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角鹿のブログ一覧

2016年01月29日 イイね!

人のいない村里の風景。





昨夜来の雨まじりの雪がやんだ。
朝の道。
軒下にうっすらと雪が残っている。








 石垣で補強した上に家が建てられている。石垣の向こうの並びの家は空き家になっている。









川は両側の傾斜地形の底に流れている。
山と山との間、谷底に川が流れている。このあたりは河川周辺の改良工事はほとんどなされていないので蛇行する川がそのままの形で存在している。


冬のせいか川の水が枯れて川底のみえる部分が大きくなっている。
長靴を履いてでも渡れそうな浅瀬である。
水は透明でいかにも冷たそうだ。
渡っている橋の上から普段は鯉や亀がいるのが見えるが今は何も見えない。
先日はこの河原でどんど焼きをやっていた。





河原の斜面に畑がつくられている。右側の平坦な部分は稲作の田んぼである。
高齢のご夫婦で農作業をやっておられるが斜面の畑の登り降りはけっこうたいへんである。




とても立派な民家である。
だが実はこの家は空き家である。
このあたりそこら中に空き家がある。
所有者も遠隔地に住んでいる場合もすくなくない。
こうした増えるばかりの空き家をどうすればいいのだろう。
いまの町の人口は8000人を切っている。
だいたい一年間で200人くらいの人口が減っている。
限界集落からしだいに消滅集落に移行しつつある。








冬の田んぼの光景。




こちらも田んぼ。この近くまで来た時、足元からバタバタと鳥の羽音がした。
みると雉が二羽飛び立っていった。
そのあと鴨も一羽大きな羽根音を立てて飛び上がっていった。
寒さがきつく餌のない冬場は鳥も生き抜くのにたいへんだろう。






歩いていると犬がいた。右側の道路の下にある家の飼い犬だが道にまで散歩に出てきたらしい。何度も同じ道を通っているがここで犬に出会うのは初めてだった。いつもは吠える声をときどき聞くだけである。



これは別の日に見た光景である。
ずいぶんと古いバスが置いてある。何かの作業場か物置代わりに使っているのだろうか。霧の中で見にくいが正面の家の左脇に立っている木は高野槇の大木である。

Posted at 2016/01/29 16:49:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 身辺雑記 | 日記
2016年01月28日 イイね!

なんでもない散歩道。鹿がいた。


吉野郡吉野町六田(むだ)。


のどかな田舎道を歩いていたのですが。



なにやら山の斜面に動くものが。



鹿がいて草を食べておりました。
ここには二頭いますが上の方にも三頭おりましたので鹿の家族かと。



こっちを見ています。



人がいるなと気がついたようです。
それでもまた食べ始めました。


後ろにいた鹿はもう行こうかな・・・・と。
でも前の鹿はもっと食べたさそうで。




二匹とも上の方に移動してしまいました。




鹿のいた隣にはみかんのような柚子のような柑橘系の実がありました。



木立の中を見ると少し大きい鹿が。
親の鹿なのでしょうか。


ここにも大きな鹿がおり小鹿を連れています。



鹿はこの上から降りてきました。
消火栓とお地蔵さんが並んでいます。
野良猫はみかけませんがこのあたりでは野良鹿?というか野生の鹿がどこでもいて道に出てくることもしょっちゅうです。


Posted at 2016/01/28 14:12:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 身辺雑記 | 日記
2016年01月13日 イイね!

吉野川の川べりを散歩しました。

正月は近所の村社八幡神社に初詣参拝。
少子高齢化の中でも村の人々が村社はじめ地区の年間行事を守っています。

今年の正月はあまり出歩かない静かな数日間を過ごしました。





 





 また同じような風景写真か、と思われるかもしれないがこの風景は吉野町の中を流れる吉野川の風景である。この画像は山奥に向かっているので川は右上の上流方向から左下の方向に向かって流れ下っている。吉野川の上流には森林地帯の川上村があり大台ケ原がある。
 右の写真では土手に早くも菜の花が一本咲いていた。 
 冬場なので水量が極端に少なくだいたいいつもの半分くらいしかない。川の左側に人家が続いているが川の土手と人家の間に国道がつけられている。人家の奥の山際に細い道が続いている。それが昔からの旧道である。道幅は非常に狭く両側の家の軒先が大げさに言えばぶつかるほど。小型車が一台やっと通れるくらいの道幅しかなくしかも上下左右にうねっている。
  左の写真では川の右岸は広い散歩道が河原と土手の上につけられている。大きな欅の木がここらの主のように聳え立っている。
  いまは枯れて一枚の葉もないが春には緑色の葉を枝のすべてに茂らせる。ゆるやかだが四季折々の景色が楽しめる散歩道である。


