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shomajin55のブログ一覧

2016年11月30日 イイね!

『クラッチ足乗せをしている。上手く見せようとした時に、クラッチ足乗せの癖が出ている。』
時々このような指摘を受けています。また、
『1速から2速にシフトアップする際にクラッチに足が載りっぱなしになっている。』とも。
それ以外にも運転について色々だめ出しを受けているため、この際だからと自分の運転を動画にして、確認してみました。



こちらは運転中の一幕。なんだか恥ずかしいですね。
ブリッピングさせてシフトダウンしているところです。
ヒールアンドトゥをしている時のヒールはこんな感じにアクセルを踏んでいたんだと初めて知りました。

ブリッピングの件はさておき、動画を後から確認するも、クラッチ足乗せはしている様子が無い。
撮影中は上手く見せようとする意識が働くため、普段しないことをするのではと践んでいましたが、そうはいかないようで・・・
他の観点からも自分の運転を見直して、直すすべきところとして、時々シフト操作が雑でした。あと、直進中なのにハンドルが止まっていない。と言ったところでした。
今回は一人走行だからか、自己採点ではそこそこスムーズな運転が出来ていたと感じました。誰かを乗せるとまた状況も変わってくるのでしょうか。

夜間は出来なくとも、プライベートで昼間に運転する際は、今後も撮ってみようかなと思っています。
あ、でもこれだと助手席に人を乗せられないなあ・・・



今日は仕事上がりに実家に立ち寄り、買い物がてら実家のフィールダーを運転しました。
前回バッテリ上がりしているので、今回は週の中間で一度エンジンに火を入れることにしたのです。
エンジンを止めている時間が短かったからでしょうか。今回は思ったより簡単にエンジンが掛かりました。
前回のバッテリ上がりはバッテリに対してそれほど大きなダメージになっていなかったようで、かなり安心しました。
夜間で適当な照明も無いため、暗電流は後の機会に計ろうと思います。
99年にモデルチェンジしたタイプのフィールダーですから、充電制御はそんなに入っていないはず。
ということで、今回の運転中はDレンジにしませんでした。基本的に3レンジで走行しました。オーバードライブOFFで運転し続けるようなものです。
燃費が悪化するのは百も承知ですが、それよりもエンジン回転を少し上げて充電させることを意識しました。
メーターパネル内にある燃費計を見ると、11.1km/L。もしこれが真なら、3レンジで走ってもそこそこの燃費になりそうです。

オーリスの場合、アクセルペダルを床までベタ踏みでもブレーキペダルも踏んだら、アクセルが閉じられ、瞬間燃費計のグラフがいっぱいにまで伸びます。
これはブレーキオーバーライドシステムが作動しているから当然の動きです。
でも、どうやらシフトポジションがNだとブレーキオーバーライドシステムは作動しないようです。
ギアインでクラッチを切っている時は作動するんでしょうか。足が3つあれば試すことが出来るんですけどね(笑)。

フィールダーの場合、当然ながら古いクルマなのでブレーキオーバーライドシステムはありません。
だから、アクセルを開けていてブレーキペダルも踏んだとしても、スロットは閉じられず、加速と減速が拮抗します。いやまあ、こちらの方が操作したまんまの反応だから自然なのですけどね。

思い起こしてみると、ブレーキオーバーライドシステムが作動している時の反応は、過去に書いた価格.comでのオーリスのレビューにある『アクセルを全閉にされることもありました。その際、VSCなども介入していなかったので、何故アクセルを勝手に閉じられたのか・・・』と酷似していました。
でもあの時は間違いなくブレーキ操作なんてしていなかったし、勝手にスロットルを閉じられたからアクセルを踏み足したことを覚えています。
きっと、ブレーキオーバーライドシステムの誤動作なのでしょうね。
自動ブレーキシステムにも言えますが、こうした制御は誤動作した時が怖いものです。今回の例だと後続車がいなかったからまだ良いものの、もしいたら追突されていたかもしれません。
全部ドライバーが制御するんだと意気込んで運転している身としては、邪魔な存在でしかありませんね。

最後に、ブレーキオーバーライドシステムの動作を確かめる際は、必ず周囲に他車がいないことを確認した上で行ってください。想定していない加速をしたり、逆に減速をしたり、あるいは後続車が不意のブレーキ操作に驚いて急ブレーキをしてしまうかもしれません。
Posted at 2016/12/01 00:32:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年11月17日 イイね!

