
2023.08.29
バッテリー電圧が不安定になって エンジンが掛からなくなってしまった!
バッテリーの突然死 !
ふつうなら夏のトラブルの一つと片づけられるが ...
今回は、不具合が解決してしまうと「兆候」「思い込み」「過信」「心配」...
いろんな事がネタになってしまう かも!
不調?異常?兆候?
① 所用を済ませた帰り道、走行中の表示電圧が何となく安定しない
② 業務スーパーに立ち寄り買い物を終えてエンジンを掛けようとしたら
セルを回す前にも表示電圧はいつもと違う感じで、キーをひねるも ..
③ ウンともスンとも言わなかったが、もう1回ひねり直すとブルンと掛かった 。
④ 表示電圧の異常以外の不調・変調は無く、そのまま帰宅した 。
不具合調査・原因究明
上:ACC ACC電圧 10.5V は、明らかに低い ⇒ 異常
下:IG ON ACC電圧 12.2V、IG電圧 16.1V、ACC電圧 高過ぎ

ここで START したが、セル回らず .....
バッテリー端子接触不良(緩み・不締まり)と確信
マイナス端子を触ると ユルユル ! これだったか~ と納得!
M6ナットを増し締めし、一件落着 !!!!!
プラス端子はがっちり締まっており、増し締め不要(不可能)!
バッテリー電圧は テスターで測ると正常値であり、モニタリング用の電圧計が、
接触不良により異常値を示しただけだった 。
あらためて電圧チェック

上:ACC ACC電圧 12.4V は 正常 納得の数値
中:IG ON ACC / IG 電圧 11.9V / 16.1V コレも正常
下:始動後 ACC / IG 電圧 13.8V / 16.1V 全くの正常値
めでたしめでたしの作業から約5時間後、バッテリーチェックをしてみると
電圧:12.73V 内部抵抗:11.83mΩ CCA値:236.4 と正常値に戻っていた 。
さて、ここからが本題
昨年の12月、突然始動困難に見舞われ 寒波と20W-50高粘度オイルのせいにしてしまい、こまめに充電をしながら暖かくなる日を待ち侘びていた 。
しかし、6月になってもバッテリー復活の兆しが見えないまま 新品買い替えの検討をせざるを得ない状況に追い込まれそうになっていたのも事実 。
バッテリー端子の緩みによる突然のエンストと始動不能は、随分前にも経験していただけに 見抜けなかったのは 残念というか悔しいという気持ちが強い !
緩み具合が微妙というより絶妙、新品買って2年はあまりにも、という油断と過信
バイク用小型バッテリーのこだわり が生んだトラブル!と捉えたい 。
おまけ 上記画像の右側に鎮座する温度計
上段赤文字は 室内温度 ..正確には温度計本体内部温度
下段青文字が 吸気温度 ..↓ スロ弁手前の細ワイヤがセンサー ↓

停車後日陰+ボンネット開でも これくらいの温度になるという事
走行中渋滞にハマる、赤信号の連続 上がる吸気温・下がらない吸気温
これらからの復帰=フレッシュエアー同等の新気の確保 ⇒ 夏場の課題
個人的には モニタリングしながらの使用(走行)しか できないが .....
Posted at 2023/08/29 21:59:45 | |
メンテナンスメモ | クルマ