旦那はんのスカイライン
夏に車検が切れ、お不動となっていた。
そして季節は過ぎ去り……
先日ようやく車検取って無事に復活できた。
半年以上動かしていなかったから車高調がパキっとイッテしまったり燃料は腐ってるし、車検前日までトラブル続出だったが、無事に車検通った。
車に関して、やれない事がない腕を持ってるってスゴいなあと思った。
時間が全然なく、育児に追われる中で、子どもらが寝た後の夜中に色々調べもんしたりして、
車の不調原因調べまくって僅かな時間で修理して修正しての復活だった。
まだ腐った燃料が残ってるみたいで勤務先で添加材入れて調整していた。
諦めてしまえば、簡単に廃車に出来た車。
けれども強い気持ちが時を待って復活にこぎつけた。
車は旦那と出会いその命をさらに伸ばした。
旦那がたまたま腕利きの良い整備士だから復活できたのもあったのかも知れない。
あらゆる場面で、人は車を手放す日がやってくるものだ。
古い車だからパーツがない、修理費がかさむ、メンテナンスできない、家族が増えたから、距離を乗ってガタが来たからとか………
車検切れたあと、やっぱり乗り続けるのは無理なんじゃないかと何度も私が口にした事はあったし、実際、同じように手放すしかないのかなて思った。
旦那は答えを出さずずっと黙っていた。私が乗れる車じゃないから最後は旦那に決めてもらうしかなかった。
しかし、こんなんで終わるのかってゆう悔しさはあった。
車検更新できるカネに余裕がなくて、それでも年内迄には復活したいとずっと思った。
旦那の車だけど、自分の経済力がすぐに復活させてあげられなかったことが悔しかった。
だからどうなるかは分からないが時を待とうと決意した。
旦那は、両手両足があって、メンテナンスを自分でやれる限り、スカイラインを降りる気はないと前に言っていた。
軽く言ってはいたけれど、線が1つ通る真っ直ぐな言葉だった。
そして年内に時間が取れず、年明けに車検が出来た。
車が息を吹き返した瞬間。
復活のスカイライン。
今回、また乗れるようになったのは金が工面できたからではあるが、運が良いとか経済的に恵まれているからではない。
本当にやりたいこと、叶えたい気持ちが諦めない執念を作り上げ、どんなことも、努力と忍耐があれば叶えられる。
人は歳を重なれば保守的になり、家族が出来れば住まいを探してしまう。
子どもがいれば子ども第一が当たり前。
自分達の夢ややりたい事は諦めて、子どもにすべて教育して託すとか、押し付けて、簡単に捨てるしかないのか……。
そんなことはありません。
努力次第で人は簡単に変われる。
だから、
やるか、やらないか。
ただそれだけのことなんだと思う。
旦那はスカイライン
私はシルビア
まだまだ現役続行です。


Posted at 2017/01/15 00:38:06 | クルマ