  












  かつて吉野町の木材市場へは上流から山で伐り出された原木が馬に引かれて集められ筏に組まれて吉野町上市、下市の木材市場へ運ばれてきた。ちょうど桜橋の下手あたりで吉野川は下り方向に向かって左側に運河がつくられ川の中央部には木材市場のある巨大な中洲があった。
 この川に突き出している水門のような構造物は運河の入り口あたりに位置しておりこの付近から筏に組んだ木材が運河へ入ったものと思われる。だがこの装置が何に使われたものかまだ正体は判明していない。土地の古老に聞いてみればわかるとは思うのだが・・・・・。
 過ぎ去った時の忘れ物のような構造物を見るときあらゆるものは諸行無常であり万物は流転するものだとしみじみと思う。




 氷や雪に覆われた谷川を流れ下った川の水は透明で見るからに冷たそうだ。それでも羽毛に包まれた鳥達は優雅に泳ぎまわっている。早くも早い春の兆しを水の流れに感じているのだろうか。
 身動き一つしないで川面を見つめる白鷺の姿が孤高で美しい。
 川魚の影や姿を必死で凝視しているのだろうが白鷺は一向に動く気配はない。そのそばを水草を餌にする鴨が好き勝手に泳ぎまわるのは白鷺にとって大迷惑だろう。だが白鷺は鴨に文句を言うでもなくときどきふわっと飛び立っては河岸を変えては魚影を追い続けている。
 白鷺の辛抱強さにはまことに驚嘆するものがある。
 石の上にも三年というが鷺は川の縁にも数時間か。
 川面に朝もやの立ち込める早朝から夕暮れまで白鷺の姿を見ない日はない。
 吉野川では随所で浅瀬を流れ下る川と不動の白鷺。静と動の変わらぬ対比の姿を見ることができる。



  鴨だと思うのだが種類が違った水鳥が泳いでいる。
  冬の吉野川には渡り鳥が遊弋している。
  夏前から鮎を狙って縄張りにしている白鷺、青鷺、川鵜も川辺に生息している。
  またカラスの集団も山の中に巣を作り川辺に飛んで来る。
  ときには鳶も空を舞う。
 
   







 旧道の山側にお寺がある。下の道から細い階段がじぐざぐにつけられており山肌のかなり上にお寺のお堂が設置されている。階段の脇には灯籠がつけられており夜になると点灯されて足元を照らすようになっている。対岸からみれば川面に灯籠の灯りがぼんやりと映りなかなか風情のある光景である。

  吉野川はこのあたり川幅が非常に広く感じる。
  周りは山だらけで南北の山と山の真ん中を東西に横切る河原の幅の広い吉野川が占領している。このあたりの主役は蛇行して流れ下る吉野川であり人家も山も脇役に徹している感がある。
  したがって人々は川と山の間の狭い半傾斜地にへばりついて家をつくり生活するしかない。家も広い敷地は取れないので道から傾斜地の崖に二階三階という縦に長い家をつくるしかなくそれを支えるために家の下に堅固な石垣を築くのである。
  道から玄関へ入るとそこが家の実質的な三階という家もざらにある。これを「吉野づくり」の家というらしい。どこもかしこもこんな忍者屋敷のような家で足腰、膝の痛むお年寄りには住み辛い家の構造となっている。
 まして子どもは吉野町を出て橿原市とか高田市とか香芝市など便利な街に住む傾向が強く吉野町に残っているのは老いた両親だけという家族も少なくない。
 縦に高い部屋数の多い家は年寄りには掃除するだけでもたいへんだ。
 誰も住んでいない空き家も増えるばかりである。
 なかには庭に草が生え放題で窓ガラスも割れ廃屋同然の家もそこかしこに見かける。そのような家の崩れた塀の庭のそっかしこにかつて住んでいた人が丹精したであろう見事な花が雑草に混じって毅然として咲いているのを見ることがある。    暗く寂しい廃屋の佇まいの中でそこだけが輝きを放っている。それがさらに寂しさを感じさせてならない。
  東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ
  大宰府に左遷され都を離れた菅原道真の和歌がおのずと思い起こされてくる。
  


