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弱点らしい弱点が無く、速くて快適の極み! - スープラ
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moonSPL
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トヨタ / スープラ
GR スープラ RZ(AT_3.0) (2019年) -
- レビュー日:2024年9月23日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 5
- 満足している点
-
買う前は単に『目立つな~』という印象だったけれど、
実際に購入して洗車してみると、
強烈に有機的なデザインにビックリ。
少なくとも国産では並ぶものが無い個性的デザインで、一線を画してる。
FD3Sが登場した時くらいの強烈さ。
外装に関してはベースであるZ4の面影すらない。
オープンモデルであるZ4をクローズドにしてるだけあって、
ボディ剛性が兎に角すさまじく、
TOYOTAが『LF-A以上』というだけの事はある!
結果的に脚の動きが良くて、
重量もソレなりにあるので、スタビリティが高く乗り心地が良い。
1520㎏もある割に、
ステアリング切り始めの挙動が超クイック。
タイトな所が想像より遥かに速い。
なのに、200㎞巡行も眠くなるほど穏やか。
1000rpm回ってれば十分トルクがあり、
実質全域パワーバンド。
結構なマージンをもってセーフが掛かるので、
機械的問題が起きない。
恐らく、中古エンジンやATが、
余程でない限り走行距離=コンディションという安心感がある。
550馬力仕様であっても、
normalのⅮレンジで走れば余裕でリッター10㎞を超える燃費の良さ。
兎に角、ネガらしいネガが無い。 - 不満な点
-
シンドイな~と思うのは、
元がオープンボディであるが故の、
異常なサイドシル部の厚みからくる乗降性の悪さ。
加えてチョップドルーフに近いデザインなので、
サイドシルに座って作業、みたいな事が極めて困難。
水冷式インタークーラーの旨みが無く、
出力性能が安定しない。
兎に角壊れない様にセーフが掛かり、
電動アクチュエーターで細かくブースト制御する為、
主に気温で出力特性が大幅に変化する。 - 総評
-
新車販売価格は750万位するけれど、
Z4が1千万近くすることを考えればバーゲンプライスだし、
A90なら壊れない全域パワーバンドの500馬力オーバーのFRが安価に手にはいる。
『BMW Z4』というイメージが先行し過ぎて、
大損こいてる車だと思う。
一番オススメなのが、SW20からの乗り換え。
SW20がもうパーツが出なく維持がシンドイとか、
楽しいけど疲れて運転が厳しい人に向いてると思う。
SW20風味が非常に強いのに、
ネガな部分は徹底的につぶしたような車だから!
- デザイン
- 5
-
ボディデザインはすさまじいの一言。
ただ、フロントノーズ部の処理だったり、
余りにも生物的過ぎるリア回りだったり、
評価は分かれると思う。
概ね外国人や車に詳しくない人の方がデザインに関しては好意的。
内装は完全にBMW。
でも、メーター周りは頑張ってるかな?
スープラの方がヤル気になるデザイン。 - 走行性能
- 5
-
兎に角トルクが凄まじく、
2500rpm程でフルブースト。
1000~2000rpmの間でバンバンシフトしても加速してしまう。
ランエボが直6 3000㏄だったらこんな感じかも。
RB26の様な咆哮をあげてカチ回る感じでは無いけれど、
力強くスムーズに回るし音も十二分に良い。
ステアリング切り始めの反応がSW20に似てて、
SWと違うのはソコから更に先がある事。
ただ、
フロント周りを補強・脚とバランスを取らないと、
重さを感じるし操舵に対する動きが安定しない。
1520㎏あるとは思えない動きをするけれど、
重量感を消しきれない部分もあり、
ブレーキングは初期制動はイイものの奥が無い。
(第二世代GT-R程の絶望感は無い)
あとは、非常にSW20ぽいのだけれど、
いわゆる『横』には動かない。
『アミダ』は無理で、ウェーブ状にしか動けない。
FRとしてはカナリ強烈にトラクションが掛かり、
雨や雪でも普通に走れてしまう。
ココもSW20を彷彿とさせるポイント。
加えてアクティブLSDの影響で、
GT-Rっぽさも感じる。
シャーシ的にみたら800ps位あって丁度いい位だと思うけれど、
機械的に耐えれても制限が多く、
日本・欧州仕様ベースではモーテックに頼る事になると思う。
温度関係もストリートレベルなら気にする事が無く、
勝手に壊れない様にコントロールしてくれる。
その代わり、気温で出力特性が激変するけれど、
めちゃくちゃ熱にキビシイSW20よりは遥かに変化の幅が小さい。 - 乗り心地
- 4
-
アラゴスタでF18kgラーナ R46㎏ハル高反発のかなり厳しい脚だけれど、
ボディ剛性が凄まじい為、普通に乗れてしまう。
レートを上げたアラゴスタ特有な嫌な突き上げが無い。
86/BRZでF10kg R11kgのオーリンズ入れた時に近く、
非常に快適。
静粛性は高い、というより高すぎて、
特に排気音は寂しい位に聴こえなくなってる。
外で聴くと結構な音量なのだけれど、
なんと、窓を開けても聴こえづらい設計。
地味に重要なのが、
最近の国産もその傾向があるけれど、
内装パーツがパズルの様に組み合わさっていて、
支え合ってバランスを取る様な設計になっているので、
適当にドラレコなどを付けて雑な内装の戻し方をすると、
バランスが崩れてビビリが出たりする。
サイドシルが兎に角ぶ厚く、
加えてドア開口部が縦に狭いため、
乗降性は非常に悪い。 - 積載性
- 2
-
トランクにスーツケースだのタワー型PCだの積んで出張は出来たけれど、
タイヤを積むのは絶望的。
ゴルフバッグは入ると思う。
個人的には、必要にして十分という感じだけれど、
こういうのに慣れてない人は不便を感じると思う。
SW20よりは遥かに色々乗るかな!w - 燃費
- 4
-
1000~7000rpmまでキッチリ使えてパワーが出てるのに、
normalモードのⅮレンジで走れば回してもリッター10㎞を超えてしまう。
Sportsモードにいれると、バブリングによるムダな燃費消費が想像以上で、
燃費悪化はバブリングとアイドリングが全てと言っていいかも。 - 価格
- 4
-
ハッキリ言ってクッソ高いけど、
この性能の車をチューニングして造ろうとしたら、
安定性も含めて余裕でそれ以上の金額になるから、
冷静にコスパを考えたらカナリ良いと思う。
- 故障経験
-
トランクの雨漏り!!!
現在進行形で対策中・・・
BMWのウェザーストリップは、
国産の様に凸状の所にハメこむタイプでは無く、
ブチルの様なもので接着されているだけのため、
経年での水侵入は定番である様子。
あとは頻繁に入るブーストフェイルセーフ。
高レスポンスでリアルタイムデータを拾う機器をOBDⅡにつなぐと負荷になりエラーを誘発すると思われる。
ビーマーリンクがあえて一定以上のラグをもって表示させてる理由はソコだと思う。
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