お出かけしました

私は北海道で生まれ育ち、また現住所も北海道にあります。
そんな私ですが、お出かけしてきました。



田舎者丸出しの写真です。
この写真は羽田空港から千葉へ向かう高速バスの中で撮影したものです。

一泊二日の特別な旅でした。
今回は兄と二人で行動しました。

何が特別かって、生まれて初めてのプライベートでのフライトだったのです。
もちろん、仕事で飛行機には何度も乗っていますが、プライベートだと格別なものがあります。
もっとも違うのが緊張感。仕事だと空港や飛行機の中でも仕事のことを前提にしているため、緊張感を持っていますが、それが今回は無い。
新千歳空港ならいざ知らず、羽田空港を好きに歩き回ったのはこれが初めてでした。

でもこれは前振りでして、本当に特別なのは千葉に行った本当の目的が、生まれたばかりの姪に会うことでした。
親族で私の世代は、男は誰も結婚しておらず、女はほとんどが結婚している。といつか書いた気がします。と言いますのも、妹が産んだ子なのです。
従姉の子供なら何度か会っていますが、妹の子というのは格別ですね!
私も兄も独身ですから、やっと次の世代が誕生したかというところですが、両親にしてみれば初孫です。
もちろん私も赤ちゃんを抱っこしましたよ。
私は体温が高めな方ですが、やっぱり赤ちゃんは温かい。
結構大人しくしていたから、なおさら可愛く感じられました。
が、残念だったのが、私の腰が保たなかったこと(苦笑)。
赤ちゃんの体重はおよそ3kgなのですが、それでも抱っこを続けるのは腰が困難でした。
筋トレで70kgを持ち上げる人間が一体何を言っているんでしょうね!

そうそう。初孫を抱き上げる私の両親は格好良かった。
妹はもちろん、私も兄もほとんど初めて触れる赤ちゃんです。
でも、両親にしてみれば、ちょっと昔に同じ事を経験しています。それをもう一度やっているに過ぎません。
が、息子の目から見ると慣れた所作で赤ちゃんを抱きかかえる姿は、頼もしいものでした。

11月半ばではあったものの、千葉は全く寒くない。
上着の必要性を全く感じなく、半袖のTシャツ姿で歩き回るほどでした。
そりゃそうです。北海道は既に路面凍結している時期に、最高気温が20度ぐらいにまで高まる地域に行けば、そりゃ寒さなんて感じられませんよ。
でも、現地の人はコートを羽織っていたりして、立派な冬着でした・・・。
私は北海道にいて未だに冬着じゃ無いのに・・・。
この違いは何でしょう??


しかしながら、仕事といえども飛行機や関東の公共交通機関を使った経験は十分に生きていて、移動はお手の物だったし、ゆとりのある行動が出来ました。
あと、Googleマップは知らない土地だとあまり頼りにならないことに気付きました。それよりはYahoo!の地図の方が役に立つことも学びました。
Googleマップで失敗した際は兄のスマホに助けられました。
私の携帯はフィーチャーフォンですから、融通が利かない分だけ事前の計画性が必要だと改めて知りました。
でも、スマホは要らないけどiPadは欲しいかな(笑)



最後に、みんカラらしくクルマのお話を少し。
実家のフィールダーのバッテリが上がってしまいました。
今現在実家のフィールダーを動かすのは、私かせいぜい兄だけ。
私は週末にしか実家のクルマを運転できませんので、そもそも古く弱っていたバッテリではダメでした。
取りあえずオーリスを引っ張り出して、ブースターケーブルでジャンプしたからエンジンが掛かったけど、このままだと次の週末も同じ事を繰り返すことになります。
バッテリの交換をしなければなりません。それとも、ソーラーバッテリーで補充電すれば少しは延命できるでしょうか??
どちらもすぐには出来ませんので、水曜日あたりにエンジンをかけたり、暗電流の計測も必要かもしれません。
Posted at 2016/11/29 00:11:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年11月13日 イイね!

