2016年09月22日
掟破り・・・
いわゆる革新的(?)カメラについて考えてみる。
が、しがらみから順番にリストアップしてみる。
・既存のカメラメーカーに対しての係累がある。(資本参加とか)
・レンズの設計・製造でしっかり利益が出ている(互換レンズメーカーね)
・センサーも自前がある(ICだけ作っているとか・・・)
・ソフトウェアは、もう一つ(これは積み上げの部分が大きいと思う。別の言い方をすればノウハウ)
・あるべきカメラの形にこだわりがある(クラシカルなのかそれ以外なのか)
という4つの縛りを取り払うとどうなるのか考えてみる。この縛りのままでいうと
すでにレンズ専業メーカーに該当してしまいそうな気がするので、これを全部ひっくり返してみる。
まずはレンズのインターフェース:
レンズの設計と製造ができないというデメリットをメリットに替えるには、どのメーカーのレンズでも使えるマウントを設計する。細かく書くと距離の信号と絞りの信号、レンズに内蔵されているモーターを駆動する信号と電力の供給、手振れ情報のやりとり・・・・くらいかな。絞りの信号は、絞りを制御するところまできての信号のやり取り。レバーを(正しく)弾いて絞りを絞るのは、どうするかが課題かもだけど・・・・。なんにせよ開口部の大きなマウントを作る。そこから他社製品のレンズが使えるマウントアダプターを作る。本体とのインターフェースは、マウントアダプターで解消する。基本は、ニコンとキヤノン用のレンズアダプターを付けておけば何とかなるんじゃないかと。
次にボディ:
まずはフランジバックというレンズとボディの間の距離をなるべく長くするためボディは、極薄タイプにする。極論すればフレームだけでも大丈夫。上にも書いたようにマウントはできるだけ大きくする。最終的にマウントアダプターで調整すれば問題ないから。センサーサイズは、できるだけ大きめにする。6X6くらいあればよろしかろうかと。
これで何ができるかというと、どんなメーカーのレンズでも取り付けられる。たとえ、フォーサーズでも大丈夫なようにする。結果、レンズメーカーを選ばない。
画像センサーは、像面位相差センサーを使う。これで、ファインダーにEVFを付けておけば軍艦部ができるので、見た目の印象をいろいろ変えられるかも。
そして、センサーは、取り換えられるのがよさそう。汚れて来たらセンサーマウントから外してメーカーに送るか専用の掃除機で清掃できないか。像面位相差センサーを使うことによってセンサーを交換した時のフォーカスの校正も自動化する。(レンズも)
さらにセンサーマウントには、フィルムも取り付けられるようにする。ブローニーが使えれば申し分ないけどチェキもあり得る。そうなるとデジタルセンサーで露出と構図をしっかり確認したうえでのチェキ撮影には夢があるかも。
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Posted at
2016/09/22 18:05:30
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