2024年06月12日
エンジンがよく回る。
ちょっと古い高回転型。
エクスプローラーは効率重視、いわゆるフラットトルク型。
もっさりした吹け上がりで、4000で頭打ち感があり、
回りたがらない。
せいぜい3000までで仕事する。
ただエンジン単体では燃費はエクスプローラーがいい。
軽い加速だと、ミッションが次々シフトアップしていくのが、
なんとも気持ちいい。
街中でもすぐに6速ぐらいだから、
シフトアップの快感が5回は続く。
それでもまだ上に3速ある、GM自製の9速。
エクスプローラーではエンジン回転が下がってからシフトアップ。
とても軽々と素早いという感じではなかった。
アイシン製の6速
EVだと加速はいいだろうが、この快感は味わえないわけだ。
エンジンを制御し、トルクコンバータを介してギアが切り替わる、
協調した複雑で滑らかな動き。
細かく燃料が噴射され、点火し、
高速で正確に4本のカムシャフトが24個のバルブを開閉させ、
排気と吸気を繰り返す。
フェラーリは知らないが、とても官能的だ。
味気ない、一本調子のモーターなど及ぶところではない。
よく考えると、いまだにSLが良いと言っているようなものか。
しかし新幹線はインバーターで精密にモーターを制御している。
制御の切り替わる音やトルク変動がシフトアップに似ている。
EVも高速での効率を考えれば、2-3速程度の変速機が必要だと思うが。
そうなると少しは官能的かもしれない。
Posted at 2024/06/12 06:56:24 | |
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2024年06月05日
軍用車を除けば、陸の王者はランドクルーザー300かGだと思っていたが、
なんの、上には上がいる。
キャデラック・エスカレード。
今時OHVで、V8、6.2L、自然吸気で416ps。
トルクは63.6kgf!
全長5.4m、全幅も2m越え、重量2.75t。
日本では駐車場に困るが、
これを買う人には関係ないんだろう。
存在感がすごいし、内装も言葉がない。
踏み台が欲しくなるステップの高さだが、
これは大型トラック相手でない限り、生き残るな。
ラダーフレームだし。
物理的には重くて大きい車が絶対に生存有利。
安全も車に関してはお金で買えるわけだ。
アメリカの裁判所に出頭した水原通訳の送迎がエスカレードだった。
証言者の安全確保なんだろう。
道で出会った時、これにオーラで勝てるのは
ロールスロイスぐらいだ。
追い越し車線では、
メルセデスには威圧感にいやいや譲るが、
ロールスには頭を下げながら喜んで道を開ける。
やっぱりブランドの歴史みたいなものがある。
そう考えると、キャデラックの歴史は浅いな。
Posted at 2024/06/05 13:36:49 | |
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2024年06月04日
出張先では、ハイブリッドのプロボックス。
200kmほど走ったが、
エンジン音無しに走り出す違和感は最後までぬぐえなかった。
旧型よりも振動や室内の騒音は減っているが、
高速域での加速感が旧型より乏しい。
重量増の影響だろう。
ブレーキのフィーリングが良くなく、
踏み代と制動力がリニアでない。
あるところで急に減速するので、コントロールしにくい。
回生ブレーキがあるのかどうかはわからないが、旧型とは違う。
結構頻繁にエンジンが始動するし、
重量と価格の上昇分を考えると、
それほどこのハイブリッドにメリットがあるとは思えない。
日産のeパワーは最高速が130km/hで上限と聞くし、
高速で長距離移動がメインの場合にはハイブリッドの優位性は小さいと思う。
帰ってきてキャデラックに乗ると、
エンジン始動の時点から別世界。
轍に脚を取られる悪癖も、走行距離が伸びてサスがなじんだからか、
以前より気にならなくなった。
やっぱり車はエンジンで走るものでしょう。
いくらモーターアシストで加速が良くても、
充電量が下がれば非力なエンジン車になってしまうハイブリッド。
高速の合流で負けても、少し走ればみるみる差が開いていくのは快感。
ノートeパワーのタクシーに乗ったが、
アクセルを離すとすぐに減速するので、
車が細かくギクシャクして、酔いそうになった。
ベテランドライバーだったが、ガソリン車のアクセルコントロールのままでは、
eパワーを乗りこなすのは難しそうだ。
モーター即駆動系だからね。
唯一ハイブリッドでないと成立しない乗り物は、潜水艦だ。
日本の潜水艦が世界的にも優秀なのは、
やはり優秀なハイブリッド車の経験と実績、
優秀なバッテリー技術があるからだろう。
Posted at 2024/06/04 10:55:40 | |
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2024年05月22日
先日トヨタのプロボックスに乗った。
CVTになって静かになり、使い勝手も向上しているが、
走行音は大きく、路面からの振動も伝わる。
高速ではパワーがもう少し欲しい。
XT5に乗り換えると、別次元。
なぜこういう車は長距離走行を想定しないのだろうか。
商品を積んで、せいぜい100km程度の納品ならこれでもいいかもしれないが、
東京でも、大阪や福島ナンバーのプロボックスを見かける。
そういう方はカローラフィールダーをどうぞ、
というのだろうが、今度は道具感がほとんどなくなってしまう。
ランクルが300と250に分かれたのは良いと思うが、
高価になってしまった。
安定してよく動く、前後独立懸架サス。
念入りに遮音された堅固なボディ。
安定して直進し、滑らかなステアリング。
広い荷室、十分な安全装置。
10万キロを超えても疲れないシート。
必要十分なパワーの、滑らかなパワーユニット。
7-8速程度のAT。
電子制御のオンデマンド4輪駆動。
全長5m未満、全幅2m未満。
車としての基本条件に少し追加しているだけだが、
こうして必要条件を並べると、メルセデスになってしまう。
しかしこういう事が基本的な安全につながると思うのだが。
安易な安全装置ではなく。
疲れずに長距離が走れ、気兼ねなく荷物がたくさん積める車。
トラックなら、ボルボやスカニアがやっぱり良さそうだ。
Posted at 2024/05/22 11:59:38 | |
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2024年03月10日
1か月ほど出張で乗れないので、
社長に1週間おきのエンジン始動を頼んでおいた。
その1回目、社長が始動するもエンジンかからず。
JAFを呼んでジャンプしたらエンジン始動、その後は異常はなかったが、
バッテリーの電圧が4.8Vだったと、電話で出張先に連絡があった。
いくら何でも電圧が低すぎるので、
ディーラーに事情を話し、
3日後にレッカーでディーラーに運んでもらった。
しかしその時はエンジンは始動したらしい。
ディーラーでじっくり観察してもらったが、
電気系には特に異常はないとのこと。
しかしバッテリーの初期不良が考えられるので、
新品に交換しますとのこと。
昨日引き取りに行ったら、
年に1台ぐらい、このような初期不良としか考えられない事例があると、
教えてもらった。
一時的に急激な電圧低下があるが、
何かのきっかけで正常に戻るとのこと。
とにかく良かった。
出張先で異常が出たら大変面倒なことになってしまう。
ふつうは出張でもエンジン始動は頼まないのに、
なぜ頼んだのかよくわからない。
車に乗らない期間があって、
ディーラーも観察でき、初期異常と判断できた。
不思議だが、通常は見えない異常が表に出て、
業務に支障なく、無償で修理完了。
神様はいるとしか思えない。
Posted at 2024/03/10 22:30:09 | |
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