試乗以外のこと

前回のディーラーの件は、86試乗で終わってしまいました。
ここでは、試乗以外のことを書きます。

今回は定期点検が一番の目的です。
ですが、片道3時間もかかる道のりを、単に定期点検のために持ち込むにはあまりにももったいない。
ということで、他にも用事を追加しました。

その一つが、スタッドレスタイヤの新調。
今年の頭に左後輪のスタッドレスタイヤが原因不明のパンクで、サイドウォールからショルダーを貫通してトレッド面にまで大きな裂け目が出来てしまいました。
そのようなパンクは修理不可と言うことで、今年の頭に4本中の1本を新品のスタッドレスタイヤにしていました。
他の3本は既に4シーズン履いているため、そろそろ取り替え時でもありました。が、当時は経済的理由から1本の交換に留めていました。
ということで、残りの3本も新調しました。
1本だけわずかに摩耗していますが、FF車なのでわずかに摩耗したタイヤを右リアに履けば、摩耗の偏りはそのほとんどを均一化できると践んでいます。
右リアとしたのは、まずFF車だからフロントよりリアの方が摩耗しないのはよく分かると思います。これに加え、一般道は路面に水がたまらないよう、中央部を高くし、路肩を低くするようカントを付けていることが多いため、左タイヤに重心が掛かり、摩耗しやすいのです。
そんなわけで、恐らく右リアが一番摩耗しにくいだろうというわけです。
まあ、いずれにせよ、摩耗の具合はこまめにチェックすることになりそうです。


他の用事として、これの受け取りがあります。

これはデッドニングなどの作業のため、内装をばらした際に傷つけてしまった部品の替えです。
左はリアハッチのトノカバーをつり下げるフック。中がサンバイザーを根元から固定するスクリュー。右がリアハッチの内装上部をボディにはめ込むクリップ。
内装をばらすにはこれらのいずれも消耗品なので、こうして新しく発注できるのです。
スクリューはしばらく用無しですが、フックとクリップは早速交換できます。
フックとクリップは注文した数より1つ多く入っていました。でも価格はむしろ値下げされていたので、これは担当者の無料奉仕と言うことでしょう。
ありがたいものです。


エンジンオイルは、カストロールの0W-20です。銘柄はマグナテックだったかな(?)。つまるところ、部分合成油です。
前のヴィッツターボに乗っていた頃はターボエンジンだったこともあって全合成油のエッヂでしたが、オーリスの場合はそこまでシビアに考えていません。
それでも純正のキャッスルとは全然違うので、オプションとして選択する意味は十分にあります。


担当者からサプライズで86の市場機会が用意されていましたが、担当者がキーを取りに奥へ入っている間、別のセールスの女性が話しかけてきました。
私がその時いた場所にはニューモデルのミニカー(チョロQ?)がありました。『(これを)要りませんか?』というものでした。だから、私は『オーリスか86のが欲しいですね。』と答えました。
その女性とは別に初対面じゃないのでノープロブレムなのですが、向こうから話し掛けてきてくれるというのは、本当に悪い気がしませんよね。
しかも、まあストライクに入るタイプでした。

まあ、タイプの話はとにかく、その女性って免許はAT限定だそうで、それはこちらが驚きました。
自動車メーカーとして働く以上は、お客様のクルマを運転するという機会はまずあり得ると思います。でもAT限定だと、例えば私のオーリスは運転できません。MTが運転できて当たり前と思っていました。
確かに、以前にネットなどでディーラーに勤務している人でAT限定の人がいると訊いたことはありましたが、まさにそんなお方だったとは思いもしませんでした。

