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2018年07月27日 イイね!

新しいホイールと新しいタイヤ

新しいホイールと新しいタイヤ僕のルーテシアは外見も中身もメディアナビ以外はほとんど純正のままで変わってないんですが、購入以来ずっとやりたかったけどやってなかったのがこれ

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シャシースポール仕様の17インチの純正ホイールを

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18インチのシャシーカップ仕様のものに変えること

実は以前、ふぐ_R.S.さんにお借りしてしばらくこれを履いてた時期がありました。
その後
・ふぐさんのホイールをガリる
・DAMONさんのほぼ新品ホイールを譲ってもらう
・ガリったホイールだけ交換してふぐさんに返す
という経緯がありまして、、結果、僕の手元には四本中一本ガリった18インチホイールが残っていたのでした。

それから二年くらい経ってしまいましたが、すぐに使わなかったのは「17インチのほうが運動性能的にはシャシースポールには合う」という結論を得ていたこともあります。どうも18インチを履いているとポヨンポヨンとしたバネの振動が収束しない感じがあって、好きになれませんでした。

そんなこともあって放置していておりました。ですが、去年末あたりに17インチのほうのタイヤをMICHELIN Pilot Sport 4 に変えたはいいもののサーキットにもいかず、ちょっと街乗りで履き潰すのはもったいないのではないか、、と思い始めました。

しかしそれだけでは話が進まないのです。問題になるのはまず、色。

もともとの色は黒なのですが、これが車体の赤色に合わないなあとずっと思っていたのです。実はシャシースポールを選んだ理由の一つでもあったり…(当時はホイールを変えるなんて考えもしませんでした)

そこで、17インチのシルバーより暗いシルバーに変えることにしました。
実はこの色は欧州では設定があります。



一番左が日本ではシャシースポール用の17"で、真ん中がルノー・ジャポンには設定がないアンスラサイトカラー。本国の広報資料を見ると、ルージュフラムにこれを合わせることが多いようでした。インスタグラムなどでもルージュのClio 4 R.S. は少ないので、実際に数が出ているかどうかはわかりません。

当初はこれをやりたかったんですけど、実は深谷キャロルに遊びに行ったときに「間違いで入ってきた個体」を見てしまい、一気にやる気が萎えてしまったなんてこともこの2年の間にありましたっけ…。

少々のガリ傷なら塗装時にサービスで治してくれる業者が近所にあったので、そこにお願いしました。色は…アンスラサイトの正確な色指定もよくわからなかったので、もうガンメタで!と適当にお願いしました。Forzaのデザイン機能を使っていろいろと試してみたりもしたのですが、凝ったことをしようとするとどうにもおかしな感じになるので、敢えてよくある色に…というかもう考えるのに疲れたし、塗装業者のおっちゃんもなんか向こうから提案してくれる感じでもないし、もういいや…と諦めた結果のガンメタです。

タイヤはふぐさんやろんすーさんに助言いただき、205/40R18は銘柄が少なすぎるので215/40R18とし、KUMHO ECSTA PS71 にしました。
対抗で候補に残っていたのはYOKOHAMA DIREZZA DZ101、Goodyear REVSPEC RS-02でしたが、一長一短あり最終的にKUMHOに。そちらのインプレはまた後ほど。

で、仕上がってきた色ですが、



意外と、イイ!!

正直アンスラサイトより好みかも。
頼んでいたタイヤを武蔵村山のタイヤフィッターに直送し、そこで交換してきました。








夕方の色合い

こうなるとブレードとかサイドのシルバーとかも揃えたくなってくるけど…どうしよう。
Posted at 2018/07/27 22:13:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月23日 イイね!

御獄渓谷へ行ってきました(うちから15分)

御獄渓谷へ行ってきました(うちから15分)今日も暑かったですが、お昼に食べるものが無かったので奥多摩方面へ。
家から15分くらいでJR青梅線御岳駅に着きますが、そこまでにメガーヌ4GT、カングー現行、キャプチャー後期とすれ違いました。なんだかんだで肉眼でメガーヌ4見たのは初めてな気がします。
お昼にもう上り方面ということは、暑さを避けて朝活でしょうかね。それもいいですね。

目指したのは御岳駅すぐそばの「手打ち蕎麦 ごろう」さん。
ここは以前一度食べているのですが、なんとなく食べたくなったので再訪です。



駐車場は隣の店と共同で6~7台。
そこそこ混んでいて30分待ちと言われたので、付近を散策することにしました。

お店のすぐ横の階段から川辺に降りられます。このあたりは山と川に青梅線と青梅街道が挟まれたような地形で、河岸段丘とも言えない、まさに多摩川の急流に削られた断崖に街道沿いの家がへばりついているような作りになってます。


