2010年04月20日
奮闘記(フィクションです(^^ゞ
半月前からふと思いついて携帯のメールに溜め込んだ物語です。
いつ完成するかわからないのでアップしておきます。
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ひょんなことに宝くじがあたった。
それがわかったのは、夜も更けたパソコンの前だ。
な訳で、大騒ぎすることもなく、辺りを見回すこともなかった。
俺、三十六の猫年。
能天気な嫁
娘と
息子がいる。
仕事は波のない(はずの)倉庫業
とりあえず、顔の筋肉を緩めないように波風をたてないよう仏頂面の日々。
金曜になった
休憩時間を利用して銀行に出向く。
入り口の横にある宝くじ売場で「当り」と金額の印字をしてもらった。
売場のおっさん「親指」立ててた。
すぐに銀行に入り「当り」を見せると受け付けの女が目で奥に案内した。
持つことしばし、どなりながら宝くじ売り場のおっさんが現れ「河原」ですと切り出した。
「いろいろ手続きやらあるんですが、見ての通り立て込んでおりまして」
と話を聞いているとドアが開いて目配せした女がお茶を持って来た。
「何で宝くじ売場に?」
「色々ありましてね、店長室から逃げてますんや。あそこなら余計なことせんでもええし。
それはさておき、当たった訳ですので、どうさしてもらいましょ。独身ですか?」
「家族はいますが、これがわかったら波瀾万丈はありえるのでどうやって平静にするかが問題だと思ってます。」
「でしたら選択肢は四つ
①全額預金してアシスト自転車みたいな方法で使う。死んだとき残ってて揉めないような手が必要ですな。
②どこかに匿名で寄付。これが一番ですが、後悔することも
③ギャンブルで使い果たす。
④潰れそうな会社に投資。
くらいですか。
とにかく、生活を変えてはいけませんが、そのあたりは心配ないようですから。」
そこまで話を聞いて少しだけおろして銀行をでた。次の日、取り敢えず馬券を買ってみた。×のついたのを五十万買った。初めてだ
結果は見ないでいたら、夜のニュースで×を付けたのが勝ったと伝えていた。
十倍に増えてしまった。
次の日、今度は失敗しないよう全額、無印にかけた。
が、二百倍に増えたので、あきらめた。妙な悔しさがある
馬券を買ったのはばれているので土曜のが当たったと言って焼肉とカラオケで歌ったが、それくらいで減るもんじゃあない。
金銭感覚のマヒほど怖いものはないのでギャンブルは止めた。
小切手を持って銀行に行った。宝くじ売場をのぞいたらおっさんは不在でこないだの女が売場にいた。
頭をつるりとなでるとブロックサインで返事を返してきた。
迷わず銀行に入ると、応接室と書かれた部屋の中から怒鳴り声が聞こえてきた。
今日ももめているらしい。
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とまあ、ここまでなんですが。登場人物は、阪急電車の駅名にしようと思ってます。
河原氏は、四条河原町です。
ストーリーとしては、河原氏と猛烈に遣り合っている男が現れて論争に巻き込まれ
勢いで、その男の持っている会社の経営権を買い取ってしまう。
買い取り費用は、競馬で買った1億円。(だったかな)
以後、倉庫業と買い取った会社の経営で奮闘することになる。
まとまっていないのは、どんな会社を買い取ったか。
銀行の女は、その後どんな役回りをするのか。河原のたち位置がどう変わるのか。
買い取った会社の社員は、どんな人が居るのか。ドラマだと一癖もふた癖もある役者ぞろいなんですが。
物語のゴールは、買い取った会社の再建が完了して元の暇な倉庫業に戻るってところなんですが。
いつになることやら。
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Posted at
2010/04/20 22:17:18
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