2016年04月10日
クレーンの試験
こないだのこと。播州の親戚筋のお店にお邪魔したところ、隣で旋回式クレーンの試験などをしておりました。こんな感じでしょうか。
屋外でやっておりまして、珍しいものだから携帯で撮影しようとしたら試験官らしき人から「だめ!」というハンドサインをいただきました。
なんでなんでしょうかね。試験内容は公開されてしかるべきと思いますが・・・ちがうのかな。
それはおいておいて、クレーンの試験内容を文字で書くと
旋回半径内にクレーンが旋回する円形のルート
クレーンから見ての遠近の操作を矩形に行う。
旋回面に障害物を置いて荷物を障害物にあてないように移動させる
(自動車教習所のコースみたいな感じですが、ハードルみたいな感じなのもある高さの障害も含まれる。)
円形の旋回は、それほど難しくはないと思う。要は、荷物に振り子運動をさせないことじゃないかと。強風が吹いているときはどうするかというノウハウはあるはず。荷物の高さを維持したまま、クレーンから見ての遠近方向の移動が難しい。もう少し書くと荷物の前後移動は、アームというかブームの高さを変えることになる。遠方に移動させると荷物の位置が低くなるので釣り下げているワイヤーを巻き戻す。そして手前に移動させるには、アームを上にあげる。荷物の位置が高くなるので、ワイヤーを繰り出す。こんな感じで目と手を全部組み合わせてレバー操作などをしないといけない。
でも、これってコンピューターとカメラを組み合わせる手が使えるはず。全部手動だから難しいわけで、コンピュータとカメラ、ブーム、ワイヤーの巻き上げ装置を統合すると試験自体が簡単になる。
もちろん。ブームのてっぺんにカメラを取り付けておいて液晶モニターで上からの位置を表示させておけば、簡単になる。そうなると試験内容も変わってきて地面に四角を含む円形の図を描いておいて、それをたどるのがよさそう。ただ、すべてのクレーンがコンピュータ制御の全自動になってからの話。
ことは、簡単じゃないのはわかっている。
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うんちく | 日記
Posted at
2016/04/10 09:28:10
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