路面の気温は36、7度はあったんじゃないかと思いますが、川の高さまで降りるとひんやり涼しいです。でも、道路のあたりまではこの冷気は上がってきませんね~



川遊びの家族とカヌーの競技の練習をしてる人たちがいましたが、お昼だからか今日が暑すぎるからかそんなに混んではいない。
急な階段を上って青梅街道に戻りました。


JR青梅線御岳駅

寺社のような駅舎が素敵で昔からお気に入りです。御岳駅は江戸時代にブームになった山岳信仰の山、御岳山の登山客で連日賑わっています。
御岳山登山口のケーブルカー駅までは徒歩かバスで少し行くことになります。高尾山のように駅を出たら登山口、のダイレクトさがないのがミシュラン星の有無に出ているのだと思いますが、子供の頃から何度も登っているので僕はおなじ信仰の山でもこちらのほうが山らしくて好きです。高尾山はてっぺんがちょっと殺風景なんですよね。富士山が見えるのはいいんですが。

脱線しました。昨今の山ブームでこのあたりには店がけっこうできています。


青梅の大学いも屋さんがやってる「みたけソフト」。豪快に芋が載っています。ダイエット中なので食べるのは控えました。


ここ以外にもたくさん増えた、かき氷の店。ダイエット中なので以下略

そうこうしてたら時間が経ったのでお店に戻りました。


席に着けたはいいものの、ここからが割と長かったです。青梅の蕎麦店は厨房を少人数でやっている店が多く、混雑する土日ともなるとざる蕎麦が出てくるまで40分くらいかかることもしばしば。
これはこの店に限った話ではなく、むしろおいしい店ほどこの傾向は強いので蕎麦に別段思い入れのない友人を連れて行くときには悩ましい問題なのですが、今日は一人だったので問題なし。

メニューを見て思い出しましたが、ここは割と蕎麦だけというわけではなく創作系なのでした。冷製じゃがいものつけだれで食べるつけ蕎麦などもあり興味をそそられましたが、蕎麦の味がわからなくなるのを嫌い(あとカロリーを気にして)、辛味大根そばにしました。


先に小鉢と大根が出てきます。オーダーを受けてから作るのでゆっくりの提供になることの説明もついていました。


この辛味大根が、まあなかなか辛いです。わさび好きを自負しチリ系の辛さにもそこそこ耐性のある僕も、大根の辛いのは太刀打ちできません。適量を心がけないとお腹を痛くするので、そばとともには適度にすすり、残りは蕎麦湯に溶いていただきました。大根の辛さは熱に弱いので。

蕎麦は二八と思いますが、なるほど人気店だけあっておいしいですね。つゆも癖がなく濃すぎずいい味です。せっかく駅から近くいろんな味があるので、2、3人で電車で来てお酒も一緒に、が楽しい使い方かなー。

キレッキレなスパルタンな蕎麦ではないですが、この場所にあるべき蕎麦店という感じはします。

地元の野菜をしっかり使い、それを客にアピールして楽しんでもらう。
都会人が田舎の飲食店に求める要素とはこういうもので、しばしば田舎に住んでいる人間は忘れがちだなと思います。
軽い山登りのあとに、山の余韻に浸りつつ電車待ちで蕎麦と酒だなんていいじゃないですか。

売り切れで早仕舞いが多いのが残念ですが。

なんか完全に蕎麦レポートみたいになってしまいましたが、今日はこれ以外には洗濯しかしてないので、他に書くことがありません…

新しいタイヤをオーダーしたけど土日で振り込み確認取れてないみたいだし、しばらくはやきもきしながら待つほかなし。
はやく新しいホイール履かせたい!

Posted at 2018/07/23 02:17:06 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年07月15日 イイね!

