2023年11月07日
美術展
他人の描いた絵なので写真は撮ってきてないのですが、水彩画の発表会でしてほぼ、毎年見てます。
水彩画とはというあたりなんですが、方法論があって度胸も併せ持つ必要がある絵画じゃないかと思います。
子供の頃に水彩画が図工の課題になったこともあるのですが、そのときは方法論の説明会があったのかなぁ・・・小学校なら説明があっても覚えてないかも。
とりあず鉛筆で下書きをして、その上に水彩絵の具をおいていく感じ。問題は薄い色のものから濃いものを重ねていくのがよろしいかと。
まあ、当時であれば人の(先生!)の話なんて聞いてないと思います。
横道にそれましたが、そういう方法論をベースに目の前に展開された風景なり静物なり、頭の中の妄想を絵の上に展開して色付けして完成。
描いてしまうと簡単そうですが画用紙が乾くのを待ってから次の色を重ねるとかいうテクニックもあったようだし、仕上がるまで手を(気を)抜くことができない気がする。
そういった結果が会場に並んでるので他人事ではあるのですが「上手下手」などとはいえず静かに見てきました。
年に1度のことですから名前を覚えてないのが残念ではあるのですが、細かなところまで(テクニックを駆使して)書き込んである絵をみながら、ふと思い出した。
Nikonの大阪ショールームにはギャラリーが併設されておりまして、昨年だったか一昨年のこと、ギャラリーに入ってすぐのところに「作品をプレゼントします」なんてことが書いてありましてね。事情を聞いたら奥様から「かさばって困る!」などとお叱りを受けたんだそうな。ま、写真データさえ抑えておけば問題ないですから。
展覧会の方に話を戻して受付にいるおじさんに上記の話をしたあとで絵画の方はどうしてるか聞いてみた。
結果は、だいたい保管してるんだそうな。ちなみに画材の値段よりも額縁の値段のほうが高いのが痛いそうです。
熱烈なリクエストが有れば売ることもあるとかなんですが実際のコストは
作品の素材を得るための旅行とか(交通費・宿泊費)、
構想を得たあとの完成までの時間と手間など
が考えられますが・・・お値段は聞いてないです。
「そっちが目的だったんかいな」と言われるのが目に見えてますから。
さて、今年の傾向は風景をモチーフにするのが減ってきたのかな。静物もかなり減ってきてクロッキーで描いた人物に彩色したものとか、頭の中で組み立てたもの二次元風に展開したものが出てきてた。何度も通い詰めるとなんとなく傾向も見えてくるかも。
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Posted at
2023/11/07 22:24:10
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