ここ数年というか、かなり前からグループ(大人数?)で歌うのが流行っておりまして一匹狼的な一人で歌う歌手が絶滅危惧種になってきてるんじゃないかと思ったりしております。
イマドキの一人で歌う歌手といえば、演歌が多いんじゃないかな。
演歌を二人で合唱ってのはない・・はず。
古くは直立不動で唄ってた東海林太郎(しょうじたろう)さんを存じております。彼は、個人的感想を述べさせていただけるならば、小学校唱歌の様な感じで精一杯唄ってた。
そのほかには、北島三郎の唄を夜のバーで流しのお兄さんがギターで唄ったり酔客に唄ってもらう感じ。
それが、カラオケに押し流されたのかな。1970年代に入ると英語の歌も流行りだしてビートルズが日本にもやってきて当時の若者が歌を作って歌ったものが流行りだしてJPOPになったと思う。
それでも最大で5人位か。二人で歌うデュオってのも結構あったような。女性だとザ・ピーナッツか。必ずハーモニーを効かせてくるのが素晴らしかったかな。
そこから時代は下がってピンク・レディーってのもいましたっけ。
何れにせよ方向性の違いという形での解散がグループの寿命を決めてたかな。
新陳代謝やグループ組み換えによる不滅に近いカタチで存続するようになったのは、
モーニング娘からかも。
継続性のあるグループとして自前の劇場を持つようになったりビジネスとしての形式を整えたのはAKBシリーズ(先頭にアルファベット2文字+B)で多くのメンバーを抱えて、その中からスターを輩出していく。
ただ、グループ内でのスターであってスピンアウトしたのちにも輝き続けるのは至難の業のような気がする。
今となっては、一人で歌う歌手といえば演歌くらいしか思いつかない。言えるのは、嗜好性の多様化によって爆発的な人気が出ないこと。言い方を変えれば、個人には刺さってるけれど、刺さってる人数が少ない。
それに流行ってる印象もないのにヒットチャート(?)にいきなりトップに入ってくる楽曲の不思議さもある。昔は自然に流行ってたのに強力なCMやら番組で流すとか、ヤラセによる投票なんかではやってるように見せかけるってのもある。
そうなると本当のところが見えてこないなぁというのが正直なところ。
ま、流行らせる側に回ることはないと思いますけどね。
だけど一人で頑張る歌姫の登場は期待してる。それは、間違いのないところ。
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Posted at 2022/04/17 10:24:34 | |
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