でも、それってすごく勿体ないことだと思います。
私は最初からMT車しか運転してきませんでしたので、AT車を運転した時は、自身の運転の世界が大きく拓けました。
でも、その逆はもっと大規模な革命だと思います。つまり、AT車ばかり乗っていた人がMT車に乗れば、世界が大きく変わってくると思います。

例えば、私が初めてAT車を運転した時に、加速の際にアクセルの踏みしろを常に一定にしていると、効率よくロックアップが入って、かつタイミング良くシフトアップしていました。これを実現するには、繊細なアクセルコントロールが出来なければなりませんでした。
でも、アクセルコントロールが出来るようになったから、発進も穏やかになりました。それまでの後ろから蹴り飛ばすような発進とは大違いでした。
これらが意味するのは、燃費が良くて、かつ乗り心地の良い運転になると言うことです。メカニカル的なストレスも少ないでしょう。
でもこれだけではなく、実はそのアクセルコントロールの話が、MT車にも多くの場面で反映でき、実際に燃費が大幅アップしました。
特に街乗りで効果覿面だと思います。
でも、これはMT車ばかり乗っている人がAT車に乗った場合の話です。

それに、今時のMT車はクラッチやシフトの操作力が軽いから、そんなに負担じゃないし、そもそもクラッチの半クラ領域がメチャクチャ広く、エンジンの低速トルクがあるからエンストしにくくなっています。
MT車だって進化しているのです。
あ、これは普通乗用車での話です。昔のMT車みたいに、クラッチやシフトが重く、半クラ領域が狭いトラックだとこうはいきませんよ(笑)。

せっかく運転免許を持っているのだから、どちらかだけではなくMTとATの両方を経験した方が絶対的に良いと思います。


そう言えば、86だと、シフト操作力はスポーツカーらしくある程度ありましたが、クラッチの半クラ領域が広いのはすごい違和感でした。クラッチがなかなか繋がってくれないから、むしろ坂道発進で戸惑いました。
でも、今時のスポーツカーである86は、スポーツエンジン(=低速トルクがないはず)なのに低速トルクがあるから、アイドル発進が普通に可能です。
つまるところ、やはりMT車は慣れなんですよね。

そう言えば、オーリスを入庫した際、整備士がとんでもなくエンジンを吹き上げてからやっと発進させていました。
ただの営業マンならいざ知らず、メカニック担当者でさえMT車を運転できないのか!?さすがにそれは恥ずかしいと思いますが・・・
と言いますか、それでクラッチが摩耗したら弁償請求しましょうかね(爆)。
そんなの見せられると、こっちが不安になってしまいます。その程度のドラテクしか持っていない人に愛車を預けるなんて・・・と。


86試乗を済ませて建物に入ると、86をとても勧められました。当然ですよね。
だって、慣れないクラッチとブレーキ以外は全然違和感がありませんでしたから、早めに乗りこなせるのは明らかだからです。
でも、86はFRだから、持つならセカンドカーとしてでしょうし、だったらファーストカーは4WDが良いと思えます。北海道ですからね。でも、オーリスはFF。これって、WRX STIに乗り換えろって事でしょうか(笑)。
ただ、自身の運転スキル向上のためには後輪駆動車が絶対不可欠で、86のようなFR車はいずれ購入しなければならないと思います。


戻ってきたオーリスに乗って帰途に就くと、やっぱりエンジンオイルを変えただけあって、ふんわりと吹け上がりました。
まるでスポーツエンジンに載せ替えたかのようです。
トリップBを見て驚きました。7963km。これは、前回エンジンオイルを交換してから7963km走行しているという意味です。
ちなみに、トリップAはガソリンスタンドで給油したらリセットしています。
私は今まで5000kmほど走行したらオイル交換していただけに、今回は少々ご無沙汰になってしまいました。まあ、スパンが8000kmだったら問題はないでしょう。
しかし、前回オイル交換した際はアクセルを閉じていてもエンジンが変に吹け上がって困ったものですが、今回はその変な吹け上がりがありませんでした。この違いは何でしょう??

