☆通行人のブログ一覧

先日買って来たサラダパンをやっとのことで食べつくしました。
（今日が賞味期限だったりします。結構いけました）

それはさておき、宗田理といえば、「僕らの七日間戦争」ってのが有名ですね。「ぼくらの・・・」シリーズは沢山あって古本屋さんでもずらりと並んでます。

久しぶりに古本屋さんに出かけて、その中で「殺人コンテスト」を手にとって3ページ目
「かおりは、手紙をにぎりしめたまま天井を見つめた。ハエが一匹とまっていいるのが目についた。」で噴出してしまった。

2ページ目は、「はる」ばあちゃんが余命半年の宣告を受けて深刻な手紙を読んでいるのに
キモチをそっちに引きずり込んでおいてハエを出してそらせるなんてね。

その1行で買うことに。結局ですね、2週間程度で読み終わりました。純粋に読んでたのは、4時間くらいかな。300ページ以上ありますが改行が多いので大丈夫（何が

とりあえず、お勧めです。

過去のブログを調べてみると「お勧めの本」のカテゴリで3月14日に紹介してます。
たぶん、100ページくらい読んでからの紹介なんですが、あれから8ヶ月。やっと読みきりました。

その間、アッチの本、コッチの本と浮気をしつつ戻りつしてたわけでして通勤用のショルダーの中の定位置みたいな感じでした。

物語は、「春は曙」で始まる草子の作者として平安時代に知られた清少納言の生涯で最初に書いた則光との関係や貞子中宮とのことなどなど。

ちょっと歴史を振り返ってみると女流文学の花盛りが平安時代であって、その後、戦乱を経て江戸の300年の安泰な世の中になっても女流文学は出てこなかった。（いたのかな？）
そして明治になってやっと樋口一葉とか、与謝野晶子とか…いろんな女流文学者がでてきてる。自由に生きた時代こそ、女性の手に成るものが出てくるのかもしれない。そして、今もいろいろな作者がいますよね。

ふとしたことで積みあがっていた百人一首の本を買ってしまいました。
百人一首なんて子供のころには全然縁がなかったし親もその趣味がなくて…（生活するのに精一杯だったっけ）。
長じてもそのような縁もないし…今頃になって、田辺聖子（お聖さん）の清少納言なんかを読んでいるものだから、興味の端くれができたわけ。

それよりも何よりも、副題の「まんが」というところにもちょっと惹かれました。4ページ構成で1ページ目が歌詠み手の説明。2ページ目から4ページ目が解釈を元にしたまんがになってます。

これが100篇ありますので漫画家というかイラストレータさんは難行苦行だったんじゃないかな。
どの解釈も素晴らしくて読ませてくれます。

ちなみに、「まんが百人一首」で検索すると、学研とかポプラ社なんかからも出ているようです。

もうひとつのアウトランダーについては、ずいぶん前に書いたはずなんですが検索しても見つかりません。
最初のほうだったかなぁと思いつつ、似たような内容でもういちど。

某所で原書を読んでいるというスレッドがあって、そこに書き込んでいたら「持っている」と勘違いされてしまいまして…（書くほうが悪いか）
原書を買い求めに出かけてきました。紀伊国屋は検索すると引っかかるのですが、品切れだそうな。
値段は、＄３０ですから、輸入特価で最大で5千円くらいを覚悟してたのですが…見つかりません。

で、ヒルトンのほうに出かけて洋書コーナーを見て回るとペーパーバックで4冊ほどありました。そのうちの最初の1冊（OUTLANDER）を買ってきまして（読もうかな）と思ってます。

今日は、DS持って出勤するのを忘れて軽いカバンで勤務先を往復して帰りに寄った本屋にあった。パラパラと飛ばしていくと
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
そう言った。
「咬みません。躾のできたよい子です」
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13ページ目に書いてあるせりふがあった。このせりふ、本の腰巻にも書いてあって目を惹く。
樹（イツキ）とさやかの恋は、こんなせりふで始まり、料理が苦手なさやかを中心に野草を採取したり調理するシーンで紡がれている。植物図鑑は、へくそかずら、セイヨウカラシナ、ワラビ、クレソンなどと進んでいく。（今は、クレソンのあたりを読み進み中）
そして、この恋が破れるのは、最初の5ページあたりに暗示してあるのに読み手を引かせるどころか、どんどんのめりこんでいく。
古本屋で見かけたらお勧めです。もちろん、図書館にあれば必ずお読みください。そして、本屋で立ち読みして（一緒に帰ろう）という声が聞こえたら1500円払って買ってください。

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追記です。ハッピーエンドでした。！