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角鹿のブログ一覧

2014年12月22日 イイね!

雑用。

午後、寒風の中、郵便局へ、年賀はがきを買いに行く。
私自身は、年賀状は、まったく出さないが、家人に頼まれて、仕方なしに、行く。
それだけで、済むわけがない。
今度は、パソコンで、年賀状を印刷しろ、というご注文。それは、すでに、予想していることなので、郵便局の窓口で、「はやわざ年賀状」という、年賀状ソフト付きの雑誌のようなものを、ゲットしておいた。
さて、年賀状作りを初めてみたものの、最初は、少し戸惑う。
試し刷りをして、様子をみる。
住所や、名前の大きさ、字体、配置などを、少しづつ手直しして、だいたい、これでいいか、と、決めるまでに、一時間くらいは、かかった。
で、少し印刷を始めたら、今度は、インクが、不足し始めた。
最初は、青色、次に赤。兼ねて、通販で、購入しておいた、インクカートリッジを出して、付け替える。
なぜか、黄色は、なんとか、大丈夫。
全部で、50枚を印刷するのだが、何種類かの絵柄を所望されているため、デザインを帰る度に、住所、氏名のレイアウトを最初からやりなおす。絵柄が、縦型もあれば、横もあるため、機械的にはいかない。
やっているうちに、だんだん、面白くなってきて、ああしてみようか、こうしてみるか、などなど、つまらない細部に、凝り出す。終わったのは、夜の10時前だった。
こんなことで、午後から、夜まで、時間を費やして、もう、夜中の12時、近い。
雑用といえば、雑用だが、貴重な時間を、こんな、雑用で潰していて、いいのだろうか?という、気持ちにもなる。
それもそうだが、一年の大半は、雑用みたいなことで、終わっている。
そうだとすれば、雑用と、一言で片付けるべきではないのかもしれない。
雑の反対語は、なんなのだろう。
雑用でない、用事は、なんというのだろう。
雑の布(布巾)と書いて、雑巾という。
雑とは、その他全部というような、際限なくカヴァー範囲が広い。
雑木林、などというが、ほとんど原野全体が雑木林みたいな場所もあるので、一j言で、「雑」といっても、とてつもなく広範囲を指す。
雑音なども、そうだ。
ほとんどの音は、雑音といえば、雑音だ。
雑という字がつくと、どうでもいい、価値の低い、その他大勢の扱いで、決して、賞賛の嵐が集中するようなものの、対極に「雑」は、位置している。
ピュアな、純粋なものでなく、雑然と、雑多に混じり、混沌として、整理がつかない世界が、雑なのかもしれない。カオス、そう、カオスなのかもしれない、コスモスVSカオス。ならば、カオスの世界も、そう捨てたもんじゃない。
雑誌なんてのも、もはや、なにが雑なのか、意味不明などの存在感を示している。
最初は、何かに対しての雑、といういみで、雑誌ということになったのだろうが、いまでは、最初に雑誌が生まれた時、雑誌に対応する存在が何だったのかも、いまとなっては、まったくわからない。
雑草なんてのに至っては、もう、とんでもなく広範囲をカヴァーしており、地球上の草地のなかで、最大規模を誇っているのではあるまいか。
ふと、思い出したが、「雑多」などという、言葉すらある。
雑は多すぎるのだ。
してみると、雑用とは、複雑にして、雑多であり、雑然とした雑事の総称、なのかもしれない。
福井県の九頭竜川をさかのぼっていくと、勝山という山里の街へ至る。
ここに、久保商店という造り酒屋がある、地元の方なら、久保商店の日本酒「一本義」を愛飲しておられる人もいらっしゃるかもしれない。
私も、この、「一本義」をよく飲んできた。
勝山の酒屋らしく、地元の勝山限定で、純米酒の「かっちゃま」という酒をつくっており、これも、うまい。
旅のついでに、勝山へ行き、久保商店へぶらっと、入って、酒の話を聞いたことがある。
そのとき、聞いたことを覚えているが、「酒造りで、何を気にしていますか」と、質問したら、こんな、答えが、返ってきた。
「酒造りには、酒米が重要でして、なるべく雑味のない米をつくるように、使うように注意をしております」と。
このとき、日本酒づくりには、「雑味」はいけないのだ、ということを、知った。
「では、雑味とは、どういうものですか?」と、更に、質問した。
それにも、答えてもらったが、正確には、思い出せない。
たぶん、タンパク質のなんとか、とか、米に含まれている成分をいくつか、言われたように、思う。
思い出した。雑味の無い米が大事なので、酒米をつくる田圃そのものが、どういう場所にあるのか、水質がどうなのかが、大事なのだと、いう話だたっと、思う。
水がおいしいところは、酒もおいしい。というのは、酒米を育む田圃の水が、大事なのであり、雑味のない米を育てるには、それに適した水でなければいけないという、ことになるのだろう。
福井県は、たしかに、水がおいしい。富山も、石川も、しかり。新潟もしかり。
北陸の酒はうまいというのは、白山、立山はじめ、北陸の山々の伏流水が、おいしい酒米を育てることと無縁ではないだろう。
また、そのとき、美味しい酒とは、どんな酒なのか、というようなことも、聞いた記憶がある。
これについても、どんな答えだたのか、正確に覚えてはいない。
ただ、「酒によっては、秋あがりの旨い酒というものもある」「日本酒は最近は、冷で飲まれることが多いが、燗酒の旨い酒というものもある」というような話があったことだけは、覚えている。
あまり、うろ覚えの話をしていても、間違えた情報となるので、こんな話もあったような、というくらいの昔語り、ということで。ただ、言葉として、秋あがり、燗酒という、フレーズは記憶に残っている。
最初に、その年の新酒が出る時期は、新米が、できてから仕込むので、秋から冬場なのだろう。
だが、その後、貯蔵しておいて、秋ごろになってうまくなる酒があるということなのだろうか。ということは、いくらか、熟成してきたほうが、旨味がでる酒ということになろうか。
だんだん、記憶の連鎖が、好き勝手に広がってきて、もはや、収拾不能になってきた。
雑に関する話だけに、雑念が湧いてくる。
そういえば、正月は、雑煮を食べる。
日本人は、目出度い食事であっても、「雑」なるものを、大事にしているのかもしれない。
そう思って、これからは、雑を軽んずることは、しないことにしたい。
無理やり、そう思って、終わりにすることにしよう。

