
むかし・あけぼの(田辺聖子著)を読み始めて170ページまで来ましたが、面白い記述がありまして、ここにしたためておきます。
というのも25ページ目。清少納言が小白川の小一条の大将のお邸で法華八講が行われたくだりで
「車のおき場所がない」と書かれています。
こないだ読んでいた「あさきゆめみし」にも車のおき場所がないシーンがあって、平安時代にも駐車場難があったかなと。車といっても当時は、牛車でして牛に引かせてます。もちろん、乗っている人が牛をコントロールするわけがなくて、牛の口取りをする人やらなんやらで人間一人が移動するのに最低でも一人の人間がついていく感じ。
そのあたりを推測していくと写真の京都御所周辺などは、平安時代の牛車をとめるスペースを考えてあれだけ広いのかな。なんとなく納得ですね。
さて、物語のほうは、清少納言と則光の物語で「カモカのおっちゃん」と「おせいどん」のやりとりを髣髴とさせて、結構楽しめます。読みかけなので残り800ページくらいかな。
Posted at 2009/03/14 09:57:20 | |
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