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イイね!
2021年03月17日

GRヤリス試乗

ご無沙汰しております💦
まさか前回の投稿が昨年の9月まで遡るとは…

今回の内容はタイトルの通りです。
試乗しましたので、インプレを書きます。

試乗したのは、GRヤリスの最上位グレードであるRZハイパフォーマンスパッケージです。1.6Lで272psというとんでもないエンジンです!

見た目はほぼヤリスです。ですが、幅広くなっているのは一目瞭然で、フロントマスクにあるダクトはブレーキを冷やすためのもの。
張り出したブリスターとか、力こぶのようなフェンダーとか、でっかいブレーキとか、いかにも走るぞ!というオーラをプンプン出しています!
ちょっと奥まったところにフォグランプがあり、前後位置で言えばドライバーに近い位置であり、より近くを照らすデザインですが、それよりはエアロダイナミクスを考えられていると思われます。2代目ヴィッツRSの後期モデルのようですね。
デザインが機能を主張している典型例です。

インテリアはよくあるスポーツカー風。ちょっと小さ目なステアリングホイール、ショートストロークなシフト、シートは冬着なのであまり感触をあまり確かめられませんでした。
メータは今風。ですが、スピードメータは280km/hまで刻んでいます!タコメータは7000rpmからレッドゾーン。つまりターボなのにそこそこ回せるエンジンということです!センターはマルチインフォメーションディスプレイ。
高級な雰囲気は醸し出していませんが、チープさもなく、ほどほどの質感です。

ステアリングはややクイックです。オーリスRSと同じつもりでハンドルを切ると大きく反応してしまいます。言い換えると、少ない舵角で車は動いてくれるということです。ロックトゥロックは2回転半。ヴィッツRSと同じです。
ただ、電動パワステのアシストが少し強めでハンドル操作が軽め。もう少し重たくして欲しいと思えます。

クラッチ操作も今風です。スタートアシストがあり、発進時はアクセルを空けなくてもトルクを太くしてくれるため、相当乱暴なクラッチ操作じゃなければエンストはしないでしょう。発進のペダルワークはMT乗りに試されるテクニックの一つなのですが、そこでテクニックを使う必要がなくなりました。なお、クラッチの重さはやや軽めですが、終始リニアで今風と言う感じです。

エンジンは1.6Lターボで272psの大パワーですが、街乗りは違和感ゼロで普通の加速もできます。
今どきのエンジンで6500rpmまでトルクの変動なく、またターボラグもなくスムーズに加速します。このエンジンはアクセル開度50%以上からが面白いですね!
それまで普通に加速していたのに、アクセルを開けた途端目が覚めたかのように強烈なトルクでドライバーを楽しませてくれます。
86はエンジン回転を上げてパワーを絞り出すトルク特性ですが、このエンジンはターボ過給のおかげで回転数を上げずとも太いトルクを発揮し、いつでもどこでも加速できます。トルクに谷もなく、ストレスフリーでトップエンドまで回せます。

ギア比は高め。街乗りでは6速までシフトアップすることはほとんどありませんでした。街乗りは大体5速までなので、シフトチェンジの機会は比較的少ないと思われます。
それでも、ショートストロークのシフトと相まってシフトチェンジは楽しい!
iMTなのでシンクロレブ機能もありますが、こちらの煮詰めは今一つ。エンジン回転数がじんわりとシフトに合わせていくため、回転数合わせ自体もやや適当な感じで、正確性が少し足りずクイック操作にも対応しきれていません。

ACC(アダプティブクルーズコントロール)も付いているため使ってみました。
加速はごく普通の街乗り風です。シフト操作をしてもACCはそのまま生きていて、クラッチをつないだらまた自動で加速します。

LTA(レーントレーシングアシスト)は警告音が早めに鳴ります。正直ウザったい。ステアリングがクイックであるため普通の街乗りでもすぐ鳴りだします。どうやらLTA付きだとOFFにすることはできないっぽいです。

ブレーキはフロント対向4ポッドで2ピースのローター、リアが対向2ポッド。前後ともベンチレーテッドディスクで、スリット入りです。なお、スリットの方向は正回転でした。強烈なストッピングパワーを持っていると思われますが、街乗りなので試す機会はありませんでした。
なお、ブレーキのタッチは街乗りをする分にはごく今風です。ちょっと古いに乗っている方だとカックンに感じられるかもしれませんが、そこはコントロールの範囲内です。

ヤリス全部に言えることですが、斜め後ろの視界は悪い。BSM(ブラインドスポットモニター)もありますが、スポーツカーでこれに頼るの野暮。

ちなみに、ロックトゥロックは2回転半ですが、最小回転半径は5.3mで意外と小回りが利きます。この数字からもクイックなステア特性であることをうかがい知れましょう。

価格は456万円也。ヤリスと思えば高い!と思えますが、先輩にあたるセリカGT-FOURは350万円でした。それよりも100kg軽い車重に、エンジンパワーは17ps上。しかも車両価格のインフレと今どきの作り込みも合わせれば、決して高いとは言えない価格設定です。

さて、欲しいと思えるかどうかですが、正直言います。メチャクチャ欲しい!
もうこれしかない!と思える程、楽しい車でした。

今回の試乗は冬道でスタッドレスタイヤでした。もっと暖かい時期であればステアリングインフォメーションやブレーキのタッチ、シートの具合も確認できるかと思います。
もう少し試乗の機会を重ねて、この車のポテンシャルを探りたいと思えました。また、写真も撮っていないので、次回は用意しようと思います。

最後に、私に今回の期待を与えてくれた担当者に御礼申し上げます。
最高に良い体験でした!ぜひまた乗りたい!
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2021/03/17 23:37:09

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