次回のオイル交換は車検前でしょうか。そろそろミッションオイルも新しくしたいところです。
タイヤは夏冬共に新しくなりましたし、ビジョンを描きやすくなりました。

帰宅後、ホイールナットの増し締めをしました。ディーラーを発つ時、メカニックの責任者からトルクチェックをするよう勧められていました。まあ、確かに前回締めすぎだとクレームを出しましたからね。ディーラー側としても不安なのでしょう。
103Nmというトルクはもはや身体に染みついていたので、その場で始めました。ナット20個中緩みを感じたのは1カ所のみ。それも程度は軽微。
たぶん、ディーラーは普通の人ならトルクチェックなんてしないだろうから、緩むよりは多少オーバートルクの方が間違いは無いと言うことなのでしょう。でも、私はそうじゃないから、規定通りのトルクで返してきたものと思われます。私ならちゃんとトルクチェックしてくれると。少なくとも、この程度の信頼は得ているようです。
と言うより、マイカーの点検はディーラーじゃなく持ち主の責務です。ホイールをはめ直したならトルクチェックして当然です。しない方がおかしいと思います。タイヤの空気圧チェックやエンジンオイルのオイルレベルチェックと同じぐらい簡単ですよね。


以上で今回のブログは終わりです。
次回は、お出かけしてきたことのお話をします。
Posted at 2016/11/19 12:34:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年11月12日 イイね!

マイナーチェンジ後 86 見参

定期点検のため、ディーラーへマイカーを持ち込みました。
今回は定期点検に加え、補器類の受け取りや、スタッドレスタイヤの履き替えもありました。
ちょいと待ち時間があるなと思いましたが、今回はサプライズが用意されていました。
と言うのも、タイトルの通りで、マイナーチェンジした86が用意されていたのです。
かくして通算4度目となる86試乗に行ってきました。

マイナーチェンジ後の86試乗はこれが初めてです。過去3回は初期型でした。
用意されていたのは、GT "Limited"。粋な計らいでMTが用意されていました。
そうこなくっちゃ!!

発進からして前期とは違いました。
慣れない試乗でもちょっとした上り勾配でアイドル発進が出来、アイドルからある程度のトルクが確保されていました。
それに1300rpm以下のごく低回転域でアクセルを開けても振動が強かったものですが、これがほとんど無くなっていました。これはすごいの一言!
積極的にシフトアップして低い回転数を使ってもギクシャクしにくくなっているため、燃費走行がしやすくなっています。
とは言え、86はスポーツエンジンですから、低速トルクは排気量で200cc少ないオーリスの方が太めになっています。

音は静かになりました。
ヴィッツからオーリスに乗り換えると静かになって驚いたものですが、これと同じ事が前期と後期の86で言えました。
後期型ってサウンドクリエーターはないのでしょうか??以前はあった、オルガンの様な空気の通る音が聞こえなくなりました。もっと回転数を上げて流速を上げないと聞こえなくなったのでしょうか。

ボディ剛性が増えている様で、旋回時やうねった路面を通過する時にボディによれた感じがなく、ボディ全体が一つの塊になって動いている感じでした。
その分、路面からの入力はサスペンションがいなす形になったため、ハーシュネスとしては強くなったかもしれません。が、そこはスポーツカーですからね、多少固めの足は良しとしませんと!

リアに落ち着きがあり、自信を持って旋回できました。前評判にもあるとおり、86のリアは粘る様になったようです。

シフトフィールはとても好み。やや固く剛性感があり、また節度感もあります。左右のストロークはしっかり確保されており、戻りも強くなったため、シフトアップ時にゲートに引っ掛かるシフトミスが減るのではないでしょうか。少なくとも2速⇒3速が楽なりました。

ギア比はローギアード化されており、素早く次々とシフトアップしなければ、速度が出てくれません。
このあたりはロングギアだった前期型の方が好きです。もっとも、前期型の試乗車はLSD無しのため元々ハイギアードだったというファクタもあります。

ブレーキはカックン。どんなに丁寧なブレーキ操作をしても、制動の立ち上がりが急で、ちょっとしたブレーキ操作で車体が上下に揺すられました。距離が出ていない車両(ODDは390kmちょっと)なので、まだブレーキに当たりが付いていないのかもしれません。
もし当たりが付いてもこれだとしたら、前期型の方が私は好きだったなと思います。

