2014年12月03日
今日の、日記を、直接、この、欄に書いていたのですが・・・・。
この前の日記の、柿の葉寿司の日記なんですが、最後の最後になって、何の手違いなのか、全文を消してしまった。
書くべき、この、欄が、まっしろ、になって、どうしようもない。
諦めながらも、あれこれ、操作してみたが、消えたものは、出てこない。
やはり、メモ帳などに、書いてから、貼り付ければ、よかったんだなあ、と、後悔の二乗、三乗。
前にも、なんども、同じことをやって、まだ、懲りないのか・・・・・。
そんな、感じでしたが、何のはずみか、「元にもどす」という文字が出てきた。
そのときは、なぜ、そんな文字がでたのか、わからなかたのだが。
いま、確認すると、右クリックをしたらしい。
「元にもどす」とか、「削除」とか、5,6個の操作機能が出ます。
で、とりあえず、「元にもどす」を、クリックしてみたら、消えたはずの全文が一気に、蘇って、全部、何事もなかったように、元にもどった。
こんな、機能があるのか???
これは、ウインドウズの機能なんでしょうかね?
私は、ウインドウズ7を使っていますが。
ともかく、「元にもどす」は、ありがたい機能です。
初めて、そんな機能が、ついていることを、発見しました。
さっき、「柿の葉寿司」の日記を書いてから、寒風のなか、出かけまして、みかんを買って送りました。
奈良県吉野郡の八百屋には、お隣の和歌山県の「有田みかん」が、主流でおいてあります。
10キロ一箱、サイズ、甘いおいしい有田みかん、3500円。これが、よさそうだなあ。
馴染みの店だったので、「どれがいいかな?」と、聞くと、これと、同じみかんで、収穫するときに、山で少し皮に傷がついたものを、2600円で売っていると、いう。
中を開けて見せてくれたが、まあ、これくらいなら、全然、何の問題もないので、即ゲット。
ここらのスーパーでは、2Lサイズの有田みかんを、5㎏1200円で売っていた。
そこで、それよりも、味がいいので、だいたい同じ値段だから、お買い得かな、と、思う。
そのついでに、完熟した大きい富有柿を一個160円で、6個買った。富有柿は、いまが、一番、味がいい。奈良県の西吉野村は、富有柿の名産地であり、吉野郡には、その柿が出回っている。
みかんが、安かったぶんだけ、柿が買えた勘定になる。
で、その後、行きつけの米屋へみかんと柿を持ち込んだ。
この、コメ屋は、黒猫ヤマト宅急便の取り扱い店だ。
そこで、みかん5キロと柿3個を一箱づつに詰め直し、ひとつは北海道美瑛の友人へ、もう一箱は、奈良市内の子供に、発送した。みかんだけでなく、柿も彩りに。
送料が、もう少し、安くならないのかな、と思うが、世界一安全で、優良な日本の宅配システムと言われるので、文句は言いません。
和歌山の有田みかんを、安く買えて送れるのも、ここらならではの、メリットなので、まずは、有り難いことである。奈良県は、梨も柿も、桃も産地で、みかんはお隣の有田みかんがあるので、意外に、果物豊富な県なんだと、初めてわかった。
Posted at 2014/12/03 16:46:32 | |
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2014年12月03日
昨日は、底冷えする寒さ。
日本海側など、この時期には、早い雪だ。しかも、半端な量ではない。
寒波襲来。
東京も、寒かった。雪が降ると寒さは和らぐが、雪を降らせた風だけが、吹きすさぶ関東平野の空っ風は、身を切るような鋭利な寒さだ。
奈良も寒いが、日本海側の豪雪もなく、関東ほどの吹きさらしの寒さは感じられない。
ここ、奈良盆地は、北に向かって広い大和平野が広がり、東西と南の三方は、峨峨たる紀伊半島の剱岳によって屏風のよに、守られている。
やはり、古より大和まほろばと、言われるように、日本の中心にあって、天然の要塞、気候温暖にして、自然災害のない恵まれた地であり、ここに、最初の都、大和朝廷が誕生した理由が、よくわかる。
