
こんばんは、otakenです。
@pod! さんが以前作っていた osm からの 7ways 用全国版マップを共有してくれました!
Windows 版では動くのが分かっていたんですが、やはり実機で確かめてみないと動いたとは言えないので、今日作ったオービスデータとついでに作った UI 用日本語 language ファイルといっしょに実地試験に行ってきました。
地図データは確かに動いた!んですが、縮尺を広げていくとかなりのもっさり具合。所沢市から俯瞰視点で草加市が見えるくらいまで引いてみたら、5分くらい固まりました。それでもフリーズではなかったのでがんばって読み込んでたんでしょうね。やっぱプロセッサ的に厳しいのかな~。日本の地図はロシアに比べて POI(Place/Point Of Interest) 密度や道路密度が遥かに高いと思うので、同じ縮尺でもデータが重いでしょうね。
ふつうに走っていて地図の境界を越える分には読み込みが少し入ることもありますが問題ないです。
最新版のマップを入れるのもタダですから、多少の不便は我慢ですね。
縮尺を広げなければいいんで、許容範囲です。
地図データが変わってなければ
起動時の読み込みは二度目から早いので、検索インデックスが張られるのか検証をすっとばしているからなのかは不明ですが全国データになったことによるストレスは起動に関してはありません。OSごと再起動するとまた長い読み込みが入ります。アプリケーションをExitしてもOSを再起動しなければキャッシュがあるみたいな感じですかねー。ただそのおかげで、一度アプリを出てランチャーも出て音楽のアルバムを純正プレイヤーで変える、といった動作はやりやすくなっています。
pod! さんありがとうございました!今後ともよろしくおねがいしますw
メニューなど UI 関連の日本語化もいけたようです。
最初の警告文と同じテキストがあったので変更してみたらそれも変わりました。こんなとこまで可変にしなくてもw
このあたりの設定ファイルは /7ways/languages/ の english.7wl をコピーして japanese.7wl とリネームし編集します。中身は普通の xml フォーマットです。文字コードは utf-8 で保存してください。chinese.7wl を見てみると最初の language タグに <language version="2"~ とあるので、これに倣います。これがないと失敗しますが chinese.7wl 以外は 1 になっているので、2バイト文字の設定なんでしょう。
また language タグの id は id="en" としておきます。これは jp としたいところですが様々なところで jp 用の設定を探そうとするので、キーボードなどでも日本語が使えるわけでもないので恩恵がありません。必要性が生まれるまではデフォルトの英語設定としておきます。
各メッセージは <msg id="LanguageError" text="言語ファイルロードエラー"/> のように、id はいじらず text アトリビュートだけ編集します。
7ways のシステムはこの id を見て、合致する msg タグ内の text の値を表示してくれるという具合です。
実機の menu > settings > interface から言語ファイルを選択し変更します。
さて、広げた縮尺ぶんの地図が読み込み終わったようでもっさりが解けたので帰ることにしました。幹線道路を使いオービスがあるところを通ります。
そうそうこのナビ、制限速度表示に対応してるんですよ。見てください、右側に燦然と輝く 80km/h 制限マークを。って、ここ一般道で国道ですらない 40km/h 制限の道なんですが…
USでレンタカーするとナビに制限速度データが入っていて羨ましかったんですが、日本の OSM の制限速度データはかなりいい加減なようです…16号線は 90km/h て出てましたw(実際は50区間)従ったら一発6点ですねw
データが合ってれば制限速度低下警告や上昇警告、任意の相対速度での速度超過警告が使えます。これは設定でオフにできますけど、惜しいなあ~。入力がんばれるような量じゃないし、これは諦めるか…
ナビゲート音声はやっぱり小さいので、Medianav のイコライザを全域最低にしてみたり Windows CE のコントロールパネルで音量を変えてみたりがんばったんですが、同時発音はできても結局ボリュームはワンソースのようです。
これはジュリアの声自体を大きくするしかないですね。そのうちやります。今日のところは音楽なしでナビ音声だけで帰ってきました。
声そのものはジュリアの声が好みです。英語だから内容が分かるというのもあるのですが、ファイルの状態から推測するにこっちがデフォルトでナスチャの音声は後付けですね。ナスチャはくだけた感じのナビ音声ファイルもあるんですが、いずれにせよロシア語でちんぷんかんぷん…あ、ロシア語習えばいいのか。
オービスも 1km くらい手前から警告してくれます。警告が発生する距離は僕がオービスの速度制限を一律で 80km/h 設定にしているからかもですが、動作としては十分ですね。今回は対向車線のみのカメラでしたが、これも自分で設定したことです。前回のエントリーで ,0,0 を入れた最後の 2 フィールドがそれです。適度な取り締まり情報は散漫な運転を防止するので警告は多少過度にあってもいいと考えます。ねずみとり履歴まで表示させると多すぎて地図が訳わかんなくなっちゃうんですけどね。
でも google maps で一個ずつ見ていけば向きは入力できるんだよな~…650個くらいあるんですが、誰か暇な方やりませんかw
とりあえずそんな感じで今日の検証ドライブは終了。信号待ちで前にいたクラウンアスリートが、二本出しのルーテシア4RSによく似た排気口の左側からだけ白い息を吐いてました。ルーテももしかしてああなってるのかなあ…