今年の2月16日青森県大畑町での突然死、そして修理から直ったとの事で、つい数日前に青森市から千葉の自宅へ引き揚げる道中、またしても突然死で自走不能となり今年2回目のレッカーの世話になってしまった我がランドローバーディフェンダー 110TDCi
現在日立市北部のストックヤードに留置され、来週販売店であるClevelandのスタッフに取りに行ってもらう事になった。
レッカー代は破格の値段を提示され二つ返事で了承。
しかし、ディフェンダーの目的地は自宅ではなく三鷹市にあるClevelandだ。
故障車なので当然入院となる。
恐らく専門店だし売った車だし、直せるだろう。
しかし直ったからと言って我が家に帰って来る事はもう2度とない。
本当ならば先日の自宅へのラストロングドライブで花道を飾ってやり、15年16万キロを共に旅した相棒との別れ、そして新しい相棒ランドクルーザープラド150との新旧取り混ぜたツーショットを残そうと考えていたのだが、それも叶わぬ事となった。
最後の最後までトラブルを起こし、俺だけでなく周囲の人にまで多大なる迷惑を掛け、安く無い出費を強いられ、膨大な時間と労力を費やす事になった結末は余りにも虚しい。
生き絶えたディフェンダーに対し、俺は現場で悪態の限りを吐いた。
クズ、ポンコツ、ボロ車、欠陥車。
恐らく彼もこの長い旅の終わりにそこまで言われるとは思っても見なかっただろう。
俺自身も当初は頭に血が上り怒りまくっていたが、今は寧ろ寂しく悲しい気持ちでいっぱいだ。
これまでに何台ものバイクと車を乗り継いで来たが、ここまで俺に負担を強いたのは他に無い。
歴代の所有車で二輪四輪問わず最も古く程度も良く無かった1974年式カワサキZ-1などは、23年間も共に走って来たが、オイル下がりやタコメーターケーブル切断などのトラブルは有ったものの、ツーリングを断念するような故障は無かった。
その中で、1990年式BMWR80GS Basicはツーリング先でチャージランプが点灯したり消えたりして肝を冷やされたり、北海道からの帰り道常磐道守谷SAからダイナモが突然死し、バッテリーだけでギリギリ自宅に戻ってこられたと言うトラブルがあった。それ以外にも通勤途中でレギュレータが突然死し、全く発電しなくなりバイクを途中で置いて行きレッカーしてもらい人間だけ遅刻して出社したと言う事もあった。
そう、危機的なマシントラブルはみな輸入車なのだ。
GSに関しては過去に自分の整備ミスで白煙を吐き自走不能となって兵庫県豊岡市から自分でレッカーし連れて帰って来たと言う事を除けば、みな電気的な突然死ばかりだった。
それに対して、日本車はどうだ。
そう言うトラブルが過去を振り返っても一切無かった。
すごいとしか言いようが無い、若しくは輸入車がどうしようも無いとも言えるか。
何にしても、俺はもう将来に渡って二輪四輪問わず輸入車を買う事はもう2度と無い。
それだけは断言出来る。
ブログ一覧
Posted at
2024/04/07 16:49:41