奈良県を自慢するわけではないが、奈良県から四方を見渡せば、東に三重県、西に大阪、南は和歌山、が山脈で境を接し、北に京都を望む。この、紀伊半島のど真ん中、天下騒乱の地である京の都の奥座敷、静かに控えた日本の大奥、ともいうべき、古よりの悠久の都というべきかな、と思われる。
奈良県は、海がない。しかし、スーパーを覗いてみれば、和歌山、山陰の豊富な魚介類が産直で並んでいる。かつては、祝の食べ物として、熊野から山越えの塩鯖を使った吉野の柿の葉寿司が生み出され、いまに、その伝統を継いでいる。
柿の葉寿司、は、メーカーが、いろいろとあります。
私の住む吉野町は、柿の葉寿司のメッカで、実は、老舗の「平宗」が、歩いて5分ほどの、町内会、関係である。
また、吉野山へ上がれば、店ごとに、柿の葉寿司を製造、販売しており、これがおいしい、あそこがいいとの、食べ比べが盛んだ。
なかでも、吉野山蔵王権現の目の前にある、老舗「やっこ」と、少し参道を下った「瓢太郎」が、人気を二分している。この両店は、いわば、東西の横綱ともいうべき、人気店だが、私は、「やっこ」の味が気に入っている。
すし飯の酢の具合と飯粒のもっちり感、塩味と脂のノリの良い甘みのある鯖の切り身、この両者が醸し出す絶妙のハーモニーが、はやり、「やっこ、だな」としか、いい様がない食感を生んでいる。
たかだか、柿の葉にくるんだ、鯖の押しずしであるが、この味の虜になれば、奥行きは深く深く、吉野の山道の奥に迷いこんだ西行の心境もかくやと、思われる。
「瓢太郎」のファンも多く、わざわざ指名で買いに来る客が多い。行っても、本日、売り切れとなることも、あるそうだ。
ほかには、私の好きなのは、 五條の名店で全国的な支持の多い「たなか」。この、味は、「やっこ」「瓢太郎」という、吉野山の本丸の牙城をおびやかす味の冴えで、ほぼ、「御三家」と言っても過言ではない。品が良く、正統派の味で、ケレン味がない。店員の接待も抜群の心遣いが感じられて、買ってよかった、という気分にさせられる。万事、雅である。便利な店舗としては、近鉄奈良駅の東向き商店街の入り口にも、店舗がある。
ここに、割って入るのが、なんと、場違いな大阪の鯖寿司メーカーの「柿千」だ。最初、大和八木の駅前にある「成城石井」で、三個ワンパックの柿の葉寿司があったので、試しに買ってみた。一口だべた時の衝撃は、いまも、忘れられない。鯖の脂の乗りと旨味は衝撃的であった。しかも、酢飯の塩梅が絶妙を超えて、すし飯だけで売っても買う人が殺到するだろうと思われるレベルの高さ。本業が鯖寿司だけのことはあって、鯖も米も知り尽くした職人技の芸の高さを魅せつけられて、ただ、呆然として、吉野行きの近鉄電車を、一つ、乗り過ごしたのであった。とくに、鯖の圧倒的な存在感は、ほかの柿の葉寿司にはない、「柿千」の、最大の特徴である。これは、鯖が厚切というわけではない。鯖寿司で培った、鯖の選定による品質のよさ、が、そのまま味に反映しているものと、推測している。
一応、奈良県という、枠の中で、柿の葉寿司の御三家を個人的に認定したのであるが、この、大阪から参戦した「柿千」の扱いには、ほんとに、悩んだ。
しかし、この、「柿千」は、御三家と、同列に扱うのではなく、大阪本丸という別格総本山の称号を進呈したいと、思う。まさに、柿の葉寿司は、極めてレベルの高い、戦国時代を迎えているのだ。
これで、なんとなく、格好がついたのだが、また、もう一つ思い出してしまった。
それは、吉野郡川上村の「松屋」である。
吉野川にそって、大台ケ原に向かう街道に面した川上村にある柿の葉寿司の知る人ぞ知る、これぞ、柿の葉寿司という味で親しまれている。ぜひ、こちらへ、おいでの節には、車で簡単に立ち寄れるお店なので、味わってみてください。
ここに、あげなかった柿の葉寿司も、おいしいものがたくさんあると、思う。これから、なるべく、いろんな店のものを食べて、都度、紹介したいと、思う。
Posted at 2014/12/03 13:44:26 | |
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