●追加●
下に、参考までに、「福井県の酒蔵」を一覧できるURLを、入れておきました。















Posted at 2014/12/23 00:15:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 身辺雑記 | 日記
2014年12月22日 イイね!

朔旦冬至。

 今日は、19年に一度という、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という珍しい一日だそうです。冬至というのは、一年で、昼間の時間がもっとも短い日です。
 国立天文台によると、東京では22日の日の出から日の入りまでの時間が9時間45分だそうです。たしかに、夜のほうが4時間15分ほど長い。
 北半球では冬至の日、太陽の高さが一年中で最も低い位置にくるため、昼が一年中で一番短くなります。反対に、夜が一年で一番、長くなります。この反対が、夏至で、昼が一番長く、夜が短い。この、間にあるのが、昼と夜の長さが同じになる春分と秋分である。
 それにしても、こんな広大な天体なのに、こういう循環を間違いなくやってくれているというわけで、なかなか、勤勉なものである。ときどき、適当に動いたり、順番を間違えたり、気まぐれなことは、決してしないようだ。
 さて、今日が冬至であることは、それとして、問題は、月の動きである。月は、闇夜の新月から、だんだん月の光が増して最後には満月になる。フルムーンの対極にある、新月になるのが、今日なのだ。つまり、冬至と新月が重なるという珍しい一日が、今日だということである。この現象が起きるのは、19年に一度ということは、私にしてみれば、あと19年先に、生きていられるか、どうかなあ・・・・という思いにかられる、かなり微妙な年数である。 
  それは、さておいて、今日は冬至であり、同時に、新月であり、この、両方が重なるのは、繰り返すが、19年に一度の計算になるらしい。新月というのは、真っ暗の闇夜、ということ。今日が、どん底とすれば、明日からは、太陽も月も、日一日と復活していく、いわば復活祭の前夜が、今日という日、なのだそうです。
 
 そのことを、書いてある、プログがありました。
  「2014年の冬至は、普段の冬至とはちょっと違い、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれる特別な冬至です。これは、新月と冬至が重なる年の冬至のことで、19年に1度しか訪れません。古来、冬至は極限まで弱まった太陽が復活する日、すなわち「復活の日」とされてきました。太陽と月の復活の日が重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされ、古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれています。」
 
 下に、参照のため、↑のプログのURLを入れておきます。このプログには、英国のストーンヘンジの写真があります。いまだに、何のために、あの石があるのか、わからないそうですが、この世には、なんだからかないミステリーがあったほうがおもしろい、というか、わからないことのほうが、多いのだろうと思います。
  
