的に酷い。
ルーフの雨音、フェンダー内の石はね音はハンパない。
インフォメーションが凄くあるので個人的には乗り心地が良く感じる。
積載性: 2; ウチの車はコレクタータンク仕様になっていた為、実質2シーターレベルでなにも積めない・・・

何もなければタイヤ4本積めるからイイと思う。
後部座席はギリギリ人乗れるかな？くらい。
燃費: 3; 400馬力オーバーで通勤にもつかって普段から結構踏んでるけど、およそリッター10kｍ走るから十分。
価格: 3; 買うには最高！
当然、
売るには最低！

弄り倒せて効果がわかり易く、その面でのコスパはかなり良い。
故障経験: 5年間で
ATブロー2回、
ターボマニ割れ3回、
タービンブロー1回
ハーネスが起因する失火・VVT異常、
ルームミラーのカビ？

ノーマル車両でも発生するのはした二つ。