この原油高の原因の一部は、穀物の高騰と同じく投機なんだそうですが…サブプライムローンの破綻と同じく最後にジョーカーを持っているのは誰なのかってところが気になります。
サブプライムローンは、米国の証券会社とか銀行がジョーカーを最後に持っていたわけで、そこで責任を取ることになってしまいましたっけ。まだ、その損失は解消されていませんが。(金融系のサラリーマンの首が飛んでいるそうな)
ちなみに、米国の年金の運用会社というのは膨大な基金を元に投資をしていて、この投資がさまざまな影響を及ぼしているのは否定できないのじゃないかな。個人的には、(頼むから破綻しないでね)って思います。
この年金基金が破綻すると米国のサラリーマンの年金が吹っ飛びますので…。しかもその尻馬に乗っている可能性がある日本の年金基金が吹っ飛ぶと笑い話になりません。
穀物の値段は、たぶんですが収穫が始まる今年の9月あたりから下がり始めるはず。そうなると市場には高値の穀物が出回るはずですが、それほど買いませんからね。嫌でも値段が下がり最後に「買う」と宣言した人が大損を食らいます。
原油のほうは、穀物の価格崩壊みたいな現象が引き金になる恐れもありますので年内に下がる可能性があります。下がらない場合は、来年かもね。
世界中を見渡すと、すべての国が一次産品(知っているだけで原油・穀物・鉄鉱石・石炭・レアメタル)高騰の影響を受けてます。ちょっと視点を変えると血が流れる物理的戦争ではなくて経済戦争かもしれません。
耐えられない国からギブアップするんですが経済や国民生活がずたずたになります。幸いなことに日本は身近なガソリン高にぶつぶつ言いながらも耐えられてますが…。日本が最後のジョーカーを握らずに早いこと終わって欲しいと願うばかりです
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Posted at
2008/05/25 22:22:48