友人にこのプランのことを話したら「スマホでGoogle Mapsルート検索するなら案内もさせりゃいいじゃん」と言われました…。まったく何を言っているのか僕にはさっぱりわかりませんよ!全くね!
さて、バグをつぶしながら機能を補充し、細部を確認してみるといろいろと問題が出てきました。
たとえばGoogle Mapsで生成したルートを7ways用のルートファイルに変換して読ませると、そこで読まれるのは経路そのものではありません。スタート地点、Waypoint(中継地点)、ゴール地点の羅列で渡すことになります。
もちろん経路全部を細かく地点情報にすることでルートを再現することもできるのですが、地点が多くなると7waysでのルート生成にかなりの時間がかかります。そこで指定できる中継地点のみをプロットするようにしました。
Google Mapsで作ったルートを7waysで読ませると、
このようになります。伊勢丹新宿店から高田馬場駅を経由して早稲田大学の早稲田キャンパスに至る経路です。
たった1地点の中継地ですがGoogleと7waysでルートが違うことがわかると思います。
Googleは高田馬場駅前でUターンさせようとしていますが7Waysはそれを行わず大回りしています。
この場合、心情的な正解は高田馬場駅前のロータリーを回るというものだと思いますが、中継地の緯度経度の地点が線路の下(ガード下)になっているため、中継地がロータリーよりも遠い地点になり、この案内はやむを得ないと思います。ただGoogleと7waysどちらが正しいかと言われたら、こんな都市部の大きな駅前でUターンはありえないので(この場においては)7waysが正しいです。
ちなみに「高田馬場駅前」を指定すると交差点が指定され、Googleはロータリーを回るようになり、7waysは手前から回り込むルートを描きました。
これはどちらが正解とも言い切れません。要するにルートの選び方は無数にあり、それぞれの根拠に依って生成されるということかと思います。
そしてそのどちらも正解とは限らないため、実際の道路選びはドライバーに一任されます。
しかしだいたいの場合、7waysに比べれば(まだ反映させていませんが)渋滞情報や時間情報も考慮できるGoogleに分があるはずです。今のままだとGoogleでルート検索後にルートをドラッグで変更したときも経由地自体は変わらないため、反映されません。移動できるのはマーカーだけにするか、好きな場所にマーカーを経由地として置けるようにするか、この後はその辺の使い勝手を主眼にチューンを続けていきたいと思います。
ところでiOSで使えないんじゃないのかという問題ですが、
こういう商品なら使えるかもしれません。
しかしこれらの高額の商品を使ったとしても、決められたファイル拡張子しか利用できないという問題が残ります。
今回使うgpxファイルに対応しているものがあるとは思えないため、たとえばtxtで拡張子を保存して移動後Medianavのほうでリネームするなどのギミックを用意する必要がありそうです。
このあたりはセキュリティの問題とも絡むため、次のiOS10でも同じように使えるかは不確実で、Androidであってもそれは同様です。追加で必要なギミック自体は簡単ですが、テストするために使いもしない1万円のUSBメモリーを買えるかと言われると…ここまでやる必要があるのかはちょっと考えてしまいますね。
以前書いたEye-Fiを使う手もブラウザからのアップロードすら自由にならないiOSではうまくいかない可能性が高いですし、引き続き何か見落としたソリューションがないか、考えたいと思います。
Posted at 2016/03/10 16:59:54 | |
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ルノー純正Medianavでカーナビ | 日記