山と街(東京 West to East)

三連休の初日の土曜日。
特にどこに行くあてもなかったので、お昼を奥多摩に食べに行くことにしました。
こんど奥多摩を絡めたミニミーティングができればいいなと考えていたので、そのロケハンも兼ねて。

青梅街道も青梅駅を過ぎるとぐぐっと左右から山が迫ってきて、道と線路が山肌に張り付いているような景色になっていきます。

奥多摩駅のそのまた少し奥に、「氷川国際ます釣り場」という施設があり、そこを目指しました。


下流方向。奥多摩工業の石灰工場が見えます。


上流方向

この釣り場はご覧の通り、川をところどころプールのように堰止めて鱒を放った渓流釣りと釣り堀の中間のようなものなのですが、ここに併設されているカフェレストラン「蕎麦太郎カフェ」さんが目当てです。


蕎麦太郎カフェの「麦きりぶっかけ」。蕎麦粉ではなく大麦を使った麺ですが、ピーナッツと甘味噌の、もたりとしたタレがよく合います。

店内席数も十分、駐車場も第二駐車場もあり、他のメニューも魅力的でおいしそうです。今のところ昼食の第一候補です。


涼しい日ならデッキテラスが気持ちよさそう。

ところでます釣り場には(奥多摩に限らず)なぜか国際と名前が付く釣り場が多くあります。一説には、敗戦後駐留米軍のためのレクリエーションとして根付いたところから国際という名前がついているとか。見栄を張ってつけてるだけなのかと思っていましたが、そんな理由があったんですね。

夏場にはかなり人気の高いスポットなので、場合によってはそれでも駐車できないということになりかねない気はしましたが、お昼時で忙しそうだったのでお話はせず、平日の夕方にでも再訪することにしました。

次に向かったのは少し東京方面に戻り、古里駅(こり、と読みます)近くの「Coline Design & Cafe」さん。



週末だけ営業している、カングーの移動カフェです。僕は地元過ぎて土日はあまり奥多摩に来ないのですが、たまに見かけて気になっていたのでした。

アイスコーヒーをいただきながらオーナーさんと少しお話しさせていただきました。隣にはアルファロメオとボルボもあり、聞けば所有車だとか。オーナーさんはかなりお好きなクチの模様。ここの駐車スペースは奥多摩では広い方ですが、それでも5台がいっぱいいっぱいか…なんとか工夫できないか考え中です。
対岸の無料駐車場を教えていただき視察してみましたが、川遊びの人で朝から埋まってしまっているようでした。少し厳しい。

今日は青梅で日中35℃くらいまで上がった猛暑日でした。本日のロケハンはこれまでとし、いったん自宅に戻ったところで15時くらい。一時間ほど休憩したあと一月ぶりくらいの洗車をし、自分もシャワーを浴びて18時。
ここからちょっとした用事のために都心に向かいます。

行楽帰りの車のためか、八王子ICまでが混んだほかは中央道もスムーズに流れており、外苑で降りました。予定時間まで30分ほど余裕があるところでお腹が鳴ったので、Shake Shack 外苑いちょう並木店に入りました。



ニューヨークに行くと必ず寄る店で(と言ってもニューヨーク自体三回しか行ったことない)、日本のシェイクシャックには初めての入店。
「東海岸で食べる、いつもの味。僕にとって新鮮みが無いことが、成功の証だと思う。」
…とか言いたいところだけど…たっか!たっっか!スモークシャック930円って正気か!?
弱い円握りしめて高い食事に慣れてしまうアメリカでも6.8ドルでバーガー一個って高いと思うのに、この日本でそれを軽々と越えるのか。

味は、僕が食べたスモークシャックバーガーはちょっと辛かった気がします。こんなだったかな。辛いの好きだからいいけど。

でもやっぱバンズの柔らかさ具合も、チーズのブレンドもメルトも、ベーコンのカリカリ具合も好きだなーと思いました。

まだお客さんは入ってたほうですが、クリスピー・クリーム・ドーナツみたいにならないことを願います。はやく値段下げてイオンのフードコートとかに出してください。


(いちょう並木で写真を撮ってみるも、暗すぎてそのへんの神社で撮るのと変わらなかった。)

食事が終わった頃いいお時間になったので、六本木ミッドタウンに移動。


ミッドタウン前

お昼まで山奥にいたんですが、どちらも東京だというのが俄かに信じられません。

ここで人を拾って、山の方へ戻りました。
街でいろいろな文化に触れるのも楽しいですが、やっぱり僕は田舎のほうが落ち着きます。
Posted at 2018/07/15 03:50:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年06月29日 イイね!