 小さな地蔵さん。正月らしく屋根にお飾りがつけられていた。
  まわりの畑には真っ白い霜がおりている。早朝の田舎道は人の気配はなく空気は凍るほど冷たい。

   しめ縄にお飾り、供え餅もある地蔵堂。


 
 地蔵堂を護るように立木が植えられている。

  吉野町にはさまざまな地蔵がとても多くあって近所の人が毎日掃除をしたり花や水を供えてぽ参りをしている。地蔵盆も地域ごとに必ず集って行われている。
  私の住んでいる地域はさほど広いとは言えないものの地蔵は六箇所もある。地蔵尊だけでなく吉野山金峯山寺の蔵王堂の本尊である蔵王権現の小型のものが地蔵尊とともに祀られている地蔵堂が一箇所あるそうだ。どこにあるのだろうと思いつつ注意して見ているのだがいまだ発見できていない。

 地蔵堂は小さい上に細かな格子で守られている。しかも中はかなり暗い。正直なところ地蔵の安置されている内部はかなり見づらい。それに顔を近づけて地蔵を見つめている感じは少し不審者めいており長居はしづらいのだ。それやこれやで地蔵堂の見物はなかなか難しいものである。



 民家の前に見事な笹の葉が茂っていた。
 竹と笹の違いはなにか。竹は「高い」や「丈」が転じたもので、一般的には、大型のものを「竹」、小型のものを「笹」と呼ぶ。どちらもイネ科イネ目タケ亜科の植物に分類されている。
   竹は「高い」や「丈」が転じたものらしい。見た目では区別のつきにくい竹と笹だがその違いは幹の姿にある。竹はたけのこが大きくなったものだが成長すると竹はたけのこの皮が取れて落ち幹はツルツルになる。これに対して笹はたけのこの皮が取れないで幹について残っている。この違いは明白で幹のつるつるのものが竹、ざらざらと皮の残りのついているのが笹ということで見分けられる。

  また竹の葉はよくみると葉脈があみだくじのように格子状になっているが笹は葉脈が並行で縦方向に一直線についている。
  さらに一箇所から二つの枝が出るのが竹、一箇所から五つも六つも枝が生えているのが笹。なんか天狗の団扇のように一箇所から枝がいっぱい出ているなと見えたらだいたい笹であると思って間違いない。この写真も笹である証拠には枝が一箇所からたくさん生えている。

  この写真のものはなんという種類の笹かはわからないが笹であろうと思う。 
  笹が寒冷地でも育つのに対し、竹は南方の植物らしく寒冷地では育たない。したがって北海道に竹は生えていない。

  ちなみに竹を英語に直すと”bamboo”だが笹は”sasa”である。つまり竹はが温帯に広く繁殖しているのに対して笹は日本に古くからある固有種の植物である。
  外国人から見れば竹も笹もひとまとめで”bamboo”ということだろうがそれは笹を見たことがないためだ。
  竹と笹の違いをわかっているのは日本人だけということになろう。
  深い積雪にも耐えて茂る笹の強靭な忍耐力、生命力はまさに雪国である日本と日本人を象徴する植物と言えよう。古来家紋にも竹とともに笹模様は多く用いられ九枚笹、根笹、竹菱に三枚笹、丸に五三根笹、笹車、笹竜胆。米沢笹、宇和島笹、吉田笹、柳生笹など数多くの笹文様がある。
   実用的には笹には殺菌作用があるので富山の鱒寿司などは笹の葉で寿司をくるんでいる。
  日本ではめでたいものとして「松竹梅」を珍重するがゴロが良いせいでもあろう。だがこの竹の中には笹も含まれていると思うのであるがどうだろうか。


★関連情報URL 笹の家紋
Posted at 2016/01/13 16:48:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 身辺雑記 | 日記

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「外国人の「外国免許切替(外免切替)」制度をめぐり短期滞在者がホテルの住所で日本の免許を取得することについて、ホテル滞在による「支障は把握していない」とする初の答弁書を閣議決定した。それで良いということだ。
日本保守党の竹上裕子衆院議員の質問主意書に25日付で答えた。無責任だろ。」
何シテル?   05/18 14:14
 趣味は囲碁、将棋、麻雀、釣り、旅行、俳句、木工、漆絵、尺八など。 奈良、京都、大阪、和歌山の神社仏閣の参拝。多すぎて回りきれません。  奈良では東大寺の大...
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