クラッチは半クラ領域がとても広く、かなり手前までペダルを戻さないとクラッチはつながりません。
クラッチのコントロールは慣れない人でも難しくないのかもしれませんが、ちょっと甘すぎやしませんでしょうか。。。
ただし、重さは終始リニアなので、ミートポイント以外の戸惑いは無し。

ハンドル操作はスポーツカーらしいやや重めのセッティング。でも、特段クイックではなく、自然にハンドルを切ることが出来ます。
ステアインフォメーションは少々足りない様に思えますが、スタッドレスタイヤなので何とも言えないところ。ただ、オプションの17インチアルミホイールが入っていたものの、ハンドルを取られる様な場面はありませんでした。
前期型は握りのところにパンチングが入っていましたが、後期型はただの革張り。さわり心地なら前期型に分があるかと・・・


全体的に、質感を増した86でした。
低速トルクが確保され、乗り心地と静粛性がアップしました。
実用面での向上がとても大きいのです。

一方、シフトフィールが改良され、リアの落ち着きで操縦安定性も確保されました。
運転しやすさもアップしています。
後はクラッチミートとブレーキのタッチがどうでしょうね。

前期型と後期型でどちらが好きかと訊かれたら?
私は悩みながら後期と答えるでしょうか。私は昔から1300~2000rpmの領域をよく使う運転をしますから、前期型の86だとエンジン振動が多くて乗り心地が悪いと思います。
後期型はまるで別物であるかのごとく改良されているため、低い回転域を積極的に使っていけます。
また、JC08モード燃費は記憶だと11.8km/Lでしたが、簡単に超えられそうです。あくまで手応えってだけですけどね。感覚的には13km/Lぐらいを狙えそうかなと。
これ以上の燃費を出すにはもっと低速トルクを太くする必要がありそうですが、それだとスポーツエンジンとしてはどうかと思いますし、バランスが今の状態で絶妙なのだと思います。

今回の走行ステージは都会コースのみ。
テストコースに持ち込んでパイロンスラロームぐらいはしたいところです。
とは言え、前期型との違いははっきりと出ていました。
私が86で一番好きなのが、シフトフィールでした。
私のオーリスはシフトフィールが軽くロング過ぎるので、70mmもシャフトをカットしたものですが、基本的なフィールが変わるはずもなく、スオンスオン入ってしまいます。
でも、86のシフトフィールは音には出ませんが、ゴリゴリ、ゴリゴリと操作のポイントごとにちゃんした手応えがあるのです。
だから、今『私はマニュアルトランスミッションを操っているんだ!』とはっきりと実感させてくれます。
こう言う演出って、スポーツカーにはとても重要だと思います。
この辺が、スポーツカーの86と、スポーツカーになれていないオーリスの差なのでしょうね。

欲しいかどうかと訊かれたら、はっきり"Yes!!"と答えます。
でも、実用面を考えたら無理。家族とか同僚をリアに乗せる機会が多々あるためです。
立派な収入があって、2台目を持てるぐらいなら、是非とも買いたいと思えます。
総じて、終始胸がワクワクする試乗でした。やっぱりクルマには楽しさがないと!

試乗とは直接の関係はありませんが、写真を撮り忘れていたのが痛恨でした。
レビュー記事にクルマの画像は必須なだけに、とても恥ずかしいレビューとなってしまいました。
お見苦しくて申し訳ありません。


最後に、今回の試乗機会を私に与えてくれたディーラー担当とメーカーへ感謝を表します。
ちゃんと口頭でも礼を言っていますが、今回の試乗は私にとってそれだけ嬉しかったという気持ちを表すため、この場を借りました。
Posted at 2016/11/13 18:48:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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shomajin55(しょーまじんごーごー)です。よろしくお願いします。クルマと言えばMT(3ペダル)を絶対と考えている少々硬い人間です。 真面目とよく言...
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