 この日は、おめでたいと、されているということですが、果たしてそうなのだろうかという、疑問もある。太陽と月が何かの暗号のように、ぴたっと重なることは、かえって天空からの災いが降ってくるのではないかという不安もある。祝宴ではなく、そういう天の呪いを避けるために、太陽と月に、捧げ物を貢いで、なにとぞよしなに・・・・と、災厄除けのお願いをして、天空に祈りを捧げた、拝んだ、という魔除けの神事、であったかもしれない。
 月と太陽が重なった時に新月が起こる。満月は、その反対で、月と太陽の距離がもっとも離れた時に満月が起こる。今日は、北半球では太陽の位置が最も低く、同時に、その太陽と月が重なっている。
 もしかして、もしかしてだけど~太陽と月と重なると、ヤバイんじゃないのぉ~。
 お笑いコンビじゃないけど、太陽の引力と月の引力が重なって地球に重力異常をもたらし、巨大地震が誘発されるんじゃないか・・・・ノストラダムスの予言にある宇宙引力のグランドクロスが起きるかも・・・・・。
 万事、悲観的に考えるくせがあると、ついつい、こういう後ろ向きの発想をしてしまう。
今朝は、ものすごく冷えていた。そのうち、猛吹雪となり、山は雪化粧。昼前には、太陽が顔を出し、猛烈な寒風が吹きすさんでいるのだが、空は晴れて、その晴れた青空から、小雪が舞うという、妙な光景を見ることができた。

  新月は、ものごとの始まりなので、願い事をするのは、新月の日がいい、などというが、ほんとうなのだろうか。新月に願い事をすれば、満月の日に叶う、とか。宝くじでも、買ってみるか。先週、一度も買ったことがないロトをロト3,ロト4、ロト6と、全部で1400円ぶん、買ってみたが、3と4は、大ハズレ。6が、今日が抽選日なのだが、果たして・・・・・。
 たかが、これだけの投資でも、外れると、なぜか、無性に悔しさが滲む。買わなければよかった、という後悔の念が、じわじわと、湧いてきて、自己卑下、なんて馬鹿なやつだと、慙愧の念に耐えない・・・・・。そう思えば、「なかなか、当たらんのう・・・・・」「どう買えば、当たるねん」「あんな馬券なんか、よう買わんわ」などいいつつ、毎週、毎週、競馬の馬券を買っている知人がいるが、そのメゲないタフな根性は、ほんとうに、凄いと思う。心が強いんだろうな、と、思う。こちとらは、たかが、初めて買ったロトがハズレて、もう、大反省大会を開催中なのである。
 新月にロトを買えば、満月に大当たり、なんて、うまい具合には、いかない、だろうなあ。まあ、何事も、あれこれ悩むより、あの女社長の言うように、やることのほうが、大事なんだろうな。

 男は度胸、女は愛嬌、オカマは最強、坊主はお経、ってか。
 最近の世相を見ていると、「女は度胸」ってのが、あっているような気がするの。怖いもの知らずの、女の決断が、よくも悪くも、世の中の物事を具体的に動かしているような気がする。
 石橋を叩いて渡る、という。
 石橋を叩いても渡らない、という超慎重な人もいる。
 あまりに石橋を叩きすぎて、壊してしまっては、元も子もない。
 かと、思えば、腐ってるか、どうかはわからないが、とにかく橋は渡ってみなければ、川の向こうには行くことが、できない、というのも、また真実である。
 壊れたら泳いで渡れ向こう岸、ってわけだ。

 さて、閑話休題(あだしごとはさておきまして)。
 本日、「朔旦冬至」なり。何事も無く、恙無く今日一日が過ぎてくれることを、願う。変化を望まない、という気持ちには、若い頃は、まったくなったことがない。どんなことであったといても、何か変化を期待する気持ちのほうが強かった。
 何事も無く一日が過ぎてくれれば・・・・などと、思うようになるとは、自分で自分の心の変化が、理解できない。これが、老い、というものなのだろうか。
Posted at 2014/12/22 16:25:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 身辺雑記 | 日記

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「外国人の「外国免許切替(外免切替)」制度をめぐり短期滞在者がホテルの住所で日本の免許を取得することについて、ホテル滞在による「支障は把握していない」とする初の答弁書を閣議決定した。それで良いということだ。
日本保守党の竹上裕子衆院議員の質問主意書に25日付で答えた。無責任だろ。」
何シテル?   05/18 14:14
 趣味は囲碁、将棋、麻雀、釣り、旅行、俳句、木工、漆絵、尺八など。 奈良、京都、大阪、和歌山の神社仏閣の参拝。多すぎて回りきれません。  奈良では東大寺の大...
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