もう一度だけ、夜を止めて

もう一度だけ、夜を止めて書き記しておきたいくらい大きな出来事があったので、場違いを承知で、もう一度だけピンボールのエントリーを。長くなってしまいましたが、ご容赦を。

ピンボール熱に浮かされていたのはもう10年から20年くらい前のことで、近年は「昔の趣味のいい思い出」くらいの距離感になっていました。
アメリカ旅行もここのところ東海岸(と海上)が中心でしたし、NYCにも無くはないのですがやはりピンボールの本場は西海岸の感は否めません。大きなミュージアムも西海岸に多い気がします。

この前ピンボールのブログエントリーを書いたことで懐かしくなって、昔買っていた台で遊ぼうか…とiPadで久々に Pinball Arcade を起動すると、目を疑うようなニュースが目に飛び込んで来ました。

いわく、「Pinball Arcade の Far Sight Studios が Williams と Bally のライセンスを失効し、2018年7月1日以降は両ブランドのピンボール台のタイトルを販売できなくなる」というもの…

ピンボールメーカーは今や風前の灯で、ワールドワイドでサービスを行なっているのはStern社しか残っていないような状況ですが、歴史を紐解いてもメジャーと言えるのは Gottlieb、Williams、Bally、データイースト、セガ、Sternくらいなものです。Williams は一時代を築いた Pinballジャイアントであり、Bally は硬派でスタイリッシュなデザインでファンも多いメーカーです。Pinball Arcade が支持されていたのはそういった歴史上重要なピンボール台の名作を安定感を持ってデジタルで再現したことにあったので、この2社の台が使えなくなるというのは…とにかく大変な事態なのです。
ここはみんカラですから無理矢理クルマに例えるとすれば、ルノーディーラーからカングーとルノースポール車を奪ったような状態です。いや、割と本当に、そんなかんじ。

その数じつに、96台中の63台!(チューハイ飲みながら指で数えたotaken調べ)
ルノーからルーテシアも奪わなくてはいけないかも…
まごうことなき、危機的状況です。

案の定、5chのピンボールスレを覗いて見ると阿鼻叫喚。みな慌ててシーズンパックを買い漁っています。(シーズンは7つ出ていて、それぞれ11から18台がパックになっています。パックで買うと1パック3600円くらい。一台ずつだと1台600円くらいです。すべてパックで買うと25000円くらいになります。)

もちろん、このごたごたがFarsightと権利管理団体の八百長という可能性もあります。PAにも一時期ほどの勢いがなくなり売上が落ちていたのも事実でしょう。ライセンスを新会社に転がすことで駆け込み需要と新規ライセンシーへの移転需要で二重に取ろうという話になっている可能性も、ないとは言い切れません。ですがプレイヤーとしては、確実でない賭けに乗るわけにはいかない理由があるのです。

まずは何と言っても、ピンボールファンは実機が目の前のゲームセンターから消えていくのを目の当たりにしてきた、ということです。なんとなればゲームセンターごと消えることも最近は珍しくありません。デジタルへの移行で「もうこれでいつでも楽しめる」と安心しきっていたらこれです。また居場所を失うのか、という悲嘆がネット上のピンボールファンからはひしひしと伝わってきます。

次に、Pinball Arcade の出自というか、実機移植ピンボールならではの特殊な事情があります。
Pinball Arcade が登場するまで、ピンボール実機のデジタル移植と言えば Visual Pinball という MAME 上で動くフリーソフト(VP MAME)が主でした。(MAMEはPC上で動くゲームのプラットフォームだと考えてください)
フリーソフトゆえに無料で遊べたのですが、有志が作成してくれた台の出来不出来に天と地ほどの差があり、バグも多かったですし、実機をきちんと再現しているのかどうかが怪しい台があることもしばしばでした。そして、もちろんライセンスなんか取ってる訳はないので海賊版に近い存在です。実機そのものではないので著作権的には微妙なラインですが、商標の面からは完全にアウトでした。
そんな中、正式なライセンスを獲得して、VP MAMEの最高のクオリティを誇る台と同程度かそれ以上の品質を以てひっさげて登場したのが Far Sight Studios であり、彼らが最初に送り出したPinball Hall of Fame シリーズであり、その後継のPinball Arcadeだったのです。
当時すでに Zen Studios の Pinball FX シリーズや古くはセガの KAZe などもデジタルピンボールとして存在感は持っていましたが、瞬く間に実機ピンボールのデジタル移植なら Far Sight、という名声を強固なものとしました。
つまり、Far Sight 以前には実機台ピンボールのデジタル移植を商業的に成功させたソフトウェア会社は存在していないのです。
そのため Far Sight がライセンスを失効してしまうと、次にライセンス管理会社と利用許諾契約を結ぶスタジオが出てきたとしても、PAと同じ再現度は望めないのではないかという恐怖感が根強くあります。

そんなようなわけでピンボールファンは恐慌に陥っていました。

PCからスマホ、XBOX、PS4、Nintendo Switchまで幅広くマルチプラットフォーム展開をしているので、どのプラットフォームで確保するかは悩みの種です。さんざん考えた結論として、僕はダイレクト感と手軽さ、継続性を重視してiOS(iPad)で欲しいものを全部、画質重視でXBOX ONEでもシーズン1だけ確保することにしました。今までに買っていた分は除いて、占めて15000円くらいの臨時出費…痛い…お財布が痛い…

買ってしまったことで、この後 iOS アプリ版 PA が僕のiPadで起動する限り、あるいはXBOXが後方互換性を維持してくれる限りは大丈夫、という心の安心を買うことができました。ぎりぎり。
しかし、これから後初めてピンボールに触れる人たちが、かつての名作を良い環境で遊ぶことができないという事態は憂うべきだと思います。

考えてみると、ピンボールの何にここまで惹きつけられるのでしょう?
誰もが好む娯楽ではないのは、確かです。嫌っている人こそ知りませんが、興味がないという人がほとんどではないでしょうか。
大きなブームのようなものも日本では起きたことがありません。
しかし、一度好きになると虜になりがちな、不思議なゲームです。

ひとつ思うのは、最初の取っつきの悪さがあるからか、ピンボールの「遊び方」を知らない人が多いということがあります。もともとはバーの片隅で酔っ払いのコインを吸い込むゲームですから、初心者には意地悪な面もあります。しかしピンボールの説明書やルール、ちょっとしたコツを知っている人は、その意地悪さは回避でき、その先にはメーカーが意図した演出や達成感が隠されていることを知っています。一台一台丁寧に練られた「プレイヤーを楽しませる仕掛け」が、あのテーブルの中には満載されているのです。それらが決められた手順を追って条件を満たすと発動するので、それを追い求めていくのが全体のゲームプレイになっています。
それを知らない人は、ピンボールを「ボールを落とさないことを競うゲーム」だと思っています。もちろんそれはベースにありますが、実はスコアはさほど大事ではないのです。ルールを知っている人は、「ボールをコントロールして狙った場所に放り込んでいくゲーム」をプレイしています。

それから、実機台の持つ歴史的な文化風俗とのリンクも見過ごせません。
たとえば、Creature from the Black Lagoon(1992)というBally社の台は50年代の同名映画をモチーフにしています。

湖畔のドライブインシアターで映画を見ながら、車内でキスをするカップル、そして美女を狙う半魚人…という構図がピンボール台の上に展開されます。92年では既にドライブインシアターは絶滅寸前だったと思いますが、ジョージ・ルーカスの名作「アメリカン・グラフィティ」にも通じるノスタルジーが香ります。
WilliamsのTaxi(1988)にはマリリン・モンローやドラキュラ、ロボット、サンタクロースに混じって、ミハイル・ゴルバチョフが「ゴルビー」というキャラクターとして登場します。

ゴルビーがニューヨークで「ヘイ、タクシー!」とイエローキャブを止める。冷戦が終わりそうな気配がしていた80年代後半という時代を思い出させてくれます。それまではあり得ないと思われていたが、もしかしたら実現するかもしれない、明るい未来でした。
プレイヤーはタクシーの運転手、ピンボール玉はタクシーに見立てられ、ハイウェイや下道を走りながらニューヨークの街のそこここでタクシー待ちをしているキャラクターたちを順々にピックアップしていきます。

他にもDinerとかスペースシャトルとかいろいろ好きな台はありますが、基本的には「あの頃憧れたアメリカ」を体現してくれる存在として、僕は捉えているようです。別に子供のころ憧れていたわけではないのですが、輝いていたころのアメリカにはやはり惹きつけられるものがあります。

東京ではもうまとまってピンボールに触れるのは無理…と思っていたのですが、久々にYouTubeで基板大好きを見てみたら、お台場のデックスにけっこうあるらしいというのを知りました。
台場一丁目商店街 一丁目プレイランド
営業時間は21時まで。こんど行ってみようかな~

心斎橋にあるという THE SILVER BALL PLANET も行ってみたい!!
Posted at 2018/06/30 12:31:53 | コメント(2) | トラックバック(1) | Video Game | 日記
2018年06月20日 イイね!

赤い車ミーティング

この記事は、碓氷湖、赤い車ミーティング??について書いています。

僕もたまにやってます!


Posted at 2018/